カテゴリ:ユリ科( 104 )

鹿の子百合(カノコユリ)

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鹿の子百合(カノコユリ)はユリ科ユリ属(リリウム属)の多年草である。
リリウム属は北半球の温帯を中心に100種くらいが分布する。
また、膨大な数の園芸品種が作出されている。
日本では古くから「ゆり」の呼称が用いられており、属名の和名はユリ属という。
「ゆり」の由来には諸説があり、中国名からきた「百合」の字が後から充てられたようである。
本種は四国から九州にかけて分布し、海岸の崖や山中の岩場に生える。
また、栽培もされており、庭植えや鉢植え、切り花とされる。
海外では、台湾の北部と中国の江西省にも分布している。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
自生地は限られており、四国では愛媛、徳島県の山間部、九州では薩摩半島から熊本、長崎、福岡の海岸線や薩摩川内市の甑島、佐世保市の南九十九島などに生える。
薩摩川内市、佐世保市、魚津市などが「市の花」に指定している。
草丈は100センチから150センチくらいである。
葉は線形で長さが10センチから18センチくらいあり、革質で艶がある。
開花時期は7月から8月である。
茎先で枝分かれをして、数個から十数個の花をやや下向きにつける。
花径は8センチから10センチくらいあり、花びら(花被片)は反り返っている。
花の色は白ないし淡い紅色で、内側に赤い斑点がある。
雄しべは6本、雌しべは1本である。
和名の由来は、花の斑点を鹿子絞りに見立てたものである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
シーボルトがヨーロッパに紹介し、オランダで品種改良が行われて、カサブランカなどが生まれた。
鱗茎には食用になる。
また、生薬では百合(ひゃくごう)といい、滋養強壮、利尿、咳止め、解熱、消炎などの薬効がある。
土用百合(ドヨウユリ)、七夕百合(タナバタユリ)などの別名がある。
開花時期にちなんで名づけられたものであろう。
花言葉は「荘厳」「慈悲深さ」である。
俳句の季語は夏である。
8月2日の誕生花である。
属名の Lilium はギリシャ語の「leirion(白)」からきている。マドンナリリーの白い花を念頭に名づけられたものである。
種小名の speciosum は「華やかな」という意味である。
なお、環境省のレッドリストでは2012年版から学名をLilium speciosum var. speciosumに変更したが、YListではこの学名を島鹿の子百合(シマカノコユリ)のものとしており、相違がある。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Lilium speciosum(RDB:Lilium speciosum var. speciosum)


★俯けど色に出にけり鹿の子百合
 紅い斑点艶かしくて
☆鮮やかな紅い斑点鹿の子百合
 何を祈りて咲くその姿

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by ryudesuyo | 2016-08-04 10:12 | ユリ科 | Trackback | Comments(0)

山百合(ヤマユリ)

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山百合(ヤマユリ)はユリ科ユリ属(リリウム属)の多年草である。
リリウム属は北半球の温帯を中心に100種くらいが分布する。
また、膨大な数の園芸品種が作出されている。
日本では古くから「ゆり」の呼称が用いられており、属名の和名はユリ属という。
「ゆり」の由来には諸説があり、中国名からきた「百合」の字が後から充てられたようである。
本種は日本固有種である。
本州の東北地方から本州の近畿地方にかけて分布し、山地の林の縁や草地に生える。
また、庭植えにされる。
「山百合」の名称が充てられるようになったのは明治時代以降のことで、それ以前はそれぞれの地域名などで呼ばれていた。
草丈は100センチから150センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から8月である。
茎先に香りのよい漏斗状の花をつける。
花径は20センチくらいあり、大形である。
花被片は6枚である。
花の色は白く、花被片の先端が反り返るように横向きに咲く。
花被片の真ん中には黄色の筋が入り、赤褐色の斑点がある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
鱗茎を乾燥させたものを生薬で百合(ひゃくごう)といい、鎮咳、解熱、利尿などの薬効がある。
また、鱗茎は食用にもなる。
神奈川県では「県の花」に指定されている。
花言葉は「荘厳」である。
俳句の季語は夏である。
7月14日の誕生花である。
属名の Lilium はギリシャ語の「leirion(白)」からきている。マドンナリリーの白い花を念頭に名づけられたものである。
種小名の auratum は「黄金色の」という意味である。
写真は7月に芦ノ湖野草園で撮った。
学名:Lilium auratum


