カテゴリ:ヤブコウジ科( 8 )

宝船(タカラブネ)

d0059226_8173018.jpg

万両(マンリョウ)はヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、山地の林の中に生える。
また、観賞用として植栽される。
お正月の縁起物として、盆栽や切り花によく使われる。
古典園芸植物の1つで、江戸時代にはいろいろな品種群が栽培された。
宝船(タカラブネ)もその1つで、大実の赤実品種である。
樹高は30センチから100センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
白い小さな花が散状につく。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、秋に赤く熟し、翌春まで木についている。
属名の Ardisia はギリシャ語の「ardis(鎗先)」からきている。雄しべ葯の形が似ていることから名づけられた。
種小名の crenata は「円鋸歯状の」という意味である。
写真は5月に函館市熱帯植物園で撮った。
学名:Ardisia crenata 'Takarabune'


★江戸の世の風雅伝えて宝船
 これは見事と驚きの声

d0059226_8174736.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2014-01-23 08:23 | ヤブコウジ科

角薮柑子(ツノヤブコウジ)

d0059226_554484.jpg

角薮柑子(ツノヤブコウジ)はヤブコウジ科ツノヤブコウジ属の常緑低木である。
東南アジア、南アジア、オーストラリアに分布するマングローブ植物である。
マングローブ林の縁や水路に面して生える。
日本には分布していない。
樹高は2~3メートルである。
葉は倒卵形で、輪生状に互い違いに生える(互生)。
開花時期は不定期で、白い花を総状につける。
実(偽胎生種子)は彎曲した角状で、中に胎生種子ができる。
「胎性種子」というのは、枝についた実から太い根が伸び、根の先に新芽ができた状態で実から抜け落ちるもののことで、海流に乗って散布される。
「偽胎生種子」というのは、実の中に胎生種子ができているもののことである。
実は熟すと赤くなる。
花の写真は8月につくば植物園で撮った。
実の写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Aegiceras corniculatum


★熱帯のマングローブの森にある
 神秘の樹木角薮柑子

d0059226_5553017.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by ryudesuyo | 2010-01-07 05:56 | ヤブコウジ科

セイロン万両(セイロンマンリョウ)

d0059226_65185.jpg

セイロン万両(セイロンマンリョウ)はヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑低木である。
原産地はスリランカである。
現在では、台湾、東南アジア、太平洋諸島、オーストラリアなどに分布する。
沖縄でも、民家や公園に植えられている。
別名を紅頭橘(コウトウタチバナ)という。
「紅頭」は台湾にある旧地名である。
樹高は3~4メートルである。
葉は少し厚めで楕円形である。
開花時期は夏である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出して小さな青白い花をつけるが、あまり目立たない。
花の後にできる球形の実は赤から赤紫へと変化し、熟すと黒くなる。
実は食べられて、特に小鳥には好まれる。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Ardisia elliptica


★万両を思わすような形して
 だけど大形南国の木は

d0059226_652594.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by ryudesuyo | 2010-01-06 06:06 | ヤブコウジ科

藪柑子(ヤブコウジ)

d0059226_439299.jpg

藪柑子(ヤブコウジ)はヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木である。
北海道の南部から沖縄にかけて分布し、山地の林の中に生える。
また、庭木や盆栽とされる。
海外では、台湾や朝鮮半島、中国にも分布する。
縁起物としてお正月の寄せ植えなどにも使われることから十両(ジュウリョウ)とも言われる。
古名を山橘(ヤマタチバナ)という。
江戸時代に盛んに改良が行われ、変わり葉などの園芸品種がたくさんある。
樹高は10~20センチくらいである。
地下茎を伸ばして増える。
枝には棘がある。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える。
葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7~8月である。
葉の脇から散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、花径5~8ミリくらいの小さな白い花をいくつか下向きにつける。
合弁花で、花冠は5つに裂ける。
実は直径5~10ミリくらいの球形で、10月ころに赤く熟する。
俳句の季語は冬である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Ardisia japonica


★首傾げやっと見つけた藪柑子
 また来てみれば鳥に運ばれ

d0059226_4401380.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by ryudesuyo | 2010-01-05 04:41 | ヤブコウジ科

