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文旦(ブンタン)

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文旦(ブンタン)はミカン科ミカン属の常緑小高木である。
原産地はマレーシアである。
日本へは江戸時代の初期に中国から渡来した。
鹿児島県に漂着した中国の難破船に積まれていたものが国内で広まったという。
名の由来は、その船の船長だった謝文旦さんからきている。
別名をザボン、ボンタンという。
樹高は3~10メートルくらいである。
葉は長さ10センチくらいの楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の柄には翼がある。
開花時期は5~6月である。
枝先に白い大形の5弁花が集まってつく。
実は冬に黄色く熟する。
外皮が厚く、果汁は少ない。
実の直径は15センチくらいあり大きい。
皮や果肉を砂糖漬けにしたり、マーマレードの原料とする。
また、ボンタン飴も有名である。
俳句の季語は秋である。
写真は1月に鹿児島市の磯庭園で撮った。
学名:Citrus grandis(=Citrus maxima)


★大きいと知ってはいたが実際に
 文旦を見て口をあんぐり

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by ryudesuyo | 2010-01-31 13:23 | ミカン科

仏手柑(ブシュカン)

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仏手柑(ブシュカン)はミカン科ミカン属の常緑小高木である。
原産地はインド、ヒマラヤ地方である。
樹高は5~8メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉には柄があり、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~6月である。
葉の脇から円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い5弁花をつける。
萼片は5枚で、雄しべはたくさんある。
花弁の外側は淡い紅紫色を帯びる。
花の後にできる柑果(多心皮性の液果)の形が面白い。
形は釣鐘状で、下部が8つから12くらいに裂ける。
この形を仏像の垂れた手に見立てたのが和名の由来である。
果肉はほとんどなくて生食には向かない。
沖永良部島では味噌漬けにして食べるという。
また、中国では砂糖を加えて煮詰めたものを食べるという。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の medica は「(イランにあった地名)Mediaの」からきており、転じて「薬用の」という意味である。
品種名の Sarcodactylis は「肉質で指状の」という意味である。
写真は11月に川口市立グリーンセンターで撮った。
花の写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Citrus medica 'Sarcodactylis'


★花見てもとても区別はつかぬけど
 果実の形驚くばかり
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by ryudesuyo | 2010-01-30 08:29 | ミカン科

平実レモン(ヒラミレモン)

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平実レモン(ヒラミレモン)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
奄美大島から沖縄にかけて分布し、栽培もされる。
海外では台湾にも分布する。
沖縄方言のシークヮーサーの名がよく知られている。
樹高は3~5メートルである。
枝には棘がある。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶があり、先は尖る。
開花時期は3月である。
花径3センチくらいの白い花をつける。
収穫期は8~12月である。
8~9月の青い実は酸味が強く、レモンの代わりに用いられる。
11~12月の黄色く色づいたものは生食やジュースとして利用する。
実の直径は4~5センチくらいである。
ノビレチンという抗癌作用のある物質が含まれることで注目されている。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Citrus depressa


★燦燦と陽の降り注ぐ沖縄で
 シークヮーサーの味は格別

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by ryudesuyo | 2010-01-29 06:05 | ミカン科

日向夏(ヒュウガナツ)

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日向夏(ヒュウガナツ)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
原産地は九州の宮崎県である。
1820年ころ(文政年間)に発見された。
果実の特徴から柚子(ユズ)に関連のある雑種と考えられている。
開花時期は5月である。
花の色は白く、よい香りがする。
結実時期は5~6月である。
実の径は8センチくらいである。
果肉のまわりの白い部分が美味しいというのが特徴である。
宮崎県の特産品であるが他県でも栽培されている。
静岡県産のものはニューサマーオレンジと呼ばれる。
高知県産のものは土佐小夏(トサコナツ)と呼ばれる。
そのほか、熊本県や愛媛県などでも栽培されている。
写真は2月に新宿御苑で撮った。
学名:Citrus tamurana


★柑橘の香り豊かな日向夏
 趣変えた味が好まれ


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by ryudesuyo | 2010-01-28 06:13 | ミカン科

晩白柚(バンペイユ)

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晩白柚(バンペイユ)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
原産地はマレー半島である。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
文旦(ブンタン)やザボンの仲間で、実はとても大きい。
現在では熊本県の特産品となっている。
「白柚」というのは文旦(ブンタン)のことで、晩生である(完熟期が遅い)ことからこの名がつけられた。
樹高は3メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4~5月である。
花は白い5弁花で、花径は5~7センチくらいある。
実は直径が20センチ以上ある。
果肉は生食され、果皮は砂糖漬けやジャムに利用される。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Citrus grandis (=Citrus maxima)


