カテゴリ:ヒユ科( 8 )

すぎもり鶏頭(スギモリゲイトウ)

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すぎもり鶏頭(スギモリゲイトウ)はヒユ科ヒユ属(アマランツス属)の一年草である。
アマランツス属は世界に88種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
同属の中に葉を食用とするひゆ(ヒユ)が含まれ、属名の和名をヒユ属という。
本種の原産地は熱帯アメリカで、高地に生える。
現在では世界各地に広がり、観賞用に栽培されている。
また、中国や東南アジアでは種子や若葉を食用とする。
英名はレッドアマランス(red amaranth)という。
中国名は繁穗*(fansuixian)である。(*印=クサカンムリ+見)
日本への渡来時期についてははっきりした資料がない。
日本では観賞用として稀に庭植えで栽培され、逸出したものが野生化している。
「すぎもり」の名の由来は不明である。
鶏頭(ケイトウ)の名は花序を鶏冠(とさか)に見立てたものである。
草丈は1メートルから2メートルである。
葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は7月から9月くらいである。
茎先や葉の脇から穂状の花序を出し、暗い紅色の花をつける。
花穂はよく枝分かれをする。
花の後にできる実は胞果(薄皮のような果皮の中に種子が1個入っているもの)である。
属名の Amaranthus はギリシャ語の「amaramthos(しぼまない)」からきている。
種小名の cruentus は「深紅の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Amaranthus cruentus


★野菜ならそんなものかと思うけど
 大きすぎるね狭い日本じゃ

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by ryudesuyo | 2016-09-06 18:12 | ヒユ科

葉鶏頭(ハゲイトウ)

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葉鶏頭(ハゲイトウ)はヒユ科ヒユ属の一年草である。
原産地は熱帯アジアである。
漢名を「雁来紅」という。
これは雁の訪れる時期に色づくことからきた名である。
属名からアマランサスとも呼ばれる。
日本へは明治時代の後期に渡来した。
草丈は80~150センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
花は葉の脇につくが目立たない。
夏の終わりから秋にかけて黄色や紅色に色づく葉を楽しむ。
原産地では作物としても利用する。
属名の Amaranthus はギリシャ語の「amaramthos(しぼまない)」からきている。
種小名の tricolor は「3色の」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
品種名は、イエロースプレンダーとトリカラーパーフェクタである。
学名:Amaranthus tricolor


★とりどりの色が眩しい葉鶏頭
 短い陽射し待ちかね開き
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by ryudesuyo | 2012-09-19 16:40 | ヒユ科

八丈猪の子槌(ハチジョウイノコズチ)

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八丈猪の子槌(ハチジョウイノコズチ)はヒユ科イノコズチ属の多年草である。
本州の南部から沖縄にかけて分布し、海岸の林の縁や道端に生える。
分類上は、日陰猪の子槌(ヒカゲイノコズチ)の変種とされている。
ただし、両者を区別しないとする見解もある。
草丈は50センチから90センチくらいである。
茎の断面は四角形で、疎らに枝分かれをする。
茎に毛は生えていない。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には艶がある。
開花時期は8月から9月である。
茎先に細い花穂を出し、緑色の小さな花を疎らにつける。
花は両性花である。
花の後にできる実は胞果(薄い果皮の中に種子が1つ入っている)で、花序の軸に下向きにつく。
属名の Achyranthes はギリシャ語の「achyron(籾殻)+anthos(花)」からきている。淡い緑色で硬い籾殻のような花の様子を表したものである。
種小名の bidentata は「二歯の」という意味である。
変種名の hachijoensis は「八丈島の」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Achyranthes bidentata var. hachijoensis


★海岸の近くに育つ猪の子槌
 違いはどこか調べてみよう
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by ryudesuyo | 2011-09-28 09:55 | ヒユ科

丸葉猪子槌(マルバイノコズチ)

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丸葉猪子槌(マルバイノコズチ)はヒユ科イノコズチ属の多年草である。
本州から九州にかけて分布し、日当たりのよい道端や原野に生える。
分類上は、日向猪の子槌(ヒナタイノコズチ)の品種の1つとされている。
特徴は葉が丸いことである。
草丈は50~100センチくらいである。
葉は幅の広い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は8~9月である。
茎先に細長い穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、黄緑色の花を疎らにつける。
花の後にできる実は胞果(薄皮のような果皮の中に種子が1個入っているもの)である。
実には針状の突起があり、衣服や動物の毛について運ばれる。
属名の Achyranthes はギリシャ語の「achyron(籾殻)+anthos(花)」からきている。淡い緑色で硬い籾殻のような花の様子を表したものである。
種小名の fauriei は明治時代の宣教師「フォーリーさんの」という意味である。日本の植物を採集した。
品種名の rotundifolia は「円形葉の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Achyranthes fauriei f. rotundifolia


★葉の形どうして丸くなったかな
 草の不思議に思いめぐらし
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by ryudesuyo | 2011-09-27 09:50 | ヒユ科

日向猪の子槌(ヒナタイノコズチ)

