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高野箒(コウヤボウキ)

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高野箒(コウヤボウキ)はキク科コウヤボウキ属の落葉小低木である。
本州の関東以西から四国、九州にかけて分布し、日当たりのよい乾いた林下や崖地などに生える。
名の由来は、高野山で竹箒の代わりに枝を束ねて箒として使ったことからきている。
樹高は60~90センチくらいである。
枝は灰褐色で短毛があり、よく枝分かれする。
葉は卵形をしている。
開花時期は9~11月である。
枝の先に白ないし淡紅色の頭花をつける。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Pertya scandens

★花びらがカールしてるよくるくると
 記憶の渦にいざなうように
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by ryudesuyo | 2006-04-29 05:33 | キク科 | Trackback | Comments(0)

母子草(ハハコグサ)

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母子草(ハハコグサ)はキク科ハハコグサ属の越年草である。
山野に生え、全体にビロード状の白い綿毛がある。
草丈は10~30センチくらいである。
葉は互生し、へら形をしている。
開花時期は4~5月で、黄色い小花がつぶつぶになって固まって咲く。
若い葉や茎は食べられる。
春の七草の一つ御形(ゴギョウ・オギョウ)はこの花のことである。
今の草餅の材料は蓬(ヨモギ)だが、以前は母子草(ハハコグサ)が使われていたという。
名の由来であるが、全体を覆う白い綿毛が「ほおけ立つ」ことから、かつてはホオコグサと呼ばれていた。それがハハコグサに変化したものであるらしい。
俳句の季語は春である。
写真は5月に向島百花園で撮った。
学名:Gnaphalium affine

★母子草生える産毛の肌触り
 ふと感じみる春の一時
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by ryudesuyo | 2006-04-28 06:31 | キク科 | Trackback | Comments(3)

カミツレ

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カミツレはキク科シカギク属の一、二年草である。
原産地はヨーロッパ、西アジアである。
カミツレの名前はオランダ語のkamilleを「加密列」などと表記したことに由来している。
江戸幕府がオランダから取り寄せた薬草の一つとして渡来したのである。
草丈は30~60センチである。
葉は羽状に細かく裂ける。
開花時期は5~6月である。
茎先に、中心が黄色く周りが白い花径2センチくらいの花を咲かせる。
成熟するにつれて花芯が盛り上がり、周辺の舌状花は垂れ下がってくる。
花には甘い芳香があり、ハーブとして全国で栽培されている。
滋養強壮効果があり、ヨーロッパでは古代バビロニアの時代から既に薬用として用いられていたという。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Matricaria chamomilla

★舌をかむ名前だなんて言わないで
 カミツレの花体にいいよ
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by ryudesuyo | 2006-04-27 06:33 | キク科 | Trackback | Comments(0)

薬師草(ヤクシソウ)

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薬師草(ヤクシソウ)はキク科オニタビラコ属の多年草である。
日本各地に分布し、日当たりのよい道端や山野に生える。
名の由来には諸説があるそうだ。
薬師堂の傍で見つかったとか、苦いので薬効があると思われたなどなどである。
草丈は30~120センチくらいになる。
茎は無毛でよく枝分かれし、切ると白い乳液を出す。
根生葉には柄があり、さじ形をしている。
茎葉は薄く、基部が茎を抱くようについている。
開花時期は8~11月である。
枝先や葉の脇に黄色い小さな頭花を数個ずつつける。
写真は11月に都内の石神井公園で撮った。
学名:Youngia denticulata

★小さくてだけどきれいな花つけて
 咲く薬師草光り輝き
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by ryudesuyo | 2006-04-26 06:16 | キク科 | Trackback | Comments(0)

サントリナ

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サントリナはキク科サントリナ属の常緑低木である。
原産地は地中海沿岸などである。
別名を綿杉菊(ワタスギギク)という。
また、英名はコットンラベンダー(Cotton lavender)である。
前者は杉の葉に似た葉が綿毛で覆われているところからきている。
後者は草姿と香りがラベンダーに似ていることからきている。
草丈は30~50センチ程度である。
開花時期は5~8月で、黄色い球体のような小さな花を咲かせる。
花も可愛いが、主として葉を観賞し、ハーブとして利用される。

花の写真は7月に鬼押出し花木園で撮った。
葉の写真は7月に昭和記念公園で撮った。
学名:Santolina chamaecyparissus

★洋式の庭園ならば欠かせない
 サントリナの花シックに咲いて
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by ryudesuyo | 2006-04-25 19:05 | キク科 | Trackback | Comments(0)

