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ブータン瑠璃茉莉(ブータンルリマツリ)

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ブータン瑠璃茉莉(ブータンルリマツリ)はイソマツ科ルリマツリモドキ属の半常緑小低木である。
原産地はヒマラヤである。
樹高は1メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7~11月くらいである。
花径は2センチくらいで、花の色は青紫色である。
花冠は筒状で、先が5つに裂ける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
葉は晩秋に紅葉する。
属名の Ceratostigma はギリシア語の「ceras(角)+stigma (柱頭)」からきている。柱頭(雌しべの先)の形から名づけられたものである。
種小名の griffithii はイギリス人でカルカッタの植物園長だった「グリフィス(W. Griffiths)さんの」という意味である。
写真は11月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Ceratostigma griffithii


★名前だけ聞いていたけど故里が
 ヒマラヤという花透き通り
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by ryudesuyo | 2011-08-31 11:27 | イソマツ科

瑠璃茉莉擬き(ルリマツリモドキ)

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瑠璃茉莉擬き(ルリマツリモドキ)はイソマツ科ルリマツリモドキ属の多年草である。
原産地は中国の西部である。
中国名を藍雪花という。
日本へは明治時代の後期に渡来した。
瑠璃茉莉(ルリマツリ)と属は異なるが近縁である。
英名はプルンバゴ(plumbago)で、この名称でも流通している。
草丈は30~60センチくらいである。
やや這い性で、地下茎を横に伸ばして広がる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
秋には紅葉をする。
開花時期は6~10月くらいである。
葉の脇から短い穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、花径2センチくらいの青紫色の花をたくさんつける。
花冠は漏斗状で、先が5つに裂けて横に開く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Ceratostigma はギリシア語の「ceras(角)+stigma (柱頭)」からきている。柱頭(雌しべの先)の形から名づけられたものである。
種小名の plumbaginoides は「ルリマツリ属(Plumbago)に似た」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Ceratostigma plumbaginoides


★暑さにも負けず次々瑠璃色の
 花を絶やさず花壇彩り
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by ryudesuyo | 2011-08-30 12:09 | イソマツ科

インド茉莉(インドマツリ)

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インド茉莉(インドマツリ)はイソマツ科ルリマツリ属の蔓性常緑低木である。
別名をセイロン茉莉(セイロンマツリ)ともいう。
原産地は熱帯アジアである。
日本では温室で栽培されている。
樹高は1メートルくらいである。
茎先は蔓状になって他の植物に絡みつく。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は紙質である。
開花時期は周年である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、細い漏斗状の白い花をつける。
花のつけ根の部分は萼に包まれている。
花の先は5つに裂け、横に平らに開く。
観賞価値はあまり高くない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
開花後も残る萼には腺毛(粘着物質を出す毛)があって粘り、いわゆるひっつき虫となって散布される。
中国名を「白花丹」といい、解毒剤、鎮痛剤、腫れ物の薬とされる。
英名はレッドワート(leadwort)である。
これは「鉛草」の意味である。
属名の Plumbago はラテン語の「plumbum(鉛)」からきている。かつてこの属の1種が鉛中毒に効くと考えられたことから名づけられた。
種小名の zeylanica は「セイロン島の」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Plumbago zeylanica


★薬草の雰囲気辺りに漂わせ
 純白に咲くセイロン茉莉
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by ryudesuyo | 2011-08-29 13:47 | イソマツ科

リモニウム・ラティフォリウム

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リモニウム・ラティフォリウムはイソマツ科イソマツ属の多年草である。
原産地は東ヨーロッパからコーカサス地方にかけてで、草地や岩場に生える。
流通名を庭花火(ニワハナビ)という。
本種から園芸品種がたくさん生み出され、スターチスの名で流通している。
草丈は30~60センチくらいである。
茎は根際からよく枝分かれをして広がる。
茎には星状毛が生える。
星状毛というのは、放射状に伸びる毛のことである。
開花時期は5~10月くらいである。
円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出して、青ないし紫色の花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
英名はシーラベンダー(sea lavender)という。
属名の Limonium はギリシャ語の「leimon(草地)」からきている。
種小名の latifolium は「広葉の」という意味である。
写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Limonium latifolium


★霞み咲く花色淡く庭花火
 姿優しく天使のように
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by ryudesuyo | 2011-08-28 10:51 | イソマツ科

磯松(イソマツ)

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磯松(イソマツ)はイソマツ科イソマツ属の多年草である。
伊豆諸島、小笠原諸島、それに屋久島以南の南西諸島に分布し、海岸の岩の割れ目などに生える。
海外では、台湾にも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は10~60センチくらいである。
茎の色は黒く、古い茎の皮は鱗片状に割れる。
根際から生える葉はへら形である。
葉の質は分厚く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
自生地での開花時期は8~9月くらいである。
葉の間から花茎を立て、穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出して淡い紅紫色の花をたくさんつける。
花径は2~6ミリくらいで、鐘形である。
花冠は先が5つに裂ける。
萼は筒状で、先が5つに裂ける。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Limonium はギリシャ語の「leimon(草地)」からきている。
種小名の wrightii はイギリスの植物学者「ライト( C. H. Wright)さんの」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Limonium wrightii


★名前だけ聞いていたけど磯松は
 こんな姿か花も可愛い
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by ryudesuyo | 2011-08-27 13:38 | イソマツ科

ミズーリ待宵草(ミズーリマツヨイグサ)

