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山桜桃(ユスラウメ)

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山桜桃(ユスラウメ)はバラ科サクラ属の落葉低木である。
原産地は中国の北西部である。
日本へは江戸時代の初期に渡来した。
庭木として人気があり、全国で植栽されている。
樹高は1~4メートルくらいである。
葉は倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、両面に毛が密生している。
開花時期は3~4月である。
葉の脇に短い花柄を出して、白または淡い紅色の5弁花をびっしりとつける。
花径は2~3センチで、花びらは重ならない。
実は直径1センチくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
6月ころに熟して、光沢のある美しい赤色となる。
味は甘酸っぱく、そのまま生食したり果実酒にしたりする。
俳句では、「山桜桃(ゆすら)の花」が春の季語、「山桜桃(ユスラウメ)」が夏の季語である。
花の写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
実の写真は6月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus tomentosa


★こんもりとピンクが茂る花ゆすら
 実のなる日まで指折るように

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by ryudesuyo | 2009-03-31 06:32 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

庭梅(ニワウメ)

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庭梅(ニワウメ)はバラ科サクラ属の落葉低木である。
中国の北部と朝鮮半島に分布している。
日本へはかなり古い時代に渡来し、庭木として植栽されてきた。
万葉集にも唐棣花(はねず)の名で詠まれている。
樹高は1~2メートルである。
株立状になる。
葉は互い違いに生える(互生)。
葉の形は卵形で先が尖り、縁のぎざぎざ(鋸歯)は「重鋸歯」である。
重鋸歯というのは、ぎざぎざの中にぎざぎざがある二重の鋸歯を指す。
葉の表面は緑色で毛がなく、裏面には毛がある。
開花時期は3~4月である。
葉に先立って淡い紅色の花をつける。
花びらは5枚で、花の中央にたくさんの雄しべがあり、真ん中に緑色の子房(果実や種子ができるところ)が見え、そこから雌しべの花柱が伸びている。
直径1センチくらいの丸い実が7~8月ころに赤く熟する。
生で食べることができ、果実酒ともされる。
種子は生薬名を郁李仁(いくりにん)といい、便秘薬とされる。
根は郁李根(いくりこん)といい、歯ぐきが腫れたときに効く。
花の写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
実の写真は6月に向島百花園で撮った。
学名:Prunus japonica


★庭梅を愛でて安らぎ覚えつつ
 そっと噛み締む春の歓び

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by ryudesuyo | 2009-03-30 06:36 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

天城吉野(アマギヨシノ)

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天城吉野(アマギヨシノ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
三島市の国立遺伝学研究所で、竹中要博士によって1957年に作出された。
大島桜(オオシマザクラ)と江戸彼岸(エドヒガン)の交雑種で、染井吉野(ソメイヨシノ)の起源を研究する過程で生まれた。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には芒形(のぎがた:イネなどの小穂に見られる針のような棘)の重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉には毛は生えない。
開花時期は4月上旬である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花の色は白く、花径は3~5センチの大輪である。
花びらは5枚で形は丸く、一重咲きである。
花序は散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)で、一総につく花の数は4~5輪である。
花の後には実が少しつく。
染井吉野(ソメイヨシノ)に比べると葉が大きく、大島桜(オオシマザクラ)に近い。
写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus x yedoensis cv.Amagi-yoshino


★真っ白な大きな花が遠目にも
 はっきり目立つ天城吉野は

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by ryudesuyo | 2009-03-29 08:24 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

ピンク雪柳(ピンクユキヤナギ)

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雪柳(ユキヤナギ)はバラ科シモツケ属の落葉低木である。
原産地は日本と中国である。
本州の関東地方から九州にかけて分布する。
また、庭木とされる。
樹高は1~2メートルくらいである。
よく枝分かれをし、樹形は株立ち状となる。
樹皮は暗い灰色である。
葉は幅の狭い披針形(柳の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には小さな鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3~5月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花弁は5枚、萼片も5枚である。
花の色は白い。
ピンク雪柳(ピンクユキヤナギ)はその園芸品種である。
淡いピンク色の小花をしだれる枝いっぱいに咲かせる。
ただし、蕾と花びらの裏側が赤みを帯びるが、花びらの表側は白っぽい。
写真は3月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Spiraea thunbergii cv. Fujino Pinky


★紅色を帯びて可憐な雪柳
 ゆらりと揺れて誰を手招く

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by ryudesuyo | 2009-03-28 08:25 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

黄金雪柳(オウゴンユキヤナギ)

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雪柳(ユキヤナギ)はバラ科シモツケ属の落葉低木である。
原産地は中国である。
日本でも古くから自生しており、本州の関東地方から九州にかけて分布する。
黄金雪柳(オウゴンユキヤナギ)はその園芸品種である。
特徴は葉の色が黄色いことである。
樹高は100~150センチくらいである。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3~4月である。
株元から多数の枝を出し、白い小さな花がいっぱいにつける。
その花の様子が雪のように見え、枝や葉の形が柳のように見えるのが名の由来である。
花弁は5枚である。
雄しべは20本、雌しべは5本である。
俳句では「雪柳」が春の季語である。
写真は3月に埼玉県立花と緑の振興センターで撮った。
学名:Spiraea thunbergii cv. Aurea


