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深山傍食(ミヤマカタバミ)

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深山傍食(ミヤマカタバミ)はカタバミ科カタバミ属の多年草である。
東北地方の南部から四国にかけて分布し、低山の林の中に生える。
海外では、中国やヒマラヤにも分布する。
草丈は10~20センチである。
地下茎から長い柄を出し、ハート形の小葉を3枚つける。
開花時期は3~4月である。
茎先に花径3~4センチくらいの白い5弁花を1つつける。
花びらに淡い紫色の筋が入る。
花は日光が当たっていないと開かず、夕方には閉じてしまう。
花の真ん中にはつけ根から5つに分かれた雌しべの花柱があり、周りには10本の白い雄しべがある。
写真は3月に川口グリーンセンターで撮った。
学名:Oxalis griffithii


★少しだけ花びら開けてみようかな
 深山傍食陽にほだされて


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by ryudesuyo | 2007-02-28 18:58 | カタバミ科

芙蓉酢漿草 (フヨウカタバミ)

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芙蓉酢漿草 (フヨウカタバミ) はカタバミ科カタバミ属の多年草である。
原産地は南アフリカのケープ地方である。
学名のオキザリス・プルプレアの名でも知られている。
また、学名には異名があり、オキザリス・バリアビリスとも呼ばれる。
草丈は5~20センチくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉の形は円形ないし倒卵形である。
葉の柄の長さは5~10センチくらいある。
開花時期は3~5月である。
花径5~6センチの芙蓉 (フヨウ) に似たピンクや白の花を花茎に1つつける。
花の色は豊富で、紅、赤、黄、紫、橙などのものもあるという。
花が咲くのは昼の間だけで、朝と夕方は閉じてしまう。
写真は4月に伊豆海洋公園で撮った。
学名:Oxalis purpurea(=Oxalis variabilis)


★暖かな春の陽射しに元気よく
 芙蓉酢漿草花を開いて

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by ryudesuyo | 2007-02-27 06:05 | カタバミ科

針犬薺(ハリイヌナズナ)

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針犬薺(ハリイヌナズナ)はアブラナ科イヌナズナ属(ドラバ属)の一年草である。
ドラバ属は世界に400種くらいが分布する。
日本にも犬薺(イヌナズナ)などが分布し、属名の和名はイヌナズナ属という。
本種の原産地はヨーロッパである。
アルプス山脈、ピレネー山脈、アペニン山脈などの高山の岩場や草原に生える。
草丈は5センチから15センチくらいである。
根際から生える葉は分厚く細長い楕円形で、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)になる。
葉の先は針のように細く尖っており、それが名の由来になっている。
犬薺のほうは、薺(ナズナ)に似ているが食用にならないというところからきている。
開花時期は4月から6月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな4弁花を咲かせる。
雄しべが花から飛び出している。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。
日本ではロックガーデンなどで利用されている。
属名の Draba はギリシャ語の「draba(辛い)」からきている。他の植物につけられた名が後に転用された。
種小名の aizoides は「常緑の」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Draba aizoides


★アルプスの春を飾って咲くという
 小さな黄花針犬薺

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by ryudesuyo | 2007-02-26 05:50 | アブラナ科

イオノプシディウム

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イオノプシディウムはアブラナ科イオノプシディウム属の一年草である。
原産地はポルトガルである。
矮性で、草丈は5~20センチくらいである。
カーペット状に広がる。
開花時期は3~6月である。
薄紫色の小さな4弁花をつける。
花にはよい香りがある。
英名はバイオレットクレス(Violet cress)である。
クレスというのはクレソン(cresson)のことである。
ダイアモンドフラワー(Diamond flower)の別名もある。
写真は11月に神奈川県立大船植物園で撮った。
学名:Ionopsidium acaule


★うっすらと紫色の火を灯し
 春の訪れ伝えるように

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by ryudesuyo | 2007-02-25 11:08 | アブラナ科

ルッコラ

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ルッコラ(rucola)はアブラナ科キバナスズシロ属の一年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
自生するものは荒れ地や道端に生える。
また、サラダ向きのハーブとして知られる。
ルッコラ(rucola)はイタリア名である。
ローマ帝国の時代から栽培されてきたが、大規模生産が行われるようになったのは20世紀の後期である。
和名は黄花清白(キバナスズシロ)である。
英名はロケット(Rocket)である。
ルッコラないしロケットサラダの名で流通している。
草丈は40~80センチくらいである。
葉はへら形ないし長い楕円形で、縁は羽状に切れ込む。
若い葉と花びらが食用になる。
開花時期は2~8月である。
真夏以外は栽培ができる。
花は淡いクリーム色の4弁花で、花びらに紫色の筋が入る。
花の形は十字形である。
和名の由来は、花の色が黄色く葉が大根(ダイコン)に似ているところからきている。
清白(スズシロ)は大根(ダイコン)の古名である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Eruca vesicaria ssp. sativa


★ルッコラの花は十字の形して
 波の間に間に揺られるように
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by ryudesuyo | 2007-02-24 05:58 | アブラナ科

洲浜草(スハマソウ)

