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日高三葉躑躅(ヒダカミツバツツジ)

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日高三葉躑躅(ヒダカミツバツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
北海道固有種である。
日高地方のえりも町にのみ分布し、山地の岩の多い林の中に生える。
環境省のレッドデータブックでは、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧ⅠA類(CR)に登録されている。
分類上は、三葉躑躅(ミツバツツジ)の変種とされている。
本州から海流に乗って種子が運ばれ根づいたものと推測されている。
樹高は2~3メートルである。
葉は菱形状の卵形で、枝先に3枚が輪生する。
葉の柄や縁、表面には短い腺毛が疎らに生える。
葉の裏面には毛が疎らに生える。
開花時期は5~6月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花の色は淡い朱赤色である。
花径は25~30ミリくらいの漏斗状で、先は5つに裂ける。
1つの花芽からは1~3輪の花が開く。
雄しべは10本である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron dilatatum var. boreale


★海鳴りの彼方に響く幌泉
 ピンクの花は何処を見詰め

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by ryudesuyo | 2008-04-30 06:10 | ツツジ科 | Trackback | Comments(0)

赤星石南花(アカボシシャクナゲ)

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赤星石南花(アカボシシャクナゲ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
原産地は台湾である。
暑さに強く、交配種の台木にも利用されている。
樹高は2~4メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4~5月である。
花径6~7センチの大輪で、白地に赤い斑点が入る。
一総に7~10輪くらいの花をつける。
花冠は7つに深く裂ける。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Rhododendron hyperythrum


★台湾で生まれ育った石南花は
 色も鮮やか暑さに強く
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by ryudesuyo | 2008-04-29 10:04 | ツツジ科 | Trackback | Comments(0)

ヒマラヤ石楠花(ヒマラヤシャクナゲ)

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ヒマラヤ石楠花(ヒマラヤシャクナゲ)はツツジ科ツツジ属の常緑高木である。
学名からリドレンドロン・アルボレウムの名で表示するところもある。
属名の片仮名表記は「ロードデンドロン」とするものもある。
ヒマラヤからスリランカにかけて分布し、高山に生える。
ネパールではラリーグラスと呼び、「ネパール国花」とされている。
樹高は3~20メートルくらいである。
成長したものでは30メートルに達するものもあって幹も太く、日本における「石楠花」のイメージを払拭させる。
葉は長い楕円形で、枝先に集まってつく。
開花時期は2~5月である。
花径は10~20センチくらいある。
花の色は、赤、ピンク、白のものがある。
ラリーグラスのラリーは「赤」という意味で、ネパールの国花とされるのは赤い花である。
19世紀にヨーロッパへ持ち込まれ、様々な園芸品種の交配親となっている。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Rhododendron arboreum


★鮮やかな赤が眩しく花広げ
 ヒマラヤの山燃えるがごとく
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by ryudesuyo | 2008-04-28 06:22 | ツツジ科 | Trackback | Comments(0)

丸葉梅花躑躅(マルババイカツツジ)

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丸葉梅花躑躅(マルババイカツツジ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
原産地は中国である。
学名からロドデンドロン・オバツムの名で表示するものもある。
樹高は1~3メートルくらいである。
葉は卵形で互い違いに生え(互生)、枝先に輪生状に集まる。
開花時期は4月である。
花冠は5つに深く裂ける。
花の色は白く、上側の裂片には薄い紫の斑が入る。
日本に分布する梅花躑躅(バイカツツジ)よりも大輪である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron ovatum


★鮮やかな紫の斑が個性的
 由来を聞けば大陸育ち
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by ryudesuyo | 2008-04-27 06:47 | ツツジ科 | Trackback | Comments(0)

蘂咲き愛鷹躑躅(シベザキアシタカツツジ)

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愛鷹躑躅(アシタカツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
静岡県だけに分布するフォッサマグナ要素の植物で、愛鷹山や天子岳に自生する。
純粋種は800~1500メートルの高さに分布する。
本種はその園芸品種である。
開花時期は5~6月である。
花びらはなく、紅色の雄しべと雌しべだけの花が咲く。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron komiyamae cv. Shibezaki


★考えた人はユニーク面白い
 花に変わった愛鷹躑躅

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by ryudesuyo | 2008-04-26 06:03 | ツツジ科 | Trackback | Comments(0)

三河躑躅(ミカワツツジ)

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三河躑躅(ミカワツツジ)はツツジ科ツツジ属の半常緑低木である。
愛知県東部の三河地方にのみ分布し、林の中や林の縁に生える。
分類上は山躑躅(ヤマツツジ)の変種である。
学名に'var.'のつくものが変種である。
母種の山躑躅(ヤマツツジ)の学名は'Rhododendron kaempferi'ということになる。
命名者は牧野富太郎博士である。
樹高は1~3メートルである。
葉は枝先に集まってつき、互い違いに生える(互生)。
展開する時期の違う「春葉」と「夏葉」という2種類の葉がある。
春に展開し秋に落葉する大きな葉を「春葉」といい、夏から秋に展開し越冬する小さな葉を「夏葉」という。
三河躑躅(ミカワツツジ)の葉は母種に比べて小型である。
開花時期は4~6月である。
枝先に紅紫色の花が2~3個固まってつく。
花冠は漏斗型で、先は5つに裂ける。
雄しべは5本である。
花糸(葯という雄しべの花粉を入れる袋についている柄のこと)に短毛が生えるのが特徴である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron kaempferi var. mikawanum


