カテゴリ:ウラボシ科( 8 )

大一つ葉(オオヒトツバ)

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大一つ葉(オオヒトツバ)はウラボシ科ヒトツバ属(ピロシア属)の常緑多年草である。
ピロシア属はアジアの熱帯地域を中心に100種くらいが分布するシダ植物である。
日本にも一つ葉(ヒトツバ)などが分布し、属名の和名をヒトツバ属という。
本種は台湾や中国の南部、西部に分布し、山地の林の中の岩の上などに着生する。
草丈は20~50センチくらいである。
根茎は太くて硬く、匍匐して伸び、柄の長い葉を疎らに出す。
葉は厚くて硬く、星状毛(放射状に伸びる毛)を密生している。
葉の形は楕円形で、色は黄緑色である。
胞子嚢群は不規則な形で、裏面一面につく。
乾燥させた葉の部分を生薬で大石韋(だいせきい)といい、泌尿器系の疾患に薬効がある。
属名の Pyrrosia はギリシャ語の「pyro(炎)」からきている。赤茶けた鱗片の色から名づけられた。
種小名の sheareri は採集家「シアラー(Shearer)さんの」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Pyrrosia sheareri


★育つ地のせいと思うが調べても
 データ少なくこれは入り口

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by ryudesuyo | 2014-11-05 13:10 | ウラボシ科 | Trackback | Comments(0)

飾り羊歯(カザリシダ)

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飾り羊歯(カザリシダ)はウラボシ科カザリシダ属(アグラオモルファ属)の常緑多年草である。
アグラオモルファ属は世界に32種が分布する。
日本にも沖縄に本種が分布するので、属名の和名をカザリシダ属という。
本種は沖縄本島や八重山諸島の低地の林の中に生え、樹幹や石の上などに着生するシダ植物である。
海外では、台湾、中国南部、インドシナ半島、ヒマラヤ、インドなどにも分布する。
環境省のレッドリスト(2012)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
葉は革質で、長さが100~150センチくらいになる。
葉柄はなく、1回羽状に深く裂ける。
胞子嚢群は主側脈の間に1列に並ぶ。
胞子嚢は長い楕円形で、包膜はない。
属名の Aglaomorpha はギリシャ語の「aglas(輝く)+morphus(形の)」からきている。
種小名の coronans は「花冠のある」という意味である。
写真は8月に北大植物園で撮った。
学名:Aglaomorpha coronans


★伸び伸びと育っているね飾り羊歯
 びっくりしたよここで出逢えて

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by ryudesuyo | 2014-08-23 11:17 | ウラボシ科 | Trackback | Comments(0)

プラティケリウム・ホルツミー

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プラティケリウム・ホルツミーはウラボシ科ビカクシダ属の常緑多年草である。
明治時代に日本へ渡来した麋角羊歯(ビカクシダ)と同じ仲間である。
ビカクシダ属は世界の熱帯・亜熱帯地方に18種くらいが分布するシダ植物である。
本種はベトナム、タイ、インドネシア、マレーシアに分布し、樹木などに着生する。
種小名の読み方は「ホルタミー」とするものもある。
草丈は100~200センチくらいで大形である。
葉は栄養葉と胞子葉の2種類がある。
胞子葉が主に鑑賞する部分で、鹿の角のような形をしている。
根茎から束になって(束生)生えている葉は栄養葉で王冠のような形をしており、水を蓄える。
属名の Platycerium はギリシャ語の「platys(広い)+ceras(つの)」からきている。葉の様子がオオジカの角のように広がることから名づけられた。
種小名の holttumii はイギリス人の植物学者でシンガポール植物園の園長も務めた「ホルタム(Richard Eric Holttum, 1895-1990)さんの」という意味である。
写真は11月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Platycerium holttumii


★大形の片鱗少し感じるね
 豪快に葉を広げているよ

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by ryudesuyo | 2014-02-02 13:54 | ウラボシ科 | Trackback | Comments(0)

プラティケリウム・スペルブム

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プラティケリウム・スペルブムはウラボシ科ビカクシダ属の常緑多年草である。
明治時代に日本へ渡来した麋角羊歯(ビカクシダ)と同じ仲間である。
ビカクシダ属は世界の熱帯・亜熱帯地方に18種くらいが分布するシダ植物である。
本種はオーストラリアの東部とマレーシアに分布し、樹木などに着生する大形種である。
草丈は100~200センチくらいである。
葉は栄養葉と胞子葉の2種類がある。
胞子葉が主に鑑賞する部分で、鹿の角のような形をしている。
胞子葉に1つだけ胞子嚢をつけるのが本種の特徴である。
根茎から束になって生え(束生)ている腎円形の葉は栄養葉で、水を蓄える。
本種では栄養葉も枝分かれをする。
属名の Platycerium はギリシャ語の「platys(広い)+ceras(つの)」からきている。葉の様子がオオジカの角のように広がることから名づけられた。
種小名の superbum は「気高い」という意味である。
写真は11月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Platycerium superbum