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ミズーリ待宵草(ミズーリマツヨイグサ)はアカバナ科マツヨイグサ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
学名のオエノテラ・ミズーリエンシスで表示するものもある。
草丈は30センチくらいである。
開花時期は5~7月くらいである。
草丈の割に花は大きい。
黄色い4弁花で、夕方に花を開く。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Oenothera はギリシャ語の「oinos(酒)+ther(野獣)」からきている。根にブドウ酒のような香気があり、野獣が好むということから名づけられた。
種小名の missouriensis は「(アメリカ合衆国の)ミズーリの」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
種子交換でドイツのゲーテ植物園から入手したという。
学名:Oenothera missouriensis


★夕方に開く花だと聞いたけど
 上手く撮れたよミズーリ育ち
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by ryudesuyo | 2011-08-26 16:31 | アカバナ科

大待宵草(オオマツヨイグサ)

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大待宵草(オオマツヨイグサ)はアカバナ科マツヨイグサ属の越年草である。
原産地は北アメリカである。
ヨーロッパでグランディフローラ種(Oenothera grandiflora)とエラタ種(Oenothera elata)をもとに作り出された園芸品種である。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
園芸用に栽培していたものが逸出し、北海道から沖縄にかけて野生化している。
ただし、近年はその後に渡来した近縁種の雌待宵草(メマツヨイグサ)に押されて減少している。
草丈は50~150センチくらいである。
茎は直立をし、毛がたくさん生えている。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面の葉脈上には毛が生える。
開花時期は7~9月くらいである。
花は夕方に開き朝にはしぼむ黄色い一日花である。
花径は大きく、6~8センチくらいある。
花弁はハート形で4枚ある。
花の真ん中には柱頭が4つに裂けた長い雌しべがあり、その周りに8本の雄しべがある。
雌待宵草(メマツヨイグサ)のほうは花径が2~3センチと小さい。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Oenothera はギリシャ語の「oinos(酒)+ther(野獣)」からきている。根にブドウ酒のような香気があり、野獣が好むということから名づけられた。
種小名の erythrosepala は「赤い萼片の」という意味である。
写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Oenothera erythrosepala


★恋模様そっと見つめて待宵草
 つく溜息に月も微笑み
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by ryudesuyo | 2011-08-22 09:37 | アカバナ科

岩赤花(イワアカバナ)

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岩赤花(イワアカバナ)はアカバナ科アカバナ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の湿った場所に生える。
海外では、サハリン、朝鮮半島、中国東北部などにも分布する。
草丈は20~60センチくらいである。
葉は楕円形ないし披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
茎には全体に毛が生えている。
毛が曲がって伸びているのが特徴である。
開花時期は7~8月である。
茎の上部に花径1センチくらいの白い4弁花をつける。
日なたに生えるものは淡い紅色を帯びる。
花弁の先は浅く2つに裂けている。
雌しべの子房は細長くて花柄のように見える。
また、雌しべの柱頭は球状に膨らんでいるのが特徴である。
近縁種の赤花(アカバナ)の場合は棍棒状となる。
花の後にできる実は細長いさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。種子に冠毛がある。
属名の Epilobium はギリシャ語の「on(スミレ)+epi(上)+lobon(莢)」に由来する。スミレ色の花が長い子房の先に着くことを表したものである。
種小名の cephalostigma は「頭状の柱頭」という意味である。
写真は8月に伊吹山で撮った。
学名:Epilobium cephalostigma


★花の色白っぽいなと思ったら
 調べてみればここも違うと
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by ryudesuyo | 2011-08-21 12:16 | アカバナ科

イクソラ・デュフィー

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イクソラ・デュフィーはアカネ科サンタンカ属の常緑低木である。
原産地は中国の南部やマレー半島、スマトラ島、カロリン諸島などである。
サンタンカの仲間ではいちばん大きな花をつける。
樹高は1~3メートルくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5~10月くらいである。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、濃い紅色をした十字形の花をたくさんつける。
花冠は筒形で先が4つに裂ける。
花序径は10センチくらいある。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Ixora はシバ神に由来する言葉。この花を供えたことからきている。
種小名の duffii は「ダフ(Duff)さんの」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Ixora duffii


★イクソラもいろんな仲間あるんだね
 大きな花が色鮮やかに
☆賑やかに空を見上げて背伸びする
 十字の花束両手にかかえ
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by ryudesuyo | 2011-08-20 08:57 | アカネ科

紫丁花(シチョウゲ)

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紫丁花(シチョウゲ)はアカネ科シチョウゲ属の落葉小低木である。
日本固有種である。
本州の三重県、和歌山県と四国の高知県に分布し、川岸の岩場に生える。
白丁花(ハクチョウゲ)に近い仲間である。
別名を岩萩(イワハギ)ともいう。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
樹高は40~70センチくらいである。
よく枝分かれをする。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉から離れて小さい托葉がある。
開花時期は7~8月である。
枝先や葉の脇に花径10~15ミリくらいの小さな淡い紫色の花をつける。
花冠は長い漏斗形で、先が5つに裂ける。
萼片5枚、雄しべ5本である。
苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)が花弁と萼を包む。
花の後にできる実は楕円形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、5つに裂ける。
属名の Leptodermis はギリシャ語の「leptos(細長い)+derma(皮)」からきている。さく果の果皮が薄いことから名づけられた。
種小名の pulchella は「愛らしい」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Leptodermis pulchella


★カタカナの名前にはっと息を飲む
 どんな花かと思いめぐらし
☆優しげな薄紫の花の色
 消えいるように時に流され
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by ryudesuyo | 2011-08-19 10:52 | アカネ科