★少しだけ仲間と違い見せて咲く
 三河躑躅はローカルな花

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by ryudesuyo | 2008-04-25 06:24 | ツツジ科 | Trackback | Comments(0)

黐躑躅(モチツツジ)

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黐躑躅(モチツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
本州の伊豆半島から岡山県にかけての太平洋側と四国に分布し、低山や丘陵地の林の縁などに生える。
樹高は1~2メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉も枝も花も毛深く、触るとねばねばとひっついてくる。
名の由来は、鳥餅のように粘ることからきている。
開花時期は4~5月である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花径5~6センチくらいの淡い紅紫色をした漏斗状の花をつける。
花冠は5つに深く裂け、上部の裂片の内側には濃い紅色の斑が入る。
雄しべは5本である。
花の後にできる実は長さ1センチくらいのさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
園芸種には、大紫(オオムラサキ)、琉球躑躅(リュウキュウツツジ)、花車(ハナグルマ)などがある。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Rhododendron macrosepalum


★身を護る術は巧みな黐躑躅
 絡めとります我が身に代えて

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by ryudesuyo | 2008-04-24 06:06 | ツツジ科 | Trackback | Comments(0)

岸躑躅(キシツツジ)

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岸躑躅(キシツツジ)はツツジ科ツツジ属の半落葉低木である。
本州の岡山県・島根県から西と四国、九州に分布し、川岸の岩場に生える。
黐躑躅(モチツツジ)の近縁種で、よく似た性質をもつ。
樹高は1メートルに満たない。
葉は細長い披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉は黐躑躅(モチツツジ)よりも細い。
葉の柄や若い枝には毛が多く粘つく。
開花時期は4~5月である。
枝先に淡い紅紫色の花を1~3輪つける。
花冠は5つに深く裂け、上側の3枚の裂片には濃い紅紫色の斑が入る。
雄しべが10本なのも区別点である。
名の由来は、川岸に生えることからきている。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Rhododendron ripense


★好きなのは自然の川と岸躑躅
 水の流れを友に育って
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by ryudesuyo | 2008-04-23 19:09 | ツツジ科 | Trackback | Comments(0)

山躑躅(ヤマツツジ)

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山躑躅(ヤマツツジ)はツツジ科ツツジ属の半落葉低木である。
北海道の南西部から九州にかけて分布し、山野の林の中や林の縁に生える。
樹高は1~4メートルである。
葉は楕円形ないし卵状の楕円形で、枝先に集まってつき、互い違いに生える(互生)。
なお、山躑躅(ヤマツツジ)の葉には春葉と夏葉がある。
春につき秋に落ちる葉を春葉という。
夏から秋にかけてつき越冬する葉を夏葉という。
春葉は大きく(長さ2~5センチ)、夏葉は小さい(長さ1~2センチ)。
落葉をするが冬の間も葉があるということで、「半落葉」ないし「半常緑」という分類がされている。
開花時期は4~6月である。
花の色は朱色のものが多いが、赤味が強いものもある。
花冠は花径4~5センチの漏斗形で、先が5つに裂ける。
裂片には丸味がある。
裂片のうち一番上のもの(上弁)には、濃い斑点がある。
雄しべは5本あり、長く伸びて先が上に曲がる。
白っぽい花粉は数珠のようにつながり、虫に運ばれやすいようになっている。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Rhododendron kaempferi(=Rhododendoron obtusm var. kaempferi)


★朱の色がとても眩しい山躑躅
 若葉の頃を彩り咲いて
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by ryudesuyo | 2008-04-22 06:07 | ツツジ科 | Trackback | Comments(0)

小葉の三葉躑躅(コバノミツバツツジ)

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小葉の三葉躑躅(コバノミツバツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
本州の中部地方から九州にかけて分布し、山地に生える。
「三葉」は葉が3枚ということであり、「小葉」は近縁種と比べて葉が小さいということである。
樹高は1~3メートルである。
普通は枝先に長さ3~5センチの菱形をした3枚の葉を輪になってつける(輪生)。
葉の裏面に網目模様がある。
開花時期は4~5月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花径は3センチくらいで、漏斗状をした紅紫色の花である。
花の柄や萼には毛が多い。
上側の花びらの内側には色の濃い斑点がある。
雄しべは10本あり、5本は長く5本は短い。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Rhododendron reticulatum


★花の前に咲かす花色美しく
 賑わい誘う躑躅の季節
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by ryudesuyo | 2008-04-21 06:22 | ツツジ科 | Trackback | Comments(0)