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洲浜草(スハマソウ)はキンポウゲ科ミスミソウ属の多年草である。
雪割草(ユキワリソウ)とも呼ばれている。
山地の日陰に自生し、早春に花茎を伸ばして雪を割るようにして咲き出す。
雪割草(ユキワリソウ)の原種は、日本に自生する三角草(ミスミソウ)、大三角草(オオスミソウ)、洲浜草(スハマソウ)、毛洲浜草(ケスハマソウ)の4種のほか、海外に9種ほどあるそうだ。
これらの交配によって、鮮やかで豪華な園芸品種が造り出されている。
それらは、例えば次のサイトで見ることができる。
http://www.kisnet.or.jp/~mezaki/meikan.htm
花色は白が基本だが、ピンク、ブルー、薄紫など多彩である。
なお、花弁のように見えるのは萼(がく)片である。
三角草(ミスミソウ)は、三つに裂けた葉の角が尖っている。
これに対して洲浜草(スハマソウ)は、葉の角が丸くなっている。
弧状になった砂浜を「洲浜」と言うが、これに見立てたものである。
俳句の季語は春である。
写真は3月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Hepatica nobilis var. japonica form. variegata


★指ほどの高さに咲いて洲浜草
 土の温もりあるやあらぬや
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by ryudesuyo | 2007-02-23 06:30 | キンポウゲ科

三角草(ミスミソウ)

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三角草(ミスミソウ)はキンポウゲ科ミスミソウ属の多年草である。
雪割草(ユキワリソウ)とも呼ばれている。
山地の日陰に自生し、早春に花茎を伸ばして雪を割るようにして咲き出す。
雪割草(ユキワリソウ)の原種は、日本に自生する三角草(ミスミソウ)、大三角草(オオスミソウ)、洲浜草(スハマソウ)、毛洲浜草(ケスハマソウ)の4種のほか、海外に9種ほどあるそうだ。
これらの交配によって、鮮やかで豪華な園芸品種が造り出されている。
それらは、例えば次のサイトで見ることができる。
http://www.kisnet.or.jp/~mezaki/meikan.htm
花色は白が基本だが、ピンク、ブルー、薄紫など多彩である。
なお、花弁のように見えるのは萼(がく)片である。
三角草(ミスミソウ)は、三つに裂けた葉の角が尖っている。
これに対して洲浜草(スハマソウ)は、葉の角が丸くなっている。
弧状になった砂浜を「洲浜」と言うが、これに見立てたものである。
俳句の季語は春である。
写真は3月に赤塚植物園で撮った。
学名:Hepatica nobilis var. japonica


★鉢の上鎮座まします三角草
 我も我もと腕を競いて

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by ryudesuyo | 2007-02-22 06:18 | キンポウゲ科

東一華(アズマイチゲ)

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東一華(アズマイチゲ)はキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、落葉樹林の縁や草原などに生える。
海外では樺太、朝鮮半島、ウスリーなどにも分布する。
草丈は15~20センチくらいである。
根から出る葉には長い柄があり、2回3出複葉といって3出複葉の葉軸が枝分かれして両側に3出複葉がつく。
茎につく葉は3出複葉で3枚が輪生し、先が垂れ下がる。
開花時期は3~5月である。
白い花を茎先に1つつける。
花径は3~4センチくらいである。
白い花びらのように見えるのは萼片である。
萼片は8~13個ある。
よく似た菊咲き一華(キクザキイチゲ)とは葉が深く切り込まないことで区別する。
「東」は関東を意味し、「一華」はイチリンソウ属の花の一名で、花が茎の先に1つだけつくことからきている。
写真は3月に赤塚植物園で撮った。
学名:Anemone raddeana


★一輪の花をひらひらなびかせて
 東一華は林の中に

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by ryudesuyo | 2007-02-21 06:26 | キンポウゲ科

羽衣金鳳花(ハゴロモキンポウゲ)

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羽衣金鳳花(ハゴロモキンポウゲ)はキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草である。
原産地はモロッコのアトラス山脈である。
草丈は15~30センチくらいである。
開花時期は2~3月である。
大輪の白い花をつける。
写真は3月に川口グリーンセンターで撮った(植栽)。
学名:Ranunculus calandrinioides


★早春のアトラスの山に花開く
 姿思いて鉢を眺めて
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by ryudesuyo | 2007-02-20 06:29 | キンポウゲ科

大三角草(オオミスミソウ)

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大三角草(オオミスミソウ)はキンポウゲ科ミスミソウ属の多年草である。
雪割草(ユキワリソウ)の名でも流通している。
山形県以南の日本海側に分布し、山地の日陰に自生する。
花が大きく、色や形も極めて変異に富むのが特徴である。
草丈は10~15センチくらいである。
開花時期は2~5月である。
ところで、雪割草(ユキワリソウ)の原種は、日本に自生する三角草(ミスミソウ)、大三角草(オオスミソウ)、洲浜草(スハマソウ)、毛洲浜草(ケスハマソウ)の4種のほか、海外に9種ほどあるそうだ。
これらの交配によって、鮮やかで豪華な園芸品種が造り出されている。
それらは、例えば次のサイトで見ることができる。
http://www.kisnet.or.jp/~mezaki/meikan.htm
花色は白が基本だが、ピンク、ブルー、薄紫など多彩である。
なお、花弁のように見えるのは萼片である。
三角草(ミスミソウ)は、三つに裂けた葉の角が尖っている。
これに対して洲浜草(スハマソウ)は、葉の角が丸くなっている。
弧状になった砂浜を「洲浜」と言うが、これに見立てたものである。
俳句の季語は春である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Hepatica nobilis var. japonica form. magna


★集い咲く大三角草はうっすらと
 わが身を染める紫の色
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by ryudesuyo | 2007-02-19 06:26 | キンポウゲ科