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東錦(アズマニシキ)

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東錦(アズマニシキ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラの仲間の1つである。
荒川堤にあったとされ、佐野藤右衛門氏によって保存され残っている。
樹高は5~10メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には芒(のぎ:イネなどの小穂に見られる針のような棘)状の重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は4月の中旬から下旬である。
花の色は淡い紅色で、花弁数は15枚から20枚である。
花径は5センチくらいある八重の大輪である。
花弁の外側がやや濃い色となるのが特徴である。
雌しべの葉化が見られる。
一総につく花の数は3~5輪である。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、少し結実をする。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の lannesiana は園芸家「ラネスさんの」という意味である。
写真は5月に皇居東御苑で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Azumanishiki'


★豪快に咲いた姿の心地よく
 思わず拍手春は爛漫
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by ryudesuyo | 2011-04-30 15:23 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

八重紅大島(ヤエベニオオシマ)

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八重紅大島(ヤエベニオオシマ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
大島桜(オオシマザクラ)の形質が強いが、サトザクラの形質も見られる。
このため両者を交配させたものと考えられている。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には芒状(先が針のような)の重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉や葉の柄には毛は生えていない。
開花時期は4月の中旬である。
葉の展開した後に花を咲かせる。
花径3センチくらいの中輪で、八重咲きである。
花の色は淡い紅色である。
花弁数は15~20枚くらいで、花弁の形は円形である。
萼筒の形は鐘形である。
一総に3~4輪の花をつける。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の lannesiana は園芸家「ラネスさんの」という意味である。
変種名の speciosa は「華やかな」という意味である。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus lannesiana var. speciosa 'Yaebeni-Ohshima'


★大島と思えぬような花の色
 ピンクの八重が微笑むように
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by ryudesuyo | 2011-04-29 09:16 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

松前早咲き(マツマエハヤザキ)

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松前早咲き(マツマエハヤザキ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラの仲間である。
北海道松前町の光善寺に原木がある。
地元では、「南殿」あるいは「血脈桜」の名称を用いている。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には芒(のぎ:イネなどの小穂に見られる針のような棘)状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉や葉の柄には疎らに毛が生える。
開花時期は4~5月である。
花の色は淡い紅色である。
花径は4~5センチの大輪で、八重咲きである。
花びらの数は11~20枚で、形は丸い。
一総につく花の数は2~4輪である。
葉の裏面や葉の柄には毛が生える。
花の柄や萼筒にも疎らに毛が生える。
高砂桜(タカサゴザクラ)の影響を受けていると考えられている。
稀に結実をする。
暖地での生育はあまりよくないという。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の lannesiana は園芸家「ラネスさんの」という意味である。
写真は5月に函館で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Matsumae-hayazaki'


★蝦夷の地に花を咲かせて幾年ぞ
 五稜郭にも春の訪れ
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by ryudesuyo | 2011-04-28 10:25 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

麒麟(キリン)

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麒麟(キリン)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
分類上はサトザクラ群の栽培品種である。
明治時代に桜の名所であった「荒川堤」から広まった。
樹高は4~8メートルくらいである。
樹形は盃状となる。
関山(カンザン)に似るが枝や幹がごつごつしている。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には鋭い重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉の表面には皺があり、葉脈が浮き出る。
葉や葉の柄には毛は生えていない。
開花時期は4月の下旬である。
花径4~5センチの八重咲きの大輪で、花の色は濃い紅色である。
花弁数は30~50枚くらいで、花弁の形は円形である。
葉化した雌しべが1~2本ある。
一総につく花の数は3~4輪である。
結実はしない。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の lannesiana は園芸家「ラネスさんの」という意味である。
写真は4月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Kirin'


★濃い紅の色が豪華な鞠となり
 唸るがごとき麒麟の姿
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by ryudesuyo | 2011-04-27 09:25 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

紅玉錦(ベニタマニシキ)

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紅玉錦(ベニタマニシキ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
別名を松前紅玉錦(マツマエベニタマニシキ)ともいう。
北海道松前町で、浅利政俊さんが作出した園芸品種である。
半八重霞桜(ハンヤエカスミザクラ)とサトザクラを交配させ、1963年に生まれた。
樹高は5~10メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尾状に尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月の中旬から下旬である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花の色は淡い紅色で、八重咲きをする。
花弁数は50~100枚くらいあり、下垂してつく。
花弁の形は卵形である。
外側の花弁には濃い色が残る。
雌しべは葉化する。
結実はしない。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の lannesiana は園芸家「ラネスさんの」という意味である。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Beni-tamanishiki'


★造られた花の華麗さ儚げで
 思いも揺れて紅玉錦
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by ryudesuyo | 2011-04-26 11:36 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