エキナセア

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エキナセアはキク科ムラサキバレンギク(エキナセア)属の多年草である。
原産地は北アメリカで、インディアンが健康維持のためのサプリメントとして用いていた。
今は免疫力を高めるハーブとして人気がある。
名前の由来は、花の基部がとがっているので、その部分を「ハリネズミ」に見立てたギリシャ語の「エキノース」からきている。
草丈は60~100センチくらいである。
大きいものは150センチにもなる。
開花時期は6~9月である。
頂茎に紅紫色の花を咲かせるプルプレアという種類が一般的だが、黄色や乳白色の花を咲かせる品種もある。
馬簾菊(バレンギク)、紫馬簾菊(ムラサキバレンギク)の和名があるが、これは花の形が馬簾に似ていることからきている。
馬簾というのは、江戸時代の火消しが用いた纏(まとい)の飾りのことである。
切り花やドライフラワーとしても利用される。
写真は5月に都立薬用植物園で撮った。
学名:Echinacea purpurea(紫馬簾菊)
学名:Echinacea angustifolia
学名:Echinacea pallida

★ネイティブの息吹き伝えてエキナセア
 棘が守りし薬効いかに
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by ryudesuyo | 2006-04-24 19:05 | キク科 | Trackback | Comments(0)

ルドベキア・タカオ

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ルドベキア・タカオはキク科オオハンゴンソウ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
草丈は80~150センチくらいである。
開花時期は6~10月である。
花芯(管状花)はこげ茶色をしており、舌状花は8枚で黄色ないしオレンジ色をしている。
写真は6月に都立薬用植物園で撮った。
学名:Rudbeckia triloba

★お澄ましの顔はいかがとルドベキア
 太陽が好き夏は大好き
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by ryudesuyo | 2006-04-23 09:44 | キク科 | Trackback | Comments(0)

ルドベキア

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ルドベキアはキク科オオハンゴンソウ属の植物の総称である。
原産地は北アメリカで、牧草地や草原、麦畑など至る所で見られる。
そのため、コーンフラワーとも呼ばれている。
日本へは明治時代の中期に渡来した。
観賞用に大反魂草(オオハンゴンソウ)など数種が栽培され、また日本各地で野生化している。
開花時期は7~10月である。
花の色は黄色いものが多い。
代表種の大反魂草(オオハンゴンソウ)は花が大きく、花びらがそり返って開き、中心花が天に向かって突き出ている。
写真は6月に都立薬用植物園で撮った。
学名:Rudbeckia(総称)

★夏の日を天衣無縫に浴びながら
 空に向かってルドベキア咲く
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by ryudesuyo | 2006-04-22 08:58 | キク科 | Trackback | Comments(0)

東郷菊(トウゴウギク)

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東郷菊(トウゴウギク)はキク科オオハンゴンソウ属の多年草である。
原産地は南アメリカで、ルドベキアの仲間である。
開花時期は6~9月で、直径3センチほどの花を咲かせる。
花の色は黄色で、中央部が黒く盛り上がっている。
名の由来は東郷平八郎元帥が英国から持ち帰り、こよなく愛したことに因んでいるそうだ。
調べてもデータが少ないのだが、向島百花園に咲く唯一の外来種であるとか。
写真は5月に向島百花園で撮った。
学名:Rudbeckia fulgida

★遥々とやって来ました海の果て
 東郷菊は大和に根づき
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by ryudesuyo | 2006-04-21 06:28 | キク科 | Trackback | Comments(0)

コスモス

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コスモスはキク科コスモス属の一年草で、熱帯アメリカ原産である。
ボリビアからアリゾナにいたる地域に分布し、メキシコには20種以上の野性種があるといわれている。
日本に渡来したのは幕末と言われているが、はっきり記録に残っているのは明治12(1879)年に、東京美術学校の教師ラグーザがイタリアから種子を持参したというものである。
当時は「あきざくら」と呼ばれていた。
「秋桜」の名は、主に秋に咲き、花弁の形が桜に似ているところから和名されたものである。
しかし、この名前は近年まであまり使われてこなかった。
それは、花の形や散り方のイメージがサクラとは異なるためではなかろうか。
ところが、最近になって、「秋桜」と書いてコスモスと呼ばせる形式が増えてきている。
これは、山口百恵の歌の影響と考えられる。
コスモスの原産の色はピンク色だが、園芸品種で紅、白、黄色、オレンジと色々なものが楽しめる。
また、短日植物で秋の代表的な草花なのだが、最近は初夏から咲く早咲きも出回り、秋咲きと組み合わせると長い期間にわたって楽しめるようになっている。
もちろん、俳句の季語では秋である。
写真は7月に鬼押出し花木園で撮った。
学名:Cosmos bipinnatus

★コスモスが寄り添うようにひそひそと
 内緒の話聴いてみたいな
☆風に揺れ色とりどりのコスモスに
 そっと話せば想い届いて
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by ryudesuyo | 2006-04-20 19:40 | キク科 | Trackback | Comments(0)