<   2009年 06月 ( 30 )   > この月の画像一覧

ポテンティラ・アウレア

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ポテンティラ・アウレアはバラ科キジムシロ属の多年草である。
原産地はヨーロッパである。
アルプス山脈やピレネー山脈に分布し、標高1200~2800メートルの草地や牧草地などに生える。
英名はゴールデン・シンクフォイル(golden cinquefoil)である。
シンクフォイルはキジムシロのことである。
草丈は5~20センチくらいである。
根際から生える葉は5小葉からなる複葉である。
小葉の形は細長い楕円形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の色は灰白色を帯びる。
開花時期は6~8月である。
茎の上部に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、小さな黄色い花をいくつかつける。
花弁は5枚で、ハート形をしている。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Potentilla aurea


★ヨーデルの聞こえるような牧草地
 とても好きだよきれいに咲くよ

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by ryudesuyo | 2009-06-30 06:02 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

ブッシュ・シンクフォイル

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ブッシュ・シンクフォイル(bush cinquefoil)はバラ科キジムシロ属の落葉低木である。
シンクフォイルは雉蓆(キジムシロ)のことである。
日本にも分布する金露梅(キンロバイ)の基本種である。
北アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどに分布し、高山に生える。
学名では、ポテンティラ・フルティコサとなる。
樹高は30~120センチくらいである。
よく枝分かれをし、枝は直立する。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は長さ3センチくらいの細長い楕円形である。
1枚の葉は3~7枚の小葉で構成される。
開花時期は6~10月くらいである。
初霜の降りるころまで開花を続ける。
花径3~5センチくらいの黄色い5弁花である。
花の色が白やオレンジ色の栽培品種もある。
写真は6月に北大植物園のカナディアン・ロックガーデンで撮った。
学名:Potentilla fruticosa


★名札には違う名前が書かれても
 見分けどころはわからぬままに

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by ryudesuyo | 2009-06-29 05:58 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

トール・シンクフォイル

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トール・シンクフォイル(tall cinquefoil)はバラ科キジムシロ属の多年草である。
シンクフォイルは雉蓆(キジムシロ)のことである。
学名ではポテンティラ・アルグタとなる。
原産地は北アメリカである。
草丈は30~100センチくらいである。
茎は直立し、丈夫である。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)である。
3~11枚の小葉で1枚の葉が構成される。
小葉は先へいくほど大きくなる。
小葉の形は楕円形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~7月である。
茎先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、クリーム色ないし白の5弁花をつける。
花の真ん中には黄色い雄しべが20本以上ある。
萼片は5枚で、緑色である。
写真は6月に北大植物園のカナディアン・ロックガーデンで撮った。
学名:Potentilla arguta


★背の高い姿がどこか面白い
 雉蓆とは思えぬようで

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by ryudesuyo | 2009-06-28 10:13 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

アポイ金梅(アポイキンバイ)

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アポイ金梅(アポイキンバイ)はバラ科キジムシロ属の多年草である。
北海道日高山系のアポイ岳周辺に分布し、高山の少し湿った礫地や草地に生える。
分類上は、深山金梅(ミヤマキンバイ)の変種である。
蛇紋岩地に適応できるように変化したものである。
草丈は10センチくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、小葉は深く切れ込む。
葉は厚くて艶がある。
開花時期は5~8月である。
茎先に黄色い花をつける。
花びら(花弁)は5枚で、先が窪んでいる。
花径は15ミリくらいである。
「金梅」の名は、花の色が黄色で形が梅の花に似ているところからきている。
写真は10月に大阪市の「咲くやこの花館」で撮った。
学名:Potentilla matumurae var.apoiensis


★ここだけに咲いているから逢いに来て
 見つけてみてとアポイ金梅

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by ryudesuyo | 2009-06-27 07:16 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

雌阿寒金梅 (メアカンキンバイ)

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雌阿寒金梅 (メアカンキンバイ) はバラ科キジムシロ属の多年草である。
北海道固有種である。
知床山系、阿寒山系、大雪山系、十勝連峰、羊蹄山などに分布し、高山の礫地に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
和名は、発見地である道東の雌阿寒岳に由来する。
草丈は3~10センチくらいである。
背は低く、地面にへばりつくようにして広がる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、小葉はくさび形をしている。
葉の色は灰色がかった緑色である。
自生地での開花時期は7~8月である。
茎先に花径15ミリくらいの黄色い花を数個つける。
先が丸いしゃもじのような形をした5枚の花びらの間は空いていて、緑色の咢片が目立つ。
別名を蝦夷深山金梅(エゾミヤマキンバイ)ともいう。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Potentilla miyabei


★雌阿寒の名に厳しさを垣間見る
 高山の花滅ぶことなく

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by ryudesuyo | 2009-06-26 06:02 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

千島金梅(チシマキンバイ)