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日向猪の子槌(ヒナタイノコズチ)はヒユ科イノコズチ属の多年草である。
北海道の南西部から九州にかけて分布し、日当たりのよい道端や原野に生える。
海外では、中国にも分布する。
日陰猪の子槌(ヒカゲイノコズチ)と似ているが、それよりも全体に毛が多いことや、花序が太くて短く花が密につくことなどで区別する。
草丈は30~90センチくらいである。
茎の断面は四角形で太くて節があり、毛がたくさん生えている。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
先は短く尖り、縁にはほとんどぎざぎざはない(全縁)。
両面に毛が生え、特に裏面に多い。
開花時期は8~9月である。
茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、緑色の目立たない花をつける。
花径は5~6ミリで、花びら(花弁)は5枚、雄しべは5本、雌しべは1本である。
花の後にできる実は胞果(薄皮のような果皮の中に種子が1個入っているもの)である。
実には小包葉という棘があり、動物にくっついて種が運ばれる。
和名の由来は、節の太い茎を「猪の子槌」(イノシシの膝頭)に見立てたものである。
根を生薬の牛膝(ごしつ)といい、利尿、通経、強壮薬とされる。
属名の Achyranthes は「achyron(籾殻)+anthos(花)」に由来する。花の様子が籾殻のようであることを意味する。
種小名の bidentata は「二歯の」という意味である。衣服などにくっつくための2本の棘状の小苞を指す。
種小名の tomentosa は「密に細かな綿毛のある」という意味である。
写真は8月に小石川植物園で撮った。
学名:Achyranthes bidentata var. tomentosa


★猪の子槌とってもとってもまだとれぬ
 遊び疲れた秋の夕暮れ
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by ryudesuyo | 2011-09-26 10:20 | ヒユ科

紐鶏頭(ヒモゲイトウ)

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紐鶏頭(ヒモゲイトウ)はヒユ科ヒユ属の一年草である。
原産地はアンデス地方である。
葉鶏頭(ハゲイトウ)に近い仲間だが、紐鶏頭(ヒモゲイトウ)は花穂を楽しむ。
別名をアマランツス・カウダツスという。
草丈は70~100センチくらいになり、花壇に適する。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期8~10月である。
紅色の花穂がひも状に長く垂れ下がる。
花の後にできる実は胞果(薄皮のような果皮の中に種子が1個入っているもの)である。
アマランサスの名で自然食品としても出回っている。
属名の Amaranthus はギリシャ語の「amaramthos(しぼまない)」からきている。
種小名の caudatus は「尾のある」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
園芸品種のレッドとグリーンである。
学名:Amaranthus caudatus


★ぶらぶらと花穂垂らして紐鶏頭
 ユニークだよね花と呼ぶには
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by ryudesuyo | 2011-09-25 13:15 | ヒユ科

野鶏頭(ノゲイトウ)

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野鶏頭(ノゲイトウ)はヒユ科ケイトウ属の一年草である。
属名のセロシアの名でも流通している。
原産地は熱帯アメリカである。
日本でも関東地方以西の暖地で野生化している。
草丈は30~80センチくらいである。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7~11月である。
花序は細長く、花の色は赤から銀色へと変化する。
花は下から上へと咲き上がる。
花の後にできる実は胞果(薄皮のような果皮の中に種子が1個入っているもの)である。
園芸品種が多い。
属名の Celosia はギリシャ語の「keleos(燃やした)」からきている。焼けたように赤く乾燥した様子を表したものである。
種小名の argentea は「銀白色の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
3枚目は9月に京都府立植物園で撮った園芸品種のキャンドルである。
学名:Celosia argentea


★南国の彩り見せて野鶏頭
 眩しい陽射し花に映すや
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by ryudesuyo | 2011-09-24 11:30 | ヒユ科

羽毛鶏頭(ウモウケイトウ)

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羽毛鶏頭(ウモウケイトウ)はヒユ科ケイトウ属の一年草である。
原産地はインドなど熱帯アジアである。
公園などで観賞用として植えられている。
草丈は20~70センチくらいである。
茎は木質化して硬い。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、つけ根の部分も細くなる。
開花時期は7~10月である。
鶏の羽を束ねたような形の花を咲かせる。
花弁はなく萼片が5枚、雄しべが5本である。
花の色には赤、黄色、桃色、橙色などがある。
花の後にできる実は胞果(薄皮のような果皮の中に種子が1個入っているもの)である。
蓋がとれるように割れて、艶のある黒い種子が現れる。
プルモーサ(Plumosa)の名前でも流通している。
俳句では「鶏頭」が秋の季語である。
属名の Celosia はギリシャ語の「keleos(燃やした)」からきている。焼けたように赤く乾燥した様子を表したものである。
種小名の cristata は「鶏冠のような」という意味である。
変種名の plumosa は「羽毛状の」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
キャッスル系と言われる園芸品種である。
学名:Celosia cristata var. plumosa


★ふわふわの赤いキャンドル似合うかな
 羽毛鶏頭お洒落に咲いて
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by ryudesuyo | 2011-09-23 12:52 | ヒユ科