旗桜(ハタザクラ)

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旗桜(ハタザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
東京の荒川堤に植えられていたものの1つである。
旗弁という雄しべが花びらのように変化したものが時折2~3枚あるのが特徴であり、それが名の由来でもある。
分類上はサトザクラの1つとされている。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月中旬である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
一重咲きの大輪である。
花の色は白く、花びらに皺のようなうねりがある。
なお、東京都文京区の白山神社を起源とする白山旗桜(ハクサンハタザクラ)が別にある。
これを別種とする説と同一とする説がある。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の lannesiana は園芸家「ラネスさんの」という意味である。
品種名の Vexillifera は「旗弁のある」という意味である。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Vexillifera'


★真っ白な花びらの中よく見れば
 旗が立つさまどこか床しく
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by ryudesuyo | 2011-04-25 09:36 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

類嵐(タグイアラシ)

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類嵐(タグイアラシ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラの仲間の1つである。
荒川堤から広まった桜とされるが、名前の由来ははっきりしない。
樹高は5~10メートルである。
葉の形は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の先は尖り、縁には芒(のぎ:イネなどの小穂に見られる針のような棘)状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には毛は生えていない。
開花時期は4月の中旬である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花径3~5センチの大輪で、一重咲きである。
花の色は白い。
花弁数は5枚で、花弁の形は楕円形である。
花弁の縦方向に皺があり、先は深く切れ込む。
咢筒の形は鐘形である。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、少し結実をする。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の lannesiana は園芸家「ラネスさんの」という意味である。
品種名の Similis は「類似の」という意味である。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Similis'


★一重でも立体感を出して咲く
 類嵐の花色白く
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by ryudesuyo | 2011-04-24 11:53 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

大明(ダイミン)

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大明(ダイミン)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラ系の園芸品種である。
川口市安行から多摩森林科学園に導入されている。
鷲の尾(ワシノオ)と同種という説もある。
樹高は5~10メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花弁は5~7枚で、円形である。
花弁にはうねるような皺があり、先が切れ込むものが多い。
花の色は白だが、花弁の先は淡い紅色を帯びる。
萼筒は太い鐘形である。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の lannesiana は園芸家「ラネスさんの」という意味である。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Daimin'


★名の由来わからぬけれど大明は
 悠然と咲く巨木となりて
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by ryudesuyo | 2011-04-23 10:10 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

染井紅(ソメイベニ)

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染井紅(ソメイベニ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
染井吉野(ソメイヨシノ)にできた枝変わりから生まれたもので、花色が濃い。
原木は三島市にある。
樹高は5~15メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には鋭い重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉の裏面の色は淡い緑色である。
葉の柄には毛が多い。
開花時期は4月上旬である。
葉の展開に先立って花をつける。
花径は2~3センチの中輪で、花の色は紅色である。
花弁数は5枚で一重咲きである。
花の色は淡い紅色から濃い紅色に変化する。
染井吉野(ソメイヨシノ)よりも花は小さい。
結実はしない。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の yedoensis は「江戸の」という意味である。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus x yedoensis 'Somei-beni'


★花色のくっきりついた染井紅
 紅に染まれば名もまた床し
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by ryudesuyo | 2011-04-22 11:03 | バラ科 | Trackback | Comments(0)

衣通姫 (ソトオリヒメ)

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衣通姫 (ソトオリヒメ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
国立遺伝学研究所の竹中要博士によって染井吉野(ソメイヨシノ)の起源を実証する過程で作出され、大島公園に植えられた。
染井吉野(ソメイヨシノ)は、大島桜(オオシマザクラ)と江戸彼岸桜(エドヒガンザクラ)の自然交配によって生まれたと考えられている。
その実験の過程で誕生したのがこの桜である。
染井吉野(ソメイヨシノ)に比べると花は大輪で花びらは丸くて重なり、萼筒が短く毛が少ないなど、大島桜(オオシマザクラ)に近い性質を持ち合わせている。
樹高は5~15メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にい重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
葉の柄に毛は生えない。
開花時期は4月上旬から中旬である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花は花径3~5センチの大輪で、一重咲きである。
花びらの形は円形である。
花の色は淡い紅色を帯びるが白みが強い。
一総につく花の数は3~4輪である。
花にはかすかに香りがある。
結実性がある。
なお「衣通姫」とは記紀に絶世の美女と伝承される人物で、その美しさが衣を透けて見えるようであったという。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の yedoensis は「江戸の」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Prunus x yedoensis 'Sotorihime'


★ふくよかな花の形のそのままに
 君に伝えん春の知らせを
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by ryudesuyo | 2011-04-21 09:33 | バラ科 | Trackback | Comments(0)