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パラグアイ鬼蓮(パラグアイオニバス)

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パラグアイ鬼蓮(パラグアイオニバス)はスイレン科オオオニバス属の多年草である。
原産地はパラグアイ、アルゼンチン、ボリビアである。
パラグアイ川とラプラタ川の流域に分布する。
浮葉は直径が150~200センチくらいある。
葉の縁が立ち上がり、15~20センチくらいある。
縁は緑色である。
葉の裏には棘がある。
開花時期は7~9月である。
夕方に白く大きな花を咲かせ、2日目には赤紫色に変わる。
花径は23~28センチと大きい。
花の後にできる実は楕円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、全体に刺が生えている。
属名の Victoria はイギリスの「ビクトリア女王(Queen Victoria)」の名からきている。
種小名の cruziana は「(ボリビアの都市)サンタクルス(Santa Cruz)の」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Victoria cruziana


★昼間でも花を見ることできるんだ
 どんと咲きます大きな花が
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by ryudesuyo | 2011-07-30 11:26 | スイレン科 | Trackback | Comments(0)

鬼蓮(オニバス)

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鬼蓮(オニバス)はスイレン科オニバス属の浮葉性の一年草である。
本州の新潟県から九州にかけて分布し、池沼に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、インドなどにも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
葉は円形で、表面には不規則な皺が入る。
葉の裏には鋭い棘がある。
直径は1メートル以上になる。
開花時期は8~10月くらいである。
花径3~4センチの紫色の花をつける。
花弁はたくさんある。
萼片は4枚である。
花には鋭い棘がある。
花の後にできる実は卵円形で、外側に棘が密生する。
種子は生薬名を欠実(欠=クサカンムリ+欠:けんじつ)と言い、滋養強壮に用いられる。
属名の Euryale はギリシャ語の「euryalos(広大な)」からきている。大きな葉を表したものである。
種小名の ferox は「鋭い棘のある」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Euryale ferox


★葉の姿とてもいかつい鬼蓮の
 花はこれかと不思議な思い
☆葉に乗ればおとぎ話の主人公
 花は優しく夢の世界へ
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by ryudesuyo | 2011-07-29 10:32 | スイレン科 | Trackback | Comments(0)

根室河骨(ネムロコウホネ)

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根室河骨(ネムロコウホネ)はスイレン科コオホネ属の多年草である。
北方領土を含む北海道から本州の東北地方にかけて分布する。
北海道では平地、東北地方では高山の池沼に生える。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、サハリン、カムチャツカ、シベリア、モンゴル、ヨーロッパなどに広く分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
和名の由来は、北海道の根室地方で発見されたところからきている。
「河骨」は、根茎が白く肥大し白骨のように見えることからつけられた名である。
草丈は20~100センチくらいである。
地下茎を伸ばして広がる。
葉は細長い卵形ないし細長い楕円形で、先は丸い。
葉のつけ根の部分は矢じり形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
葉は水に浮かぶ。
近縁種の河骨(コウホネ)のほうは、葉の柄が水の上に出ていることや水中葉があるところが異なる。
開花時期は7~8月である。
水中から伸びた花茎の先に花径2~3センチの黄色い花を1つつける。
花びらのように見えるのは萼片で5枚ある。
花弁は萼片の中にある。
雄しべの先は淡い黄色である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
根茎を乾燥したものを生薬で川骨(せんこつ)といい、強壮薬、止血薬とされる。
俳句では「河骨」が夏の季語である。
属名の Nuphar はアラビア語の「neufar(スイレン)」からきている。
種小名の pumilum は「背が低い」という意味である。
写真は10月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Nuphar pumilum


★北国の水温むころ咲き出る
 根室河骨輝くごとく
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by ryudesuyo | 2011-07-28 14:24 | スイレン科 | Trackback | Comments(0)

姫河骨(ヒメコウホネ)