★するすると伸ばした枝は黄金色
 真白の花びら粉ふくように

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by ryudesuyo | 2009-03-27 06:30 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

雪柳(ユキヤナギ)

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雪柳(ユキヤナギ)はバラ科シモツケ属の落葉低木である。
原産地は中国だが、日本でも古くから自生している。
樹高は100~150センチくらいになる。
開花時期は3~4月である。
株元から多数の枝を出し、白い小さな花がいっぱいに咲く。
その花の様子が雪のように見え、また枝や葉の形が柳のような形に見えることからこの名がつけられたという。
花が散ると地面に小米(砕いた米)をまいたようになるので小米柳(コゴメヤナギ)とも呼ばれる。
古来は、この花が岩のあるところを好んで生えるので、岩柳(イワヤナギ)と呼ばれていたという。
また、中国では「噴雪花」と呼ばれている。
なお、同じシモツケ属で花が団子状のものを小手鞠(コデマリ)という。
開花は雪柳(ユキヤナギ)よりも少し遅い。花の形はよく似ている。
俳句の季語は春である。
写真は3月に埼玉県三郷市で撮った。
学名:Spiraea thunbergii


★するすると枝を伸ばして雪柳
 真白の花びらまぶすが如く
☆遠くより真白の雲のあるごとく
 風に舞い散る雪柳見ゆ

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by ryudesuyo | 2009-03-26 06:20 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

紅葉李(ベニバスモモ)

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紅葉李(ベニバスモモ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
分類上は、西南アジア、コーカサスに分布するミロバラン李(ミロバランスモモ)の変種である。
英名をチェリープラム(Cherry plum)という。
ヨーロッパでは街路樹としてよく利用されている。
日本へは、古い時代に中国から渡来した。
樹高は3~8メートルくらいである。
葉は長さ4~5センチの楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は薄くて先が尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉は新葉のころから紅紫色を帯び、秋には濃い紅紫色となる。
開花時期は3~4月である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花径は2センチくらいの5弁花で、淡い紅色を帯びる。
萼も紅紫色である。
雄しべはたくさんあり、雌しべは1本である。
実は球状の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、熟したものは食用になる。
別名を赤葉桜(アカバザクラ)ともいう。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Prunus cerasifera var. atropurpurea


★秋の日に濃い紅色の葉を見たく
 また再びと心に決めて

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by ryudesuyo | 2009-03-25 06:28 | バラ科 | Trackback | Comments(2)

緑萼梅(リョクガクバイ)

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緑萼梅(リョクガクバイ)はバラ科サクラ属の落葉低木である。
原産地は中国である。
日中友好の印として中国から各地に贈られている。
萼が黄緑色になるのが特徴である。
開花時期は3~4月である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで取った。
学名:Prunus mume cv. Ryokugakubai


★桜より梅が好みの隣国で
 緑萼梅は珍重されて

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by ryudesuyo | 2009-03-24 06:13 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

李(スモモ)

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李(スモモ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
原産地は中国である。
中国では桃とともに春の代表的な花として古来から愛されてきた。
日本へは奈良時代には渡来しており、大伴家持の歌が万葉集にも残されている。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3~4月である。
葉の展開に先立って白い五弁花をつける。
時期的には、「梅」が終わって「桜」が咲き出す寸前のころである。
葉のつけ根に、花径15~20ミリくらいの花を2、3輪ずつ密生して咲かせる。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、赤紫色ないし黄色に熟する。
実の酸味が強いことから「酢桃」とも書く。
生で食べるほか、ジャム、果実酒、乾果などに加工する。
俳句では、「李」が夏の季語、「李の花」が春の季語である。
花の写真は4月に市川市万葉植物園で撮った。
実の写真は6月に市川市万葉植物園で撮った。
学名:Prunus salicina


★春の陽にいといけなきはその姿
 李の花を君に見立てて
☆優しげな花びら揺らす李かな
 春風そよぐ君に抱かれ

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by ryudesuyo | 2009-03-23 06:13 | バラ科 | Trackback | Comments(2)

小梅(コウメ)

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小梅(コウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
庭木用、果樹用として各地に植えられている。
分類上は、梅(ウメ)の変種とされている。
信州で多く見られることから信濃梅(シナノウメ)の別名がある。
同様な理由から甲州梅(コウシュウウメ)と呼ぶ地域もある。
栽培は江戸時代から行われてきた。
樹高は2~6メートルくらいである。
幹はよく枝分かれをする。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉には柄があって先は尾状に尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
梅(ウメ)の葉よりも小振りである。
開花時期は3月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花径は2センチ前後で、白い5弁花である。
一重咲きで花びらは平らに開き、よい香りがする。
萼片は5枚で、紫色を帯びた緑色である。
雄しべはたくさんあり、雌しべは1本である。
花の後にできる実は球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、6~7月に黄色く熟する。
実の径は15ミリくらいで、梅(ウメ)よりも小さい。
実は梅干として食用にされる。
俳句では「梅の花」が春の季語、「小梅」は夏の季語である。
写真は3月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Prunus mume var. microcarpa


★果樹園で花を開いた信濃梅
 君がなるのかあの梅干に

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by ryudesuyo | 2009-03-22 08:53 | バラ科 | Trackback | Comments(0)