★山百合のここにいますと咲く姿
 息飲むように佇み眺め
☆どこからか香り誘う山百合に
 姿なくとも想いを馳せて

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by ryudesuyo | 2016-07-14 14:39 | ユリ科 | Trackback | Comments(0)

花火韮(ハナビニラ)

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花火韮(ハナビニラ)はユリ科ネギ属(アリウム属)の多年草である。
分類体系によっては(APG第3版)ヒガンバナ科とされる。
APG体系でも初期にはネギ科とされていたが、ネギ科は第3版でヒガンバナ科の亜科に移行した。
アリウム属は北半球を中心に800種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
代表種は葱(ネギ)で、属名の和名はネギ属とされる。
本種は中国(黒龍江省、吉林省、遼寧省、河北省)、モンゴル、シベリアに分布し、標高100メートルから2000メートルの湿った草地や山の斜面、沿岸砂丘などに生える。
中国名は長梗韭という。
ハナビニラ属(Caloscordum)に分類されたこともあるが、現在はネギ属に統合されている。
草丈は20センチから50センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は7月から9月である。
茎先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、小さな淡い紅紫色の花をたくさんつける。
花被片の長さは7ミリから10ミリくらいで、花被片は6枚である。
雄しべは6本である。
韮(ニラ)のような臭いはしない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Allium はニンニクの古いラテン名で、「alere ないし halium(どちらも「臭う」)」からきている。
種小名の neriniflorum は「ネリネ属(Nerine)のような花の」という意味である。
写真は7月に京都府立植物園で撮った。
日本ではまだほとんど紹介されていない。
学名:Allium neriniflorum(異名:Caloscordum neriniflorum)


★せっかくの名前もらった花火韮
 夏の夜空に負けず花咲け

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by ryudesuyo | 2016-07-06 09:45 | ユリ科 | Trackback | Comments(0)

パープルレディ

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チューリップはユリ科チューリップ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方から中央アジアにかけた一帯である。
17世紀のオランダで熱狂的なブームを巻き起こした。
今日では園芸品種の数は4000種を超えるという。
パープルレディもその中の1つである。(チューリップ図鑑参照)
中生咲き(4月中旬から5月上旬)のトライアンフ系 (T:Triumph) に含まれる。
トライアンフ系というのは、一重早咲き系(SE:Single Early)と一重遅咲き系(SL:Single Late)の交配種である。
草丈は長茎(55センチから60センチ)である。
根際から生える葉は帯状である。
花の色は暗い紫色である。
属名の Tulipa はペルシャ語の「tulipan(ターバン)」からきている。花の形が似ているということで名づけられた。
写真は4月に国営昭和記念公園で撮った。
学名:Tulipa 'Purple Lady'


★気品あるご婦人思わす色合いに
 これは凄いとため息の出て

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by ryudesuyo | 2016-05-01 15:07 | ユリ科 | Trackback | Comments(0)

枝打ち稚児百合(エダウチチゴユリ)

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枝打ち稚児百合(エダウチチゴユリ)はユリ科チゴユリ属(ディスポルム属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)イヌサフラン科とされる。
ディスポルム属はアジアに20種くらいが分布する。
日本にも稚児百合(チゴユリ)などが分布し、属名の和名をチゴユリ属という。
本種は、分類上は稚児百合(チゴユリ)の変種とされている。
特徴は茎先で枝分かれをしてそれぞれの先に花をつけることである。
ただし、現在では両者を区別しない考えが支配的で、YListでも区別していない。
中間型が多く、明確に区別できないからである。
基本種は北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地や丘陵地の林の中に生える。
海外では、中国、朝鮮半島、サハリンなどにも分布する。
草丈は20センチから40センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4月から5月である。
茎先に白い小さな花を下向きにつける。
花の色は緑色がかったものもある。
花被片は6枚である。
花被片の長さは10ミリから15ミリくらいである。
雄しべは6本、雌しべは1本である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黒くなる。
属名の Disporum はギリシャ語の「dis(二重の)+spora(種子)」からきている。子房の各室に2つの胚珠があることから名づけられた。
種小名の smilacinum は「シオデ属(Smilax)の」という意味である。
変種名の ramosum は「枝分かれした」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Disporum smilacinum var. ramosum