白実の唐橘(シロミノカラタチバナ)

d0059226_1041074.jpg

唐橘(カラタチバナ)はヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木である。
本州の茨城県から沖縄にかけて分布し、林の中に生える。
海外では、台湾や中国にも分布する。
別名を百両(ヒャクリョウ)ともいい、おめでたい木とされる。
白実の唐橘(シロミノカラタチバナ)はその品種の1つである。
特徴は、実の色が白いことである。
樹高は30~50センチくらいである。
幹は直立するが、万両(マンリョウ)のように上部で枝分かれをしない。
葉は細くて大きな披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉には短い柄があり、縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月である。
葉の脇に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、淡い黄を帯びた白い花をまばらにつける。
花弁は5枚で下向きに咲き、花弁の先が反り返る。
萼片は5枚、雄しべ5本、雌しべ1本である。
この花が橘(タチバナ)に似ているというのが名の由来である。
花の後にできる実は球形で、9~10月ころに白く熟し、翌年まで落ちない。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Ardisia crispa form. leucocarpa


★白い実もどこ渋いね黄味帯びて
 唐橘は古典植物


花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by ryudesuyo | 2010-01-04 10:05 | ヤブコウジ科

唐橘(カラタチバナ)

d0059226_8564712.jpg

唐橘(カラタチバナ)はヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木である。
本州の茨城県から沖縄にかけて分布し、林の中に生える。
海外では、台湾や中国にも分布する。
別名を百両(ヒャクリョウ)ともいい、おめでたい木とされる。
古典園芸植物の1つで江戸時代に改良が進み、100種もの品種が生み出されたという。
寛政年間には価格が高騰して売買禁止令も出されている。
樹高は30~50センチくらいである。
幹は直立するが、万両(マンリョウ)のように上部で枝分かれをしない。
葉は細くて大きな披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉には短い柄があり、縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月である。
葉の脇に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、淡い黄を帯びた白い花をまばらにつける。
花弁は5枚で下向きに咲き、花弁の先が反り返る。
萼片は5枚、雄しべ5本、雌しべ1本である。
この花が橘(タチバナ)に似ているというのが名の由来である。
花の後にできる実は球形で、9~10月ころに赤く熟し、翌年まで落ちない。
実が白いものや葉に班の入った園芸品種もある。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
花の写真は7月に向島百花園で撮った。
学名:Ardisia crispa


★赤い実もどこか渋いね葉の陰で
 唐橘は古典植物
d0059226_8574146.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by ryudesuyo | 2010-01-03 08:59 | ヤブコウジ科

白実の万両(シロミノマンリョウ)

d0059226_9525442.jpg

万両(マンリョウ)はヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木である。
関東地方以南の本州から沖縄にかけて分布し、山地の林の中に生える。
また、観賞用として植栽される。
海外では、朝鮮、中国、台湾、インドシナ、インド、マレーなどにも分布する。
お正月の縁起物として、盆栽や切り花によく使われる。
白実の万両(シロミノマンリョウ)はその品種の1つである。
特徴は、実が熟すと白くなることである。
樹高は30~100センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~7月である。
枝先に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、白い小花をたくさんつける。
花径は8ミリくらいで、花冠は5つに裂けて横に開き、裂片の先は反り返る。
雄しべは5本あり、黄色い三角形になる。
結実時期は11~3月くらいである。
晩秋に球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)が白く熟し、翌春まで木についている。
写真は12月に向島百花園で撮った。
学名:Ardisia crenata form. leucocarpa


★万両に白く熟す実もあるは
 面白かれど寒くもありて

d0059226_9531648.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by ryudesuyo | 2010-01-02 09:54 | ヤブコウジ科

万両(マンリョウ)

d0059226_954226.jpg

万両(マンリョウ)はヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木である。
関東地方以南の本州から沖縄にかけて分布し、山地の林の中に生える。
また、観賞用として植栽される。
海外では、朝鮮、中国、台湾、インドシナ、インド、マレーなどにも分布する。
お正月の縁起物として、盆栽や切り花によく使われる。
樹高は30~100センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~7月である。
白い小さな花が散状につく。
熟果期は11~3月である。
晩秋に液果(果皮が肉質で液汁が多い実)が赤く熟し、翌春まで木についている。
果実の色は普通は赤いが、栽培品種には白や黄色のものもある。
よく似た千両(センリョウ)は実を枝先に上向きにつける。
俳句の季語は冬である。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Ardisia crenata


★万両は骨の髄まで朱に染めて
 誰を待つやら冬陽を浴びて

d0059226_9544261.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by ryudesuyo | 2010-01-01 09:55 | ヤブコウジ科