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フィジーの椰子(フィジーノヤシ)

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フィジーの椰子(フィジーノヤシ)はヤシ科フィジーノヤシ属(ビーチア属)の常緑高木である。
ビーチア属は太平洋諸島に約13種が分布する。
マニラ椰子(マニラヤシ)が同じ仲間である。
本種の原産地はフィジー諸島である。
樹高は10~15メートルくらいである。
幹は直立する。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)である。
幹の先に集まってつく葉は、アーチ型に湾曲している。
小葉の先端は不定形に切れ込む。
雌雄同株である。
実は紡錘形で赤く熟するのが特徴である。
東南アジアで街路樹として使われている。
日本ではめずらしいヤシである。
写真は11月に沖縄の東南植物楽園で撮った。
学名:Veitchia arecina


★赤い実がついてそうかと気がつくよ
 フィジーの椰子個性たっぷり

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by ryudesuyo | 2009-11-30 06:07 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)

檳榔樹(ビンロウジュ)

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檳榔樹(ビンロウジュ)はヤシ科ビンロウジュ属(アレカ属)の常緑高木である。
原産地はインド、マレーシアである。
中国や東南アジアなどで広く栽培されている。
日本では、沖縄や小笠原諸島に分布する。
樹高は15~20メートルくらいである。
幹は直立し、葉の落ちた跡の環状紋が残る。
幹だけ見ると竹のように見える。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)である。
幹の先に集まってつく葉は、アーチ型に湾曲している。
春に50センチくらいの花穂を出し、香りのよい黄色い花をつける。
実は3センチくらいの長さの楕円形をした核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
若芽や若い花柄は食用にされる。
実は檳椰子(ビンロウジ)と呼ばれ、石灰とコショウ科のキンマの葉に包んで噛む習慣がある。
アレコリンというアルカイドが含まれており、ニコチンと同様の依存性があり、発癌物質との指摘を受けている。
和名は中国名の「檳榔」からきており、賓客を意味する。
英名はペナン(Pinang)である。
ペナン島の名の由来となっている。
写真は11月に沖縄の東南植物楽園で撮った。
学名:Areca catechu


★南方で宝とされる檳榔樹
 如何なる味と興味は湧けど

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by ryudesuyo | 2009-11-29 08:03 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)

蒲葵(ビロウ)

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蒲葵(ビロウ)はヤシ科ビロウ属の常緑高木である。
四国から沖縄にかけて分布し、海岸に近い林の中に生える。
海外では、台湾、中国の南部にも分布する。
樹高は3~10メートルくらいである。
幹は直立する。
葉は円形で、手のひら状に深く裂けて垂れ下がる。
葉の長さは1~2メートルくらいあり、幹の先に集まって生える。
開花時期は春から夏である。
雌雄異株である。
葉の脇から枝分かれをした大形の円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、黄白色の小花をたくさんつける。
花は独特の臭気を放って昆虫を誘う。
実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、黒緑色に熟する。
沖縄では、庭木や街路樹とするほか、葉は扇や笠に利用し、若芽は食用にする。
写真は11月に沖縄の東南植物楽園で撮った。
学名:Livistona chinensis


★美しい姿かたちのビロウヤシ
 暮らしに活かす知恵に守られ

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by ryudesuyo | 2009-11-28 15:23 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)

棗椰子(ナツメヤシ)

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棗椰子(ナツメヤシ)はヤシ科ナツメヤシ属(フェニックス属)の常緑高木である。
原産地は北アフリカや中東である。
現在では、トルコ、パキスタン、インド北西部などにも分布している。
砂漠や熱帯地方では最も有用な植物である。
沖縄でも、街路樹や公園木として利用されている。
樹高は15~25メートルくらいである。
葉は羽状複葉である。
鳥の羽のように左右に小葉がたくさん並んで1枚の葉が構成される。
小葉の形は細長い披針形(笹の葉のような形)である。
葉は幹の先につき、艶がある。
葉の柄には棘がある。
開花時期は3~5月である。
雌雄異株である。
白い小さな花が群がって咲き、よい香りがする。
結実期は10~12月である。
雌株には下垂させた房にたくさんの実がつく。
1つの房の重量は10キロにもなる。
実は食用となる。
生食をするほか、ゼリー・ジャムの原料となり、乾燥果実として加工される。
樹液からは砂糖が採れ、醸造酒や蒸留酒に加工される。
名の由来は、実がクロウメモドキ科の棗(ナツメ)に似ていることからきている。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Phoenix dactylifera


★この樹から酒ができるかナツメヤシ
 広い地球を実感しつつ

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by ryudesuyo | 2009-11-27 06:07 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)

親王椰子(シンノウヤシ)

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親王椰子(シンノウヤシ)はヤシ科ナツメヤシ属(フェニックス属)の常緑低木である。
原産地はインドシナ半島である。
樹高は2~3メートルである。
幹は直立をする。
葉の落ちた痕は小突起状になる。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)である。
葉は長さが150センチくらいあり、幹の先に集まってつく。
葉の柄には鋭い刺がある。
花はクリーム色で、よい香りがする。
実は卵形で黒く熟する。
写真は11月に沖縄の東南植物楽園で撮った。
学名:Phoenix roebelenii