★微細なる差異を求めて数々の
 議論重ねし試みの跡

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by ryudesuyo | 2016-04-27 16:37 | ユリ科 | Trackback | Comments(0)

花菅(ハナスゲ)

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花菅(ハナスゲ)はユリ科ハナスゲ属(アネマルヘナ属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)キジカクシ科とされる。
アネマルヘナ属は1属1種である。
本種に花菅(ハナスゲ)の和名があり、属名の和名もハナスゲ属という。
原産地は、朝鮮半島、中国の東北部や華北地方、モンゴルなどである。
日本へは江戸時代の中期(享保年間)に薬用として渡来した。
生薬名を知母(ちも)といい、消炎、解熱、鎮静、利尿などの薬効がある。
草丈は50センチから100センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
葉の表面は淡い緑白色で艶がない。
裏面は緑色で艶がある。
開花時期は5月から6月である。
茎先に緑色ないし淡い紫色をした筒状の花をたくさんつける。
花は一日花で夜間に開花する。
花の後にできる実は長い卵形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、中に翼のある黒い種子がある。
和名の由来は、葉が「菅」に似ていて花がそれより美しいというところからきている。
属名の Anemarrhena はギリシャ語の「anemos(風)+arrhen(男性、強い)」からきている。風に強いという意味かと推測される。
種小名の asphodeloides は「ツルボラン属(Asphodelus)に似た」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Anemarrhena asphodeloides


★花菅は菅の仲間と違うのか
 名づけ方にはいろいろあるね

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by ryudesuyo | 2015-05-26 10:22 | ユリ科 | Trackback | Comments(0)

アポイ石菖(アポイゼキショウ)

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アポイ石菖(アポイゼキショウ)はユリ科チシマゼキショウ属(トフィルディア属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)チシマゼキショウ科とされる。
トフィルディア属は北半球に20種くらいが分布する。
日本にも千島石菖(チシマゼキショウ)などが分布し、属名の和名をチシマゼキショウ属という。
本種は北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地や亜高山の石灰岩地や蛇紋岩地などに生える。
和名の由来は北海道のアポイ岳に生えることからきている。
「石菖」の名は、岩場に生えて葉の形が菖蒲(ショウブ)に似ていることからきている。
別名を矮鶏石菖(チャボゼキショウ)という。
「矮鶏」は植物では小さなものにつけられる名である。
草丈は10センチ前後である。
根際から生える葉は長さ5センチくらいの剣形で、先が尖る。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はないが、ざらつく。
茎にも1枚ないし2枚の小さな葉がつく。
開花時期は6月くらい月である。
茎先に短い総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をつける。
花被片は6枚である。
雄しべは6本で、葯(雄しべの花粉を入れる袋)は紫色を帯びる。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
和名は、サトイモ科の石菖(セキショウ)に似て小さいというところからきている。
属名の Tofieldia はイギリス人の植物学者「トフィールド(Thomas Tofield, 1730-1779)さん」の名からきている。
種小名の coccinea は「赤い」という意味である。
変種名の kondoi は植物学者で本種を採集した「近藤金吾(こんどう・きんご)さんの」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Tofieldia coccinea var. kondoi


★いかにもの姿形は高山に
 咲く花なりと伝えるごとく

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by ryudesuyo | 2015-05-15 13:53 | ユリ科 | Trackback | Comments(0)

千島石菖(チシマゼキショウ)