★逞しく立派な角に見とれるね
 凄い迫力本物みたい
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by ryudesuyo | 2014-02-01 14:34 | ウラボシ科 | Trackback | Comments(0)

台湾青根葛(タイワンアオネカズラ)

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台湾青根葛(タイワンアオネカズラ)はウラボシ科エゾデンダ属の冬緑性多年草である。
鹿児島県の屋久島と沖縄県の西表島に分布し、林の中の樹幹に着生するシダ植物である。
海外では、台湾や中国南部にも分布する。
環境省のレッドデータリスト(2007)では、「ⅠA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
近縁種の青根葛(アオネカズラ)は夏緑性である。
根茎は灰白色を帯びた緑色で、長く伸びる。
葉は羽状複葉で、小葉の形は披針形である。
葉身は長さ40センチくらいになる。
胞子嚢(胞子をつくる場所)群は円形で、中肋寄りに1列に並ぶ。
属名の Polypodium はギリシャ語の「polys(多)+pous(足)」からきている。枝分かれした根茎がたくさんあることから名づけられた。
種小名の formosanum は「台湾の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Polypodium formosanum


★台湾の名前はつくが日本でも
 南の島にわずかにあるよ

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by ryudesuyo | 2013-08-30 13:46 | ウラボシ科 | Trackback | Comments(0)

槍の穂栗葉蘭(ヤリノホクリハラン)

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槍の穂栗葉蘭(ヤリノホクリハラン)はウラボシ科イワヒトデ属の常緑多年草である。
九州の南部から沖縄にかけて分布し、山地の湿った林の中に生えるシダ植物である。
普通は渓流沿いなどの地上に生えるが、稀に樹皮や岩の上にも生える。
海外では、台湾、中国南部、ベトナムなどにも分布する。
草丈は20~40センチくらいである。
細い根茎が横に這う。
疎らにつく葉は披針形で、「槍の穂先」のようにやや立ち上がる。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はなく、やや波打つ。
葉の質は薄い紙質で艶がある。
胞子嚢(胞子をつくる場所)群は線状につく。
属名の Colysis の語源は不明とされている。
種小名の wrightii はイギリスの植物学者「ライト(Charles Henry Wright, 1864-1941)さんの」という意味である。
写真は10月に六甲高山植物園で撮った。
学名:Colysis wrightii


★槍の穂に見立てられたよ葉の様子
 雨の中では立てないけれど

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by ryudesuyo | 2013-08-27 15:51 | ウラボシ科 | Trackback | Comments(0)

くらがり羊歯(クラガリシダ)

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くらがり羊歯(クラガリシダ)はウラボシ科クラガリシダ属の常緑多年草である。
本州の静岡県から九州にかけて分布し、山地の林の中の樹幹や岩上に着生するシダ植物である。
海外では、台湾、中国、インドなどにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
和名は、下呂市小坂町落合にある「くらがり」という地名に因む。
ここに生えるものは、岐阜県の天然記念物に指定されている。
根茎は短く這い、葉は接して出る。
葉身は長さ30~50センチくらいで細長い。
小葉は線形である。
胞子嚢(胞子をつくる場所)群は中肋の両側の溝につく。
属名の Drymotaenium はギリシャ語の「drymos(森)+tainia(紐)」からきている。樹上に着生して長い紐状の葉を垂れ下げることから名づけられた。
種小名の miyoshianum は植物学者「三好学さんの」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Drymotaenium miyoshianum


★めずらしい名前の由来紐解いて
 地名と知ってため息漏れて
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by ryudesuyo | 2012-10-18 13:45 | ウラボシ科 | Trackback | Comments(0)

大栗葉蘭(オオクリハラン)

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大栗葉蘭(オオクリハラン)はウラボシ科クリハラン属(ヌカボシクリハラン属)の多年草である。
小笠原諸島と石垣島に分布し、岩上に着生するシダ植物である。
海外では、台湾、中国、インドシナ半島、インドなどにも分布する。
国内にあるものは分布域の北限である。
別名を無人栗葉蘭(ムニンクリハラン)、支那軒忍(シナノキシノブ)という。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
2000年の環境省RDBではシナノキシノブ(ヌカボシクリハラン属)とされていた。
栗葉蘭(クリハラン)と似るが大形である。
葉は長さが40~70センチくらいあり、葉の柄も長さ10~25センチくらいある。
胞子嚢群は円形で、中肋の両側に1列に並ぶ。
包膜はない。
属名の Neocheiropteris はギリシャ語の「neos(新しい)+Cheiropteris(属名)」からきている。
種小名の fortunei はイギリス人の植物学者「フォーチュン(R. Fortune)さんの」という意味である。インドや中国の植物を多数収集した。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Neocheiropteris fortunei(=Microsorium fortunei)


★いろいろと名前を変えるものもある
 見えぬ姿の次第に見えて
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by ryudesuyo | 2012-08-31 10:53 | ウラボシ科 | Trackback | Comments(0)