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大島野路菊(オオシマノジギク)

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大島野路菊(オオシマノジギク)はキク科キク属の多年草である。
日本固有種で、屋久島と奄美諸島に分布し、海岸に生える。
草丈は30~40センチくらいになる。
野路菊(ノジギク)よりも葉が厚いのが特徴で、葉は3中裂する。
開花時期は11~12月ころである。
長い花柄の先に、花径3センチくらいの頭花をつける。
舌状花は白く、筒状花は黄色い。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum crassum(=Dendranthema crassum)

★南国に咲く菊の花白くして
 海の香りを運ぶがごとく
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by ryudesuyo | 2005-11-27 10:01 | キク科 | Trackback | Comments(2)

小菊(コギク)

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小菊(コギク)はキク科キク属の多年草である。
山野に咲く野菊(ノギク)を交配させて様々な栽培菊が生み出されている。
これらは野菊(ノギク)に対して、小菊(コギク)または家菊(イエギク)と呼ばれる。
日本で改良された園芸品種の総称である。
これに対して、ヨーロッパに渡って改良されたものはスプレー菊と呼ばれている。
草丈は40~60センチくらいである。
開花時期は10~11月である。
花径は1~3センチくらいである。
写真は11月に向島百花園で撮った。
学名:Chrysanthemum morifolium(=Dendranthema morifolium)

★風受けて茂るがごとく小菊咲く
 色とりどりの姿を見せて
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by ryudesuyo | 2005-11-26 09:53 | キク科 | Trackback | Comments(0)

料理菊(リョウリギク)

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料理菊(リョウリギク)はキク科キク属の多年草である。
食用菊(ショクヨウギク)とも呼ばれる。
花弁を食用とするが、苦みが少なく、香りもよい。
主な料理菊(リョウリギク)には二つの系統がある。
一つは青森県を中心に生産される阿房宮である。
花の色は黄色く、古くから漢方薬とされていた菊の苦味をおさえて食用に改良したものである。
もう一つは山形県や新潟県で生産される紫がかったピンクの延命楽である。
開花時期は10~11月である。
写真は11月に都立薬用植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum morifolium

★鮮やかな黄金の色に輝いて
 阿房宮咲く海辺の畑
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by ryudesuyo | 2005-11-25 19:03 | キク科 | Trackback | Comments(0)

杭白菊(クイシラギク)

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杭白菊(クイシラギク)はキク科キク属の多年草である。
栽培菊の一種で、中国浙江省の杭州が産地である。
杭白菊(クイシラギク)は菊花茶の原料とされ、ブランド名でもある。
菊花茶というのは、菊の花をそのまま乾燥させてお茶にしたものである。
お湯を注いだグラスの中へ入れると、花びらが一枚一枚開きはじめる。
写真は11月に都立薬用植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum morifolium(=Dendranthema morifolium)

★香りよくグラスに入れたお湯の上
 杭白菊は花びら広げ
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by ryudesuyo | 2005-11-24 18:47 | キク科 | Trackback | Comments(0)

花磯菊(ハナイソギク)

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花磯菊(ハナイソギク)はキク科キク属の多年草である。
分布域は千葉県から静岡県にかけての海岸で、磯菊(イソギク)の分布域に重なる。
磯菊(イソギク)の頭花は黄色い筒状花だけが集まってできているが、花磯菊(ハナイソギク)のほうは周辺部に白い舌状花がついている。
そのため、家菊(イエギク)との間の交雑種だと考えられている。その原因の多くは「御供えの菊」なのだそうである。
ただし、牧野原色植物図鑑では、海岸に適応するために舌状花を失った磯菊(イソギク)が先祖返りした可能性も指摘している。
草丈は40~60センチくらいである。
分厚い葉を上部まで密につける。
開花時期は10~11月である。
写真は11月に大船フラワーセンターで撮った。
学名:Chrysanthemum x marginatum

★少しだけ白い飾りを覗かせて
 花磯菊はお洒落に咲いて
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by ryudesuyo | 2005-11-23 09:54 | キク科 | Trackback | Comments(0)

乙立寒菊(オッタチカンギク)