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千島石菖(チシマゼキショウ)はユリ科チシマゼキショウ属(トフィルディア属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)チシマゼキショウ科とされる。
トフィルディア属は北半球に20種くらいが分布する。
日本にも本種などが分布し、属名の和名をチシマゼキショウ属という。
本種は北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地や高山の岩場に生える。
海外では、中国北部、カムチャツカ、サハリン、クリル列島、アリューシャン列島、アラスカ、カナダなどにも分布する。
草丈は5センチから15センチくらいである。
黒実石菖(クロミゼキショウ)や利尻石菖(リシリゼキショウ)の別名がある。
根際から生える葉は長さ5センチくらいの剣形で、先は鋭く尖る。
葉の縁には細かい突起があり、ざらつく。
茎にも1枚ないし2枚の小さな葉がつく。
開花時期は7月から8月である。
茎先に短い総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白ないし淡い紫色の小さな花をつける。
花被片は6枚で、長さ2ミリくらいの長い楕円形である。
雄しべは6本で、葯(雄しべの花粉を入れる袋)は黄褐色ないし赤褐色をしている。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
なお「石菖」の名の由来は、岩場に生えて葉の形が菖蒲(ショウブ)に似ていることからきている。
属名の Tofieldia はイギリス人の植物学者「トフィールド(Thomas Tofield, 1730-1779)さん」の名からきている。
種小名と変種名の coccinea は「赤い」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
低地では春に花を咲かせる。
学名:Tofieldia coccinea var. coccinea


★いかにもの花の姿に笑み漏れる
 岩の隙間がとても似合うよ

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by ryudesuyo | 2015-05-13 10:01 | ユリ科 | Trackback | Comments(0)

プロスペロ・アウツムナレ

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プロスペロ・アウツムナレはユリ科プロスペロ属の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科とされる。
馴染みのある異名にスキラ・アウツムナリス(シラー・オータムナリス)がある。
しかし、スキラ属は再編成されているので、次第に使われなくなるだろう。
本種の原産地は地中海沿岸地方などである。
ポルトガル、イギリス、モロッコ、トルコ、イラク、コーカサスなどに分布する。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根際から生える葉は糸状の線形である。
開花時期には葉はなく、開花後に葉が出る。
開花時期は9月から10月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径6ミリから10ミリくらいの花を密につける。
花の色は淡い紅紫色や白色である。
花被片は6枚、雄しべも6本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Prospero はラテン語の「prosperus(運のよい)」からきている。
種小名の autumnale は「秋咲きの」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Prospero autumnale(syn. Scilla autumnalis) 


★日本ではまだ認知度は低いけど
 花の姿はとても可愛い

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by ryudesuyo | 2014-10-23 10:35 | ユリ科 | Trackback | Comments(0)

雉隠し(キジカクシ)

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雉隠し(キジカクシ)はユリ科クサスギカズラ属(アスパラガス属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科(キジカクシ科)とされる。
アスパラガス属は世界に300種くらい分布する。
原語に近い読み方をすればアスパラグス属となるが、アスパラガスが一般化しているのであまり使われない。
日本にも草杉蔓(クサスギカズラ)などが分布するので、属名の和名はクサスギカズラ属という。
なお、学者によってはキジカクシ属とするものもある。
本種は北海道から九州にかけて分布し、山地の林の縁などに生える。
海外では、シベリア、ウスリー、サハリン、朝鮮半島、中国東北部などにも分布する。
草丈は50~100センチくらいである。
茎は円柱状で稜線があり、上部で枝分かれをする。
葉は退化しており、糸のような葉状枝といわれるものになっている。
葉状枝は緑色で、羽状複葉のように見える。
開花時期は5~6月である。
雌雄異株である。
葉の脇に緑白色をした小さな花を3つか4つつける。
花径は2~3ミリで、花被片が6枚からなる。
雄花には雄しべが6本ある。
雌花の雄しべは退化しており、雌しべが1本ある。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、熟すと赤くなる。
アスパラガスの仲間で、若芽は食用とされる。
属名の Asparagus はギリシャ語の「a(強勢語)+sparasso(引き裂く)」からきている。はなはだしく裂けるという意味で、葉の状態を表している。
種小名の schoberioides は「アカザ科(Schoberia)に似た」という意味である。
写真は5月に高尾山野草園で撮った。
学名:Asparagus schoberioides


★アスパラを思わすような雉隠し
 緑の幕を張ったみたいに

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by ryudesuyo | 2014-05-16 15:53 | ユリ科 | Trackback | Comments(0)