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キャットミント

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キャットミントはシソ科イヌハッカ属の常緑多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
ハーブの一種で、小さな葉には甘いミントの香りが漂う。
草丈は30~40センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の表面には短くて細かい毛が生える。
開花時期は5~9月である。
枝先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、唇形をした淡い青紫色の花をたくさんつける。
写真は7月に山中湖花の都公園で撮った。
学名:Nepeta x faassenii


★高原が似合っているよ咲き姿
 キャットミントのパステルカラー
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花の本屋さん
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by ryudesuyo | 2007-06-30 03:58 | シソ科

武者竜胆(ムシャリンドウ)

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武者竜胆(ムシャリンドウ)はシソ科ムシャリンドウ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、日当たりの良い山地の草原などに生える。
海外では、朝鮮半島や東シベリアにも分布する。
環境省のレッドデータブックでは、「ⅠA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は10~50センチくらいである。
茎の断面は四角形である。
茎の下部は這い、上部は立ち上がる。
下部の葉には柄があり、披針形である。
葉は幅の線形で、向かい合って生える(対生)。
また、葉の脇から数対の線形の葉をつけた短い枝が出る。
開花時期は6~7月である。
茎先に青紫色の花を固まってつける。
花の長さは3センチくらいで、唇形である。
下の唇が発達していて、濃い紫色の斑が入り、羅生門蔓(ラショウモンカズラ)にやや似ている。
名の由来は不明である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Dracocephalum argunense


★絶滅の危機と戦い花つける
 武者竜胆をそっと見つめて

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花の本屋さん
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by ryudesuyo | 2007-06-29 05:52 | シソ科

シルバータイム

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シルバータイム(silver thyme)はシソ科イブキジャコウソウ属の多年草(半低木)である。
原産地は地中海沿岸地方である。
レモンタイム(lemon thyme)の園芸品種である。
草丈は30~50センチくらいである。
木立性である。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には白い斑紋が入る。
また、やわらかなレモンの香りがする。
開花時期は6~8月である。
茎先に淡い紅紫色の小さな花が集まってつく。
花冠は唇形である。
写真は7月に鬼押出しの花木園で撮った。
学名:Thymus x citiriodorus cv. Argenteus


★葉の色の白が目に染む可憐さに
 ふと近づけばシルバータイム

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花の本屋さん
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by ryudesuyo | 2007-06-28 06:29 | シソ科

レモンタイム

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レモンタイム(lemon thyme)はシソ科イブキジャコウソウ属の多年草(半低木)である。
原産地は地中海沿岸地方である。
ラージタイム(Thymus pulegioides)とオレガノ(Thymus vulgaris)の交雑種である。
草丈は20~40センチくらいである。
茎は立ち性である。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には細かい毛が生え、レモンの香りがする。
開花時期は6~8月である。
茎先に淡い紅紫色の小さな花が集まってつく。
花冠は唇形である。
エッセンシャルオイルはマッサージに用いたりスチーム吸入剤とされる。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Thymus x citiriodorus


★爽やかなレモンタイムの香につられ
 歩む高原風も清かで

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花の本屋さん
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by ryudesuyo | 2007-06-27 06:09 | シソ科

菊葉靫草(キクバウツボグサ)

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菊葉靫草(クキバウツボグサ)はシソ科ウツボグサ属の多年草である。
分類上は西洋靫草(セイヨウウツボグサ)の変種とされている。
日本に自生する靫草(ウツボグサ)は、この西洋靫草(セイヨウウツボグサ)の亜種とされている。
分布域は不明だが、北半球の温帯地域のいずこかと推測される。
草丈は20~30センチである。
茎は根元から群がって生える。
茎の断面は四角形である。
通常の靫草(ウツボグサ)の葉は長い楕円形だが、本種の場合は「菊葉」の名の通り切れ込む。
開花時期は6~7月である。
茎の先に紫色の唇状をした花が穂状に固まって咲く。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Prunella vulgaris var. pinnatifida


★めずらしい花に出合って息を飲む
 葉っぱが違うよこの靫草

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花の本屋さん
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by ryudesuyo | 2007-06-26 05:24 | シソ科

洋種伊吹麝香草(ヨウシュイブキジャコウソウ)

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洋種伊吹麝香草(ヨウシュイブキジャコウソウ)はシソ科イブキジャコウソウ属の多年草(半低木)である。
原産地はヨーロッパから北西アジアにかけてである。
英名はワイルドタイム(wild thyme)ないしクリーピングタイム(creeping thyme)という。
世界中でハーブとして利用されている。
草丈は10~20センチくらいである。
茎は直立をせず、地を這うようにしてマット状に広がる。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5~7月である。
茎先に淡い紅紫色の小さな花が集まってつく。
花冠は唇形である。
園芸品種が多く、花の色には白や藤色、紅色などのものもある。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Thymus serpyllum


★びっしりと地面覆って花咲かす
 ワイルドタイム可憐な姿

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花の本屋さん
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by ryudesuyo | 2007-06-25 05:48 | シソ科