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姫河骨(ヒメコウホネ)はスイレン科コウホネ属の多年草である。
日本固有種である。
北海道から九州にかけて分布し、池沼や河川に生える。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は20センチくらいである。
葉は円形で、水面に浮かぶ。
葉には艶があり、切れ込みが入っている。
開花時期は5~10月くらいである。
水面から花茎を伸ばし、花径3~4センチの鮮やかな黄色の花を1輪ずつつける。
萼片は5枚である。
その内側に小さな花弁がたくさんある。
葯(雄しべの花粉を入れる袋)は花糸(雄しべの花粉を入れる袋についている柄)と同じくらいの長さという特徴がある。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Nuphar はアラビア語の「neufar(スイレン)」からきている。
種小名の subintegerrimum は「やや全縁の」という意味である。
写真は8月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Nuphar subintegerrimum


★鮮やかで艶やかな色目を奪う
 姫河骨は優しさ溢れ
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by ryudesuyo | 2011-07-27 05:47 | スイレン科 | Trackback | Comments(0)

巨椋河骨(オグラコウホネ)

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巨椋河骨(オグラコウホネ)はスイレン科コウホネ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の中部地方から九州にかけて分布し、池沼や河川に生える。
和名は京都府の巨椋池に由来するが、この池は干拓によって消滅している。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は10~30センチくらいである。
葉は幅の広い卵形で、水面に浮かぶ。
特徴は葉柄が細長く中空であることである。
これはよく似た姫河骨(ヒメコウホネ)との区別点になる。
開花時期は7~10月くらいである。
花茎の先に花径3~4センチの黄色い花を1輪ずつつける。
葯(雄しべの花粉を入れる袋)が短く、花糸(雄しべの花粉を入れる袋についている柄)の3分の1以下という特徴がある。
花の後にできる実は洋ナシ状の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Nuphar はアラビア語の「neufar(スイレン)」からきている。
種小名の oguraense は「巨椋の」という意味である。
写真は9月に宇治市植物公園で撮った。
学名:Nuphar oguraense


★河骨の仲間もいろいろあるものと
 驚きながら花を見つめて
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by ryudesuyo | 2011-07-26 06:55 | スイレン科 | Trackback | Comments(0)

河骨(コウホネ)

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河骨(コウホネ)はスイレン科コウホネ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の池沼や平地の川や池などに生える。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
漢字では「川骨」とも書く。
太くて白い根茎が泥中に横たわり、それが骨のように見えるというのが名の由来である。
草丈は20から60センチくらいである。
水上の葉は長さが20~30センチある楕円形で、艶がある。
開花時期は5~8月である。
水中から花茎を伸ばして5センチほどの黄色い花を1輪咲かせる。
5枚の花びらのように見えるものは萼である。
萼はやがて緑色になる。
萼の内側に爪のようなものがたくさんあるが、これが花びらである。
その内側にたくさんの雄しべがあり、真ん中に雌しべの柱頭が1つある。
花の後にできる実は洋ナシ状の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
根茎は生薬で川骨(せんこつ)といい、強壮剤や止血剤とされる。
俳句の季語は夏である。
属名の Nuphar はアラビア語の「neufar(スイレン)」からきている。
種小名の japonicum は「日本の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Nuphar japonicum


★泥沼に煌き揺れる河骨に
 雨は降る降る負けてはならじ
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by ryudesuyo | 2011-07-25 11:44 | スイレン科 | Trackback | Comments(0)

