カテゴリ:モクレン科( 7 )

ミケリア・シルバークラウド

d0059226_1237364.jpg

ミケリア・ドルトソパはモクレン科オガタマノキ属(ミケリア属)の常緑高木である。
読み方はミケリア・ドルツォパとすることもある。
ミケリア属はアジアに50種くらいが分布する。
日本にも招霊の木(オガタマノキ)が分布し、属名の和名をオガタマノキ属という。
ミケリア・ドルトソパの原産地は中国南西部からヒマラヤである。
雲南省、チベット自治区、ミャンマー、ブータン、ネパール、インドに分布し、標高1500から2400メートルの地域に生える。
中国名は南亜含笑という。
樹高は20メートルから30メートルである。
シルバークラウド(Silver Cloud)はその園芸品種である。
矮性種で庭木に向いており、樹高は5メートルくらいにしかならない。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は薄い革質で、先は緩く尖る。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4月である。
葉の展開に先駆けて白い花を咲かせる。
花被片は9枚で、強い香りがする。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)の集合果である。
属名の Michelia はイタリアの神父で植物学者だった「ミケーリ(Pier Antonio Micheli, 1679-1737)さん」の名からきている。
種小名の doltsopa の意味はまだ解明できていない。
園芸品種名の Silver Cloud は「銀色の雲」の意味である。
写真は4月に埼玉県立花と緑の振興センターで撮った。
学名:Michelia doltsopa 'Silver Cloud'


★白金のたなびく雲を思わせる
 花は大輪香りに満ちて

d0059226_12374546.jpg

花図鑑
植物図鑑
ミラーサイト

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル





花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2016-04-30 12:50 | モクレン科

マングリエティア・インシグニス

d0059226_10221355.jpg

マングリエティア・インシグニスはモクレン科モクレンモドキ属の常緑高木である。
モクレンモドキ属は世界に25種分布する。
本種は中国の西部からヒマラヤ、ミャンマーにかけて分布する。
和名は木蓮擬き(モクレンモドキ)という。
中国名は「紅花木蓮」である。
この属はモクレン属(Magnolia)にまとめたほうがいいとする考え方もある。
樹高は8~12メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質である。
表面は緑色で艶があり、裏面は灰白色を帯びる。
開花時期は4~5月くらいである。
花の色は白にピンクが混じり、朴の木(ホオノキ)を小形にした感じである。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Manglietia の由来はまだ解き明かしていない。
種小名の insignis は「素晴らしい」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Manglietia insignis(syn. Magnolia insignis)


★薄っすらとピンクに染まる花の色
 いと愛らしき木蓮擬き

d0059226_10222761.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2014-05-25 10:25 | モクレン科

金厚朴(キンコウボク)

d0059226_1251370.jpg

金厚朴(キンコウボク)はモクレン科オガタマノキ属の常緑高木である。
漢字では「金香木」とも書く。
原産地は、中国南部、東南アジア、ヒマラヤ、インドなどである。
樹高は20~30メートルである。
樹皮は平滑で、灰色である。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶があり、縁はやや波打つ。
開花時期は、沖縄で5~10月くらいである。
熱帯では周年開花をする。
葉の脇に淡い黄白色をした花を1輪ずつつける。
花被片は15~16枚くらいある。
花はよい香りがし、夜になると香りが強まる。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
花からはチャンパック香水が採集される。
また、東南アジアでは「聖なる木」とされ、儀式などに使われる。
属名の Michelia はフィレンツェの植物学者「ミケーリ(Pietro Antonio Micheli, 1679-1737)さん」の名からきている。
種小名の champaca はサンスクリット名のチャンパカ(campaka)からきている。
なお、オガタマノキ属はモクレン属に統合する考え方もある。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Michelia champaca(syn. Magnolia champaca)


★人間の化身とされる聖なる木
 香りいかがと背伸びしてみて

d0059226_12512398.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2013-08-06 12:53 | モクレン科

銀厚朴(ギンコウボク)

d0059226_1437380.jpg

銀厚朴(ギンコウボク)はモクレン科オガタマノキ属の常緑高木である。
オガタマノキ属はモクレン属に統合する見方もある。
別名を玉蘭(ギョクラン)という。
金厚朴(キンコウボク:Michelia champaca)とミケリア・モンタナ(Michelia montana)との交雑種である。
中国の南部、フィリピン、マレーシアなどで植えられている。
日本でも、沖縄で見られる。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4~6月くらいである。
花の色は白く、咲き進むと淡い黄白色となる。
花弁数は8~9枚である。
花はよい香りがし、香料を抽出される。
属名の Michelia はフィレンツェの植物学者「ミケーリ(Pietro Antonio Micheli, 1679-1737)さん」の名からきている。
種小名の alba は「白い」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Michelia x alba(=Magnolia x alba)