★大きな実ネットで支えた姿見て
 これは何かと色めき立って

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by ryudesuyo | 2010-01-27 05:56 | ミカン科

花柚(ハナユ)

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花柚(ハナユ)はミカン科ミカン属の常緑中低木である。
原産地は中国の長江上流域である。
日本でも栽培をされ、また庭木とされている。
栽培適地は東北地方の南部から九州である。
樹高は3~5メートルくらいである。
樹形は直立性で、枝には棘がある。
葉の柄に広い翼がついているのが特徴である。
開花時期は3~5月である。
花の色は白く、よい香りがする。
収穫期は9~12月である。
果皮はでこぼことし、熟すと黄色くなる。
実の香りは柚子(ユズ)よりも弱い。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Citrus hanayu


★びっしりと枝しなるほどつけた実が
 黄に熟すころ再び訪ね

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by ryudesuyo | 2010-01-26 05:45 | ミカン科

ネーブル

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ネーブルはミカン科ミカン属の常緑低木である。
原産地はインドのアッサム地方である。
中国を経てリスボンに伝わり、そこから世界中に伝播した。
別名をネーブルオレンジ、甘橙(アマダイダイ)とも言う。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5~6月である。
白い5弁花である。
実は頂部にへそ(ネーブル)があるのが特徴である。
多汁で甘味が強い。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Citrus sinensis var. brasiliensis


★ネーブルの味の記憶をたどりつつ
 手にとってみる冬の日の午後

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by ryudesuyo | 2010-01-25 05:58 | ミカン科

夏蜜柑(ナツミカン)

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夏蜜柑(ナツミカン)はミカン科ミカン属の常緑小高木である。
江戸時代中期に山口県の長門市仙崎に漂着した種子が起源とのことで、日本原産である。
暖地で果樹として栽植される。
樹高は3~6メートルくらいになる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の柄には狭い翼がある。
開花時期は5~6月である。
枝先の葉の脇に香りの良い白い5弁花をつける。
果実は大形で、晩秋に実がなるが、とらずにおくと翌年の初夏に黄色く熟して食べやすくなる
夏橙(ナツダイダイ)、夏柑(ナツカン)の別名がある。
山口県の県花に指定されている。
俳句では「蜜柑の花」が夏の季語である。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
花の写真は5月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Citrus natsudaidai


★白花は甘く酸っぱい香り乗せ
 五月の空に笑顔を向けて

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by ryudesuyo | 2010-01-24 11:13 | ミカン科

デコポン

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デコポンはミカン科ミカン属の常緑低木である。
品種名は不知火(しらぬい)という。
デコポンは登録商標で、不知火のうち一定基準をクリアしたものだけにその名称は用いられる。
「清見」という品種に「ポンカン」を交配して育成された園芸品種である。
樹高は3~5メートルくらいである。
開花時期は5月くらいである。
花の姿は他の柑橘類と区別しにくいが、白い5弁花である。
実の成熟期は3月くらいである。
へたの下にデコがあるのが特徴である。
糖度が高く食味にも優れるということで、甘夏やハッサクに代わって人気が出ている。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
花の写真は5月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Citrus unshiu x reticulata cv. Siranui


★デコポンの名前はうまくつけたねと
 笑みを浮かべつ花の香をかぎ

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by ryudesuyo | 2010-01-23 14:02 | ミカン科

橘(タチバナ)

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橘(タチバナ)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
本州の中部地方から沖縄にかけて分布し、海岸に近い山地の林の中に稀に生える。
日本原産の唯一の柑橘類である。
別名を大和橘(ヤマトタチバナ)ともいう。
海外では、済州島と台湾にも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
樹高は2~4メートルくらいである。
葉の脇には棘が多い。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は硬く、艶がある。
開花時期は6月である。
枝先ないし葉の脇に、花径2センチくらいの白い5弁花をつける。
花弁の形は長い楕円形である。
花の後にできる実は直径3センチくらいで、冬に黄色く熟する。
酸味が強いので生食には向かない。
京都御所紫宸殿の「右近の橘」で知られる。
俳句では、「橘の花」が夏の季語、「橘」が秋の季語である。
写真は10月に板橋区立万葉薬用園で撮った。
花の写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Citrus tachibana


★葉に埋もれ咲く橘は小さいが
 放つ香りは強く漂い

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by ryudesuyo | 2010-01-22 06:11 | ミカン科