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ロサ・ウィルモッティアエ

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ロサ・ウィルモッティアエはバラ科バラ属の常緑低木である。
種小名の片仮名表記は「ウィルモッチアエ」とするものもある。
原産地は中国の西部である。
学名はイギリスの女性園芸家E. Willmottにちなむ。
樹高は1~2メートルである。
開花時期は5~6月である。
花弁数4~8枚の一重咲きで、花の色は藤色ないし紫が交じる。
花に香りはない。
写真は6月に札幌市の百合が原公園で撮った。
学名:Rosa willmottiae


★北の地でそっと開いた原種バラ
 由来知りたく名札を控え

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by ryudesuyo | 2009-05-31 13:35 | バラ科

大高嶺茨(オオタカネイバラ)

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大高嶺茨(オオタカネイバラ)はバラ科バラ属の落葉低木である。
北海道から本州にかけて分布し、亜高山から高山にかけて生える。
北海道では海岸近くにも生える。
海外では、サハリン、朝鮮半島、中国東北部、カムチャツカ半島などにも分布している。
樹高は100~150センチくらいである。
花の柄には密に刺があり、葉の柄には腺毛がある。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)である。
小葉の形は卵形で、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
近縁種の高嶺茨(タカネイバラ)と似ているが、小葉の枚数が異なる。
大高嶺茨(オオタカネイバラ)のほうが1対少なく、5~7枚である。
開花時期は6~7月である。
枝先に紅紫色の花を1つずつつける。
花の柄は長く、萼片は細長い。
秋に熟する実は紡錘形をしている。
実は食用とされる。
大高嶺薔薇(オオタカネバラ)の別名もある。
写真は7月に岩手県の八幡平で撮った。
学名:Rosa acicularis


★高山にひっそりと咲く赤い薔薇
 花びら震わせ風と戯れ

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by ryudesuyo | 2009-05-30 09:47 | バラ科

レッドリーフ・ローズ

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レッドリーフ・ローズ(red-leaved rose)はバラ科バラ属の落葉低木である。
原産地は北アメリカである。
学名からロサ・ルブリフォリアの名で表示する場合もある。
樹高は1~2メートルである。
幹は直立し、枝を広げる。
枝は細く、マロンのような色を帯びて蝋がかっており棘がある。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)である。
小葉の形は楕円形である。
葉の色は灰色がかった緑色で、葉脈はマロンのような色を帯びる。
開花時期は5~6月である。
花径5センチくらいの一重咲きの5弁花である。
花色は紅紫色ないし鮮やかな紅色で、花の真ん中は色が淡い。
秋には赤く熟した実が鈴なりになってぶら下がる。
写真は6月に北大植物園のカナディアン・ロックガーデンで撮った。
学名:Rosa rubrifolia(=Rosa glauca)


★あっさりと咲いた原種は美しく
 これぞ野薔薇の思い深めて

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by ryudesuyo | 2009-05-29 06:04 | バラ科

フランス薔薇(フランスバラ)

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フランス薔薇(フランスバラ)はバラ科バラ属の落葉低木である。
学名のロサ・ガリカの名でも知られる重要な原種である。
ヨーロッパで生まれた園芸品種の祖先と考えられている。
原産地は中央ヨーロッパ、コーカサス地方、西アジアなどである。
英名はフレンチローズ(French rose)である。
種小名のには「赤い」という意味がある。
樹高は1メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~7月である。
花はピンクの一重咲きである。
花弁のつけ根のほうは白くなる。
花径は6センチくらいで、よい香りがする。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Rosa gallica


★何気なくフランス薔薇を調べれば
 奥の深さにため息混じり

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by ryudesuyo | 2009-05-28 06:15 | バラ科

藪茨(ヤブイバラ)

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藪茨(ヤブイバラ)はバラ科バラ属の落葉低木である。
本州の近畿地方の太平洋側と四国、九州に分布し、海岸に近い崖地や山地の林の中に生える。
別名を匂茨(ニオイイバラ)ともいう。
樹高は2~3メートルである。
幹は細長く、枝には疎らに鉤型の棘がある。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉5~7枚で1枚の葉が構成される。
小葉の形は卵形でやや艶があり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
頂小葉が側小葉より大きく、先は尾状に尖る。
葉の裏面や柄には毛が生える。
開花時期は5~6月である。
枝先に花径1~2センチの小振りの白い花を数輪つける。
紅色のばかしが入るものもある。
花弁は5枚である。
花弁の形は卵倒形で、先がへこむ。
萼片は5枚である。
雄しべは黄色く、たくさんある。
花柱には綿毛が生える。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は球形の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、赤く熟する。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Rosa onoei


★小さくてまとまって咲く藪茨
 香りにつられ棘に用心

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by ryudesuyo | 2009-05-27 06:06 | バラ科

山椒薔薇(サンショウバラ)