★モクレンの仲間はみんなよい香り
 銀香木は中でも香り
d0059226_14374288.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2013-06-15 14:40 | モクレン科

紅辛夷(ベニコブシ)

d0059226_14155035.jpg

紅辛夷(ベニコブシ)はモクレン科モクレン属の落葉低木である。
日本の固有種である。
本州の愛知県、岐阜県、三重県にのみ分布し、湿原の周辺や渓流沿いなどに生える。
このような分布をする植物を「周伊勢湾要素植物」と呼んでいる。
「生きている化石」とも言われる貴重な植物である。
分類上は四手辛夷(シデコブシ)の変種とされる。
別名を姫四手辛夷(ヒメシデコブシ)という。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
樹皮は灰褐色で、やや皮目(ひもく=樹皮にあって空気を通す部分)がある。
若い枝や葉の柄には軟毛が密生する。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は丸く、つけ根の部分はくさび形である。
開花時期は3月から4月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花の色は白ないし淡い紅色で、花径は7センチから12センチくらいある。
細長いリボン状の花びら(花被片)を12枚から18枚くらい外向きにつける。
雄しべと雌しべはたくさんある。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)の集合果である。
属名の Magnolia はフランスの植物学者「マニョル(P. Magnol)さん」の名にちなむ。
種小名の stellata は「星形の」という意味である。
変種名の keiskei は明治初期の植物学者「伊藤圭介さんの」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Magnolia stellata var. keiskei


★不思議なる姿かたちの紅辛夷
 ピンクを帯びて姫と呼ばれて
d0059226_14163411.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



[PR]
by ryudesuyo | 2012-03-08 14:19 | モクレン科

ミケリア・マウダイエ

d0059226_11474985.jpg

ミケリア・マウダイエはモクレン科オガタマノキ属の常緑高木である。
原産地は中国である。
湖南省、福建省、広東省などに分布し、林に中に生える。
中国名を「深山含笑」という。
同属には招魂の木(オガタマノキ)がある。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の表面は濃い緑色でやや艶があり、裏面は緑白色となる。
開花時期は3月である。
花の色は白く、花径は10センチくらいある大輪である。
花被片は9枚である。
花には甘い香りがある。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Michelia はスイスの植物学者「ミケーリ(M. Micheli)さん」の名からきている。
種小名の maudiae の意味はまだ解明できていない。
写真は3月に埼玉県立花と緑の振興センターで撮った。
学名: Michelia maudiae


★真っ白な花の香りに振り向けば
 一足早い春の訪れ
d0059226_11482244.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



[PR]
by ryudesuyo | 2012-03-02 11:51 | モクレン科

白木蓮(ハクモクレン)

d0059226_12433136.jpg

白木蓮(ハクモクレン)はモクレン科モクレン属の落葉高木である。
漢字では「白木蘭」とも書く。
原産地は中国である。
日本へは古い時代に渡来した。
別名を白蓮(ハクレン)、白蓮華(ハクレンゲ)ともいう。
樹高は5~15メートルくらいである。
幹は直立をし、よく枝分かれをする。
樹皮は滑らかでで灰白色を帯びる。
葉は大形(長さ10~18センチ)の倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉には短い柄があり、先は尖らない。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
質は分厚く、表面は濃い緑色、裏面には脈上に微毛が生える。
開花時期は3月である。
花の展開に先立って花を咲かせる。
花は白くて大形で、よい香りがする。
花弁は6枚、萼片が3枚である。
外見は花びらが9枚あるように見える。
雄しべはたくさんあり、真ん中に雌しべが1本ある。
花は日が当たると開き、夕方には閉じる。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
よく似ているのが辛夷(コブシ)だが、辛夷(コブシ)はやや花が小さい。
また、よく対比をされる木蓮(モクレン)は低木である。
俳句では、「白木蓮」や「白蓮」が春の季語である。
属名の Magnolia はフランスの植物学者「マニョルさん(P. Magnol)」の名にちなむ。
種小名の heptapeta は「七弁の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Magnolia heptapeta


★一時に命燃やすや白蓮は
 風に抗い天を見つめて
☆見上げれば白木蓮は音立てて
 花びら散らす雪は融けても
d0059226_124624100.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



[PR]
by ryudesuyo | 2012-03-01 12:56 | モクレン科