ナツメッグゼラニウム

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ナツメッグゼラニウム(nutmeg geranium)はフウロソウ科テンジクアオイ属の多年草である。
園芸植物で、ペニーロイヤルゼラニウム(Pelargonium exstipulatum)とアップルゼラニウム(Pelargonium x odoratissimum)の交雑種である。
特徴は茎や葉にナツメッグの香りがすることである。
ナツメッグというのはモルッカ諸島原産の甘美なスパイスのことで、ひき肉料理などに用いられる。
草丈は30~50センチくらいである。
葉は円心形で、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)があり、少し切れ込む。
開花時期は4~9月である。
花は白い5弁花で、上部の2枚の花弁に淡い紅紫色の斑が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pelargonium はギリシャ語の「pelargos(コウノトリ)」からきている。実の形がコウノトリのくちばしに似ることから名づけられた。
種小名の fragrans は「芳しい香りのする」という意味である。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Pelargonium x fragrans


★どれどれと鼻寄せ香り楽しんで
 植えてみたいなこのゼラニウム
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by ryudesuyo | 2011-07-24 12:56 | フウロソウ科 | Trackback | Comments(0)

ブルボンゼラニウム

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ブルボンゼラニウムはフウロソウ科テンジクアオイ属の多年草である。
和名を匂天竺葵(ニオイテンジクアオイ)という原種の原産地は南アフリカのケープ地方である。
エッセンシャルオイルの原料となる。
そのため、原産地をはじめエジプト、レユニオン島、アルジェリア、モロッコ、フランスなど各地で品種改良が行われ栽培されている。
本種はフランスで改良されたバラの香りがするハーブである。
草丈は20~80センチくらいである。
葉は心臓形で、3つに深く裂け、裂片の先が更に3つに裂ける。
開花時期は3~7月である。
花の色は淡い紅紫色である。
花びらは5枚である。
上部の2枚の花びらには濃い紅紫色の斑が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pelargonium はギリシャ語の「pelargos(コウノトリ)」からきている。実の形がコウノトリのくちばしに似ることから名づけられた。
種小名の graveolens は「強い臭いのある」という意味である。
品種名の Bourbon は近世フランスの王朝名からきている。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Pelargonium graveolens 'Bourbon'


★小さくて可愛い花が目ひくよ
 香りはどうと顔近づけて
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by ryudesuyo | 2011-07-23 11:16 | フウロソウ科 | Trackback | Comments(0)

パインゼラニウム

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パインゼラニウム(pine geranium)はフウロソウ科テンジクアオイ属の多年草である。
原産地は南アフリカのケープ地方である。
草丈は80~100センチくらいである。
葉は三角形で、手のひら状の切れ込みがある。
濃い茶色の葉脈が目立つ。
開花時期は周年である。
花の色は淡いピンクで、濃い紅色の斑が入る。
葉にはパイナップルに似た香りがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pelargonium はギリシャ語の「pelargos(コウノトリ)」からきている。実の形がコウノトリのくちばしに似ることから名づけられた。
種小名の denticulatum は「細かい鋸歯のある」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Pelargonium denticulatum


★いろいろな香りがあるねゼラニウム
 花はいずれも似ているけれど
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by ryudesuyo | 2011-07-22 09:37 | フウロソウ科 | Trackback | Comments(0)

ペラルゴニウム・アウストラレ

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ペラルゴニウム・アウストラレはフウロソウ科テンジクアオイ属(ペラルゴニウム属)の多年草である。
原産地はオーストラリアの南東部で、亜高山の岩礫地などに生える。
草丈は30~50センチくらいである。
葉は心形で、互い違いに生える(互生)。
葉には毛が生えており、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
自生地での開花時期は10~3月くらいである。
日本での開花時期は3~7月くらいである。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、花径15ミリくらいの淡い紅色をした花をつける。
花弁は5枚で、上の2枚と下の3枚の大きさや形が違う。
また、上の2枚には暗い紅色の斑が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pelargonium はギリシャ語の「pelargos(コウノトリ)」からきている。実の形がコウノトリのくちばしに似ることから名づけられた。
種小名の australe は「南半球の」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Pelargonium australe


★この花がタスマニアに咲くその姿
 いかばかりかと思いを馳せて
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by ryudesuyo | 2011-07-21 11:13 | フウロソウ科 | Trackback | Comments(0)