伊吹麝香草(イブキジャコウソウ)

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伊吹麝香草(イブキジャコウソウ)はシソ科イブキジャコウソウ属の多年草(半低木)である。
北海道から九州にかけて分布し、低地から高山にかけての岩場や乾いた草地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、サハリンなどにも分布する。
草丈は3~15センチくらいである。
茎は細く、枝分かれをして地を這って広がる。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉のつけ根には疎らに毛が生える。
葉の両面には腺点(蜜を出す孔)がたくさんあり、ここから香りのよい精油分を分泌する。
開花時期は6~8月であるる
茎先に淡い紅紫色の小さな花が集まってつく。
花冠は唇形である。
上の唇は小さく先がへこみ、下の唇は3つに裂けている。
萼も唇形に裂け、下の唇の縁に長い毛が生える。
雄しべは4本あり、花冠よりも長い。
和名の由来は、岐阜県と滋賀県の境にある伊吹山に多く自生し、葉が麝香のような香りがするところからきている。
分類上は、洋種伊吹麝香草(ヨウシュイブキジャコウソウ)の亜種とする見方もある。
別名を百里香(ヒャクリコウ)という。
これは、香りが百里の先まで届くという意味からきている。
写真は7月に仙台市野草園で撮った。
学名:Thymus quinquecostatus(=Thymus serpyllum ssp. quinquecostatus)


★麝香の香いかがですかと問いかける
 ピンクの小花御伽の世界
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by ryudesuyo | 2007-06-24 09:53 | シソ科

大花靫草(オオバナウツボグサ)

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大花靫草(オオバナウツボグサ)はシソ科ウツボグサ属の多年草である。
原産地はヨーロッパである。
別名を大輪靫草(タイリンウツボグサ)ともいう。
学名のプルネラ・グランディフローラで表示するところもある。
日本に自生する靫草(ウツボグサ:Prunella vulgaris ssp. asiatica)は西洋靫草(セイヨウウツボグサ:Prunella vulgaris)と近縁である。
これらに比べて、花も花穂も一回り大きい。
草丈は10~20センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6~8月である。
茎先に紫色の唇状をした花が穂状に固まってつく。
花は唇形に2つに裂け、上の唇は帽子のような形になり、下の唇の真ん中は細かく切れ込む。
「靫草」の名の由来は、毛ばだった花穂を靫(矢を携帯する用具)に見立てたものである。
写真は7月に日光植物園で撮った。
学名:Prunella grandiflora


★似ていても花の大きさ違ってる
 大花靫は背丈を低く
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by ryudesuyo | 2007-06-23 07:16 | シソ科

立山靫草(タテヤマウツボグサ)

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立山靫草(タテヤマウツボグサ)はシソ科ウツボグサ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の中部地方以北の日本海側に分布し、亜高山や高山の草地に生える。
和名は、基準となった標本が立山連峰の白山で採取されたことからきている。
平地に生える靫草(ウツボグサ)と似ているが、靫草(ウツボグサ)より全体に大きく、花の色も濃く鮮やかである。
草丈は25~50センチくらいである。
茎の断面は四角形で、直立をする。
靫草(ウツボグサ)とは違って、根際から匍匐枝を出さない。
葉の形は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、つけ根の部分は丸くなっている。
葉の縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には柄がほとんどないのが特徴である。
開花時期は6~8月である。
茎先に短い花穂をつくり、鮮やかな紫色の唇状をした花を数段に輪生させる。
花冠は3センチくらいあり大きい。
上の唇は帽子のような形になる。
下の唇は3つに裂け、真ん中の裂片は細かく切れ込む。
「靫草」の名の由来は、毛ばだった花穂を靫(矢を携帯する用具)に見立てたものである。
写真は7月に日光植物園で撮った。
学名:Prunella prunelliformis


★霧の中エキゾチックに咲き誇る
 立山靫むらさき映えて
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by ryudesuyo | 2007-06-22 06:03 | シソ科

白花靫草(シロバナウツボグサ)

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靫草(ウツボグサ)はシソ科ウツボグサ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、日当たりのよい草地や道端に生える。
海外では、北半球の温帯地域に広く分布する。
その中でも白花のものを白花靫草(シロバナウツボグサ)という。
草丈は20~30センチくらいである。
茎は根元から群がって生える。
茎の断面は四角形である。
茎や葉には白い毛が生える。
葉の形は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~7月である。
茎の先に白い唇状の花が穂状に固まって咲く。
上の唇は帽子のような形になる。
下の唇は3つに裂け、真ん中の裂片は細かく切れ込む。
萼片は5枚で、先が鋭く尖る。
靫草(ウツボグサ)の名の由来は、毛ばだった花穂を靫(矢を携帯する用具)に見立てたものである。
写真は7月に仙台市野草園で撮った。
学名:Prunella vulgaris subsp. asiatica form. albifolra


★白花もとても似合うね靫草
 古人の夢乗せ開く
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by ryudesuyo | 2007-06-21 06:08 | シソ科