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乙立寒菊(オッタチカンギク)はキク科キク属の多年草である。
名の由来は、島根県出雲市の乙立地区で発見されたことからきている。
島寒菊(シマカンギク)の変種で、島寒菊(シマカンギク)に近いが葉が小さく3中裂する。
開花時期は10~12月ころで、黄色い舌状花の頭花を咲かせる。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Dendranthema indicum var. maruyamanum(=Chrysanthemum indicum var. maruyamanum)

★珍しい名前だけれど驚かず
 自然の姿見つめてみてね
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by ryudesuyo | 2005-11-22 20:41 | キク科 | Trackback | Comments(0)

島寒菊(シマカンギク)

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島寒菊(シマカンギク)はキク科キク属の多年草である。
本州の近畿地方以西から四国、九州にかけて分布し、日当たりのよい山麓に生える。
海外では、台湾、朝鮮半島、中国東部などにも分布する。
名の由来は、九州北部一帯の海岸や島々などに大きな群落が見られたことによる。
別名を油菊(アブラギク)ともいう。
これは、江戸時代にこの花を油に浸したものを傷薬にしたことに由来する。
草丈は30~80センチくらいになる。
葉は5中裂し、裏面に淡緑色の伏毛がある。
開花時期は10~12月くらいである。
黄色い頭花をつける。
写真は11月に都立薬用植物園で撮った。
学名:Dendranthema indicum(=Chrysanthemum indicum)

★秋の陽を浴びて黄金の花揺れる
 島寒菊は小振りに咲いて
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by ryudesuyo | 2005-11-21 19:32 | キク科 | Trackback | Comments(0)

竜脳菊(リュウノウギク)

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竜脳菊(リュウノウギク)はキク科キク属の多年草である。
福島県・新潟県以西の本州から九州にかけて分布し、低山の日当たりのよい草地に生える。
名の由来は、全体の香りが竜脳に似ているところからきている。
竜脳というのは、フタバガキ科の竜脳樹(リュウノウジュ)の樹脂から産する香料のことである。
草丈は30~90センチくらいになる。
葉は互生し、卵形ないし広卵形をしていて3中裂し、縁に大きな鋸歯がある。
葉の裏面には伏毛が密生し、灰白色を帯びる。
開花時期は10~11月である。
白くて中心部が黄色い頭状花をつける。
学名:Chrysanthemum makinoi(=Dendranthema japonicum)

★ボルネオの香りこれかと近づけば
 竜脳菊は地を這うように
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by ryudesuyo | 2005-11-20 09:20 | キク科 | Trackback | Comments(0)

那賀川野菊(ナカガワノギク)

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那賀川野菊(ナカガワノギク)はキク科キク属の多年草である。
徳島県の那賀川とその支流である日和佐川にのみ生育する固有種である。
生育地は流れの縁の岩場で、大雨が降ると水につかるような場所だという。
このような渓流沿い植物は、水の抵抗を弱くするため葉が細くなっているのが特徴である。
草丈は60センチくらいである。
茎は良く分枝し、特徴ある葉は細く3中裂する。
開花時期は10~12月である。
はじめは白い舌状花は、後に淡紅色を帯びる。
写真は10月に箱根湿性花園で撮った。
学名:Chrysanthemum yoshinaganthum(=Dendranthema yoshinaganthum)

★渓流に流されまいと鍛えられ
 那賀川野菊元気に咲いて
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by ryudesuyo | 2005-11-19 07:40 | キク科 | Trackback | Comments(2)

鷲敷菊(ワジキギク)

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鷲敷菊(ワジキギク)はキク科キク属の多年草である。
徳島県の那賀川流域に分布する。
名の由来は、最初の発見地である徳島県鷲敷町からきている。
那賀川野菊(ナカガワノギク)と島寒菊(シマカンギク)との自然交雑種である。
葉の形や色は島寒菊(シマカンギク)に似ているが、頭花の花色は白い。
草丈は30~50くらいである。
葉は羽状に3~5中裂し、表面は緑色、裏面は淡緑色をしている。
開花時期は11月である。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Dendranthma X cuneifolium(=Chrysanthemum x cuneifolium)

★交配で生まれたんだよ鷲敷菊
 白い花びら小振りに咲かせ
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by ryudesuyo | 2005-11-15 19:46 | キク科 | Trackback | Comments(0)