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山椒薔薇(サンショウバラ)はバラ科バラ属の落葉低木ないし小高木である。
箱根・富士地方に自生しており、箱根町や山中湖村の花になっている。
また、庭木として栽培もされている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
樹高は1~3メートルくらいである。
野生のものには5~6メートルのものもある。
枝には痛そうな棘がたくさんあり、葉は山椒(サンショウ)の葉によく似ている。
葉は小葉9~19枚からなる奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5~6月である。
枝先に花径5センチくらいの淡い紅色の5弁花を開く。
開花してからだんだん色が薄くなる。
そして、花は2日ももたずに散っていく。
花を咲さかせたあと、刺の多い果実ができる。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rosa hirtula


★うっすらとピンクに染まり咲く花は
 棘に守られ命短く

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by ryudesuyo | 2009-05-26 06:10 | バラ科

桜薔薇(サクラバラ)

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桜薔薇(サクラバラ)はバラ科バラ属の落葉低木である。
中国の四川省や雲南省に分布する庚申薔薇(コウシンバラ:Rosa chinensis)と野茨(ノイバラ:Rosa multiflora)との自然交雑種だと推定されている。
樹高は1~3メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互生(互い違いに生える)。
小葉の形は細長い楕円形である。
小葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~5月である。
桜(サクラ)に似た薄いピンク色のやや大きな花を咲かせる。
花径は4~5センチくらいである。
一重咲きの5弁花で、花びらのつけ根のほうは色が薄く、グラデーションが美しい。
命名をしたのは牧野富太郎博士である。
学名には小石川植物園の園丁長の名がつけられている。
別名を海棠薔薇(カイドウバラ)ともいう。
これは海棠(カイドウ)の花に似ているところからつけられた。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Rosa uchiyama


★さっそうと花を開いて桜薔薇
 虫を手招き麗らかな春

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by ryudesuyo | 2009-05-25 05:48 | バラ科

ロサ・シネンシス・ミニマ

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ロサ・シネンシス・ミニマはバラ科バラ属の常緑低木である。
庚申薔薇(コウシンバラ)の変種で、矮性種である。
原産地は中国である。
学名の片仮名表記はロサ・キネンシス・ミニマとするものもある。
樹高は30~50センチくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は、細長い卵形である。
園芸品種のミニ薔薇(ミニバラ)の交配親であり、四季咲き性がある。
一重咲きや八重咲きのものがあり、花の色にも濃淡がある。
写真は5月につくば植物園で撮った。
Rosa chinensis var. minima


★ミニバラのご先祖様と聞かされて
 思いを馳せる彼の地の庭に

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by ryudesuyo | 2009-05-24 07:13 | バラ科

庚申薔薇(コウシンバラ)

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庚申薔薇(コウシンバラ)はバラ科バラ属の常緑低木である。
原産地は中国の四川省、雲南省である。
日本でも江戸時代以前に渡来して栽培され、多くの園芸品種がある。
基本種は一重咲きである。
学名からロサ・キネンシスないしロサ・シネンシスとも呼ばれる。
名の由来は庚申月(つまり隔月)に咲くということからきており、四季咲き性がある。
樹高は1~2メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形で、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉にはやや艶があり、裏面は白っぽい。
開花時期は5~11月くらいである。
枝先に1輪ずつ花をつける。
花径は5~7センチくらいで、花弁は5枚である。
八重咲きのものもある。
花の色は紅紫色から桃色で、色には濃淡がある。
萼片は5枚である。
雄しべはたくさんあり、葯(雄しべの花粉を入れる袋)の色は黄色い。
花の後にできる実は球形の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、熟すと赤くなる。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Rosa chinensis


★花びらを重ねる薔薇もいいけれど
 原種の渋さ一際目立ち

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by ryudesuyo | 2009-05-23 10:40 | バラ科

難波茨(ナニワイバラ)

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難波茨(ナニワイバラ)はバラ科バラ属の半常緑蔓性低木である。
原産地は中国の南部と台湾である。
日本へは江戸時代に難波商人によって持ち込まれて販売された。
それが名の由来でもある。
近畿地方から九州にかけて、逸出したものが野生化して自生している。
樹高は1~2メートルである。
蔓は長く伸びれば10メートルにも達する。
蔓には鋭い棘がある。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉は長さが2~4センチくらいの楕円形で、光沢がある。
開花時期は5~6月である。
香りのよい大きな白い花を咲かせる。
花径7~8センチの5弁花で、真ん中には黄色い雄しべがたくさんある。
実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、秋に赤橙色に熟する。
実は生薬で金桜子(きんおうし)といい、止瀉、縮尿などの薬効がある。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Rosa laevigata


★清楚なる野生の薔薇の美しさ
 今に伝える難波茨は

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by ryudesuyo | 2009-05-22 05:56 | バラ科