★小粒でもぴりり締まったその姿
 名も優雅なり親王椰子は

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by ryudesuyo | 2009-11-26 05:51 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)

徳利椰子擬き(トックリヤシモドキ)

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徳利椰子擬き(トックリヤシモドキ)はヤシ科トックリヤシ属の常緑高木である。
原産地はインド洋にあるマスカリン諸島のロドリゲス島である。
日本へは明治時代の末期に渡来した。
樹高は5~10メートルくらいである。
幹は滑らかで環状紋があり、地面に近い部分がやや肥大する。
幹の先に羽状葉が束生する。
開花時期は周年である。
幹の上部に棍棒状の肉穂花序(柄のない花が花茎に均等につき、主軸が肉厚に膨らんだもの)を出し、橙色の小さな花をたくさん下垂させる。
実は長さ2センチくらいの円柱状で、暗い緑色に熟する。
写真は11月に沖縄の東南植物楽園で撮った。
学名:Mascarena verschaffeltii


★徳利と言うほど太くならぬけど
 どこか愉快な姿を見せて

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by ryudesuyo | 2009-11-25 06:01 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)

徳利椰子(トックリヤシ)

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徳利椰子(トックリヤシ)はヤシ科トックリヤシ属の常緑低木である。
原産地はインド洋西部のマスカリン諸島である。
英名はボトルパーム(Bottle palm)である。
樹高は3~6メートルである。
幹のつけ根が大きく膨らむのが特徴である。
幹には環状紋がある。
これは葉痕と呼ばれ、葉の落ちた跡である。
葉は羽状複葉で、幹の先につく。
羽状複葉というのは、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成されるもののことである。
長さが1~2メートルあり、アーチ状にしなる。
幹の上部に肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出し、淡い緑色の花をつける。
写真は11月に沖縄の東南植物楽園で撮った。
学名:Mascarena lageniraulis(=Hyophorbe lagenicaulis)


★愛嬌を溢れるほどに振りまいて
 徳利椰子は行列つくり

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by ryudesuyo | 2009-11-24 05:56 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)

矮鶏唐棕櫚(チャボトウジュロ)

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矮鶏唐棕櫚(チャボトウジュロ)はヤシ科チャボトウジュロ属の常緑低木である。
原産地は地中海沿岸地方である。
暖かな海岸地帯の岩礫地に生えるが、寒さにも強く強健である。
樹高は2~3メートルである。
唐棕櫚(トウジュロ)に似ているが、葉の柄に鋭い刺があること、株立ち状(根元から何本もの細い幹を立ち上がらせる)となり地際からたくさん葉をつけることなどが異なる。
別名を姫棕櫚(ヒメジュロ)という。
樹高は2~3メートルである。
葉は手のひら状で直径が50センチくらいある。
開花時期は5~6月である。
黄色い花を密生して咲かせる。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Chamaerops humilis


★コンパクトだけどこんもり葉の茂る
 矮鶏唐棕櫚はずんぐりとして

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by ryudesuyo | 2009-11-23 10:22 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)

大王椰子(ダイオウヤシ)

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大王椰子(ダイオウヤシ)はヤシ科ダイオウヤシ属(ロイストネア属)の常緑高木である。
原産地はキューバ、フロリダ半島である。
英名はロイヤルパーム(royal palm)である。
まさに「ヤシの王様」である。
樹高は15~25メートルくらいである。
幹は太くて直立し、灰白色である。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、幹の先に束になって生える(束生)する。
葉の長さは2~3メートルくらいある。
小葉は細い。
雄雌同株である。
実は小さな球形で、紫色に熟する。
寒さに弱いので、日本では沖縄あたりでないと露地植えはできない。
写真は11月に沖縄の東南植物楽園で撮った。
学名:Roystonea regia


★大王の名にふさわしく堂々と
 伸びる姿に見蕩れるばかり

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by ryudesuyo | 2009-11-22 06:51 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)

唐棕櫚(トウジュロ)

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唐棕櫚(トウジュロ)はヤシ科シュロ属の常緑高木である。
原産地は中国、ミャンマーである。
樹高は5~10メートルである。
日本にも分布する棕櫚(シュロ)の近縁種である。
棕櫚(シュロ)に比べて葉の柄が短く、葉の裂片の先が内に折れて垂れ下がらないなどの違いがある。
開花時期は5~6月である。
雌雄異株である。
花穂に淡い黄色の3弁花を密につける。
結実期は9~11月である。
実は平たい球形で淡い黄色から青黒色に熟する。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Trachycarpus wagnerianus


★名札みてなるほどこれかと呟きつ
 唐棕櫚の木を肌で感じて

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by ryudesuyo | 2009-11-21 14:13 | ヤシ科 | Trackback | Comments(0)