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千島金梅(チシマキンバイ)はバラ科キジムシロ属の多年草である。
北方領土を含む北海道に分布し、海岸の岩場などに生える。
海外では、サハリン、カムチャツカ半島、シベリア、北アメリカなど周北極地域に分布している。
千島で発見され、花の形が梅に似て鮮やかな黄色というのが、和名の由来である。
草丈は10~30センチくらいである。
寒い地方の植物の特徴だが、茎や葉など全体が綿毛に被われている。
茎はやや斜めに伸びる。
根から生える葉は、3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
質は分厚く、綿毛に覆われている。
自生地での開花時期は6~8月である。
直径3~5センチくらいの黄色い5弁花を数輪つける。
丈夫な花なので、鉢植えやロックガーデン植えとして愛好されている。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Potentilla megalantha


★鮮やかな黄金の色がよく似合う
 千島金梅人に愛され

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by ryudesuyo | 2009-06-25 06:08 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

夕張金梅(ユウバリキンバイ)

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夕張金梅(ユウバリキンバイ)はバラ科キジムシロ属の多年草である。
北海道の夕張岳や大雪山系、日高山脈などに分布し、高山にある蛇紋岩地の草地や礫地に生える。
環境省のレッドデータブックでは、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
分類上は、深山金梅(ミヤマキンバイ)の変種とされている。
基本種との違いは、葉に艶がないことである。
草丈は5~20センチくらいである。
根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、何枚もが輪生する。
小葉の形は倒卵形で、上部の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には艶はなく、少し毛が生える。
茎につく葉もあるが小さい。
開花時期は5~6月である。
茎の上部で枝分かれをし、それぞれの先に花径2センチくらいの黄色い花をつける。
花びらは5枚である。
花びらの形は幅の広い倒卵形で、先は少しへこんでいる。
雄しべは20本くらいある。
写真は5月に北大植物園で撮った(植栽)。
学名:Potentilla matsumurae var. yuparensis


★少しだけ仲間と違う葉をつけて
 高嶺が似合う夕張金梅


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by ryudesuyo | 2009-06-24 05:59 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

裏白金梅(ウラジロキンバイ)

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裏白金梅(ウラジロキンバイ)はバラ科キジムシロ属の多年草である。
北海道と本州中部地方に分布し、高山に生える。
海外では、北半球の北部に広く分布する周北極要素植物である。
寒冷期に日本まで分布を広げ、温暖化が進む中で高山に取り残されたものと推測される。
日本での分布は不連続で、北海道の礼文島や夕張岳、中部地方の白馬岳、八ヶ岳、北岳、荒川岳などに生育する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は10~30センチくらいである。
茎には白い毛が密生している。
葉は小葉3枚で1組になる3出複葉である。
小葉の形は楕円形で、裏面には白い毛が密生している。
これが名の由来にもなっている。
近縁種の深山金梅(ミヤマキンバイ)に似ているが、見分けるポイントとなる。
開花時期は6~7月くらいである。
長い花茎をひょろっと伸ばし、花径2センチくらいの黄色い花をつける。
写真は4月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Potentilla nivea


★花茎をひょろりと伸ばし金色の
 花が微笑む裏白金梅

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by ryudesuyo | 2009-06-23 06:21 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

深山金梅(ミヤマキンバイ)

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深山金梅(ミヤマキンバイ)はバラ科キジムシロ属の多年草である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、高山の草地や岩場、礫地などに生える
海外では、朝鮮半島、中国、シベリアなどにも分布する。
草丈は10~20センチくらいである。
根茎は太く、地を這うように伸びる。
葉は根元から束のように生える3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、長い柄がある。
小葉は卵形で光沢があり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の両面に褐色の長い剛毛があり、縁にも密生する。
開花時期は7~8月である。
茎先に花径2センチくらいの濃い黄色の花を数個つける。
花びらは5枚で、中心に近いほうが色が濃い。
名は、深山に咲く金色の梅に似た花というところからきている。
生える場所が限定的ではないので、代表的な高山植物として親しまれている。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Potentilla matsumurae


★山深く黄金の色に照り映えて
 深山金梅人待ち顔に

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by ryudesuyo | 2009-06-22 05:58 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

蔓雉筵(ツルキジムシロ)

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蔓雉筵(ツルキジムシロ)はバラ科キジムシロ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地の草原や岩石地などに生える。
海外では、サハリン、カムチャツカ半島、韓国の済州島などにも分布する。
草丈は10~30センチくらいである。
全草に毛が生えている。
匍匐枝を伸ばして繁殖する。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)である。
小葉は5~7枚で構成される。
小葉の形は幅の広い卵形で、上部の3枚はほぼ同じ大きさになる。
開花時期は4~7月である。
茎先に数個の黄色い花をつける。
花径は2センチくらいで5弁花である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Potentilla stolonifela


★名を聞いて蔓はどこかと目を凝らす
 花は黄金の蔓雉筵

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by ryudesuyo | 2009-06-21 13:12 | バラ科 | Trackback | Comments(0)