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胡麻菊(ゴマギク)

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胡麻菊(ゴマギク)はキク科ブクリョウサイ属の一年草である。
原産地はメキシコである。
世界の熱帯地域などに広く帰化している。
日本でも帰化が確認されている。
標準和名はアメリカ茯苓菜(アメリカブクリョウサイ)という。
草丈は1~2メートルである。
茎の下部につく葉は羽状に切れ込む。
上部につく葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8~9月である。
花径5ミリくらいの白い小さな花(頭花)をたくさんつける。
白い小さな舌状花が5枚ある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花粉は喘息などのアレルギーの原因とされている。
属名の Parthenium はギリシャ語の「parthenos(処女)」からきている。
種小名の hysterophorus は「hystero(内部、子宮)+phoros(配達人)」からきている。
写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Parthenium hysterophorus


★かすみ草見るがごとくの花姿
 だけどなかなかやっかいな草
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by ryudesuyo | 2011-09-30 14:52 | キク科

箆葉姫女苑(ヘラバヒメジョオン)

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箆葉姫女苑(ヘラバヒメジョオン)はキク科ムカシヨモギ属の一年草ないし越年草である。
原産地は北アメリカである。
日本へは大正時代に渡来し、日本全土に分布している。
また、姫女苑(ヒメジョオン)との雑種である柳葉姫女苑(ヤナギバヒメジョオン)も生まれている。
草丈は30センチから100センチくらいである。
根際から生える葉の柄が不明瞭なこと、茎につく葉のぎざぎざ(鋸歯)が不明瞭でしばしば全縁となることなどが区別点である。
開花時期は6月から9月くらいである。
茎先に白ないし淡い紅紫色の花(頭花)を散房状につける。
花径は15ミリくらいである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Erigeron はギリシャ語の「eri(早い)+geron(老人)」からきている。元々はノボロギクにつけられた名で、灰白色の軟毛におおわれ、早く花が咲くという意味である。
種小名の strigosus は「先が尖り粗い面の」という意味である。
写真は9月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Erigeron strigosus


★葉の形比べてみるも面白い
 違っているねどこかスマート
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by ryudesuyo | 2011-09-29 10:58 | キク科

八丈猪の子槌(ハチジョウイノコズチ)

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八丈猪の子槌(ハチジョウイノコズチ)はヒユ科イノコズチ属の多年草である。
本州の南部から沖縄にかけて分布し、海岸の林の縁や道端に生える。
分類上は、日陰猪の子槌(ヒカゲイノコズチ)の変種とされている。
ただし、両者を区別しないとする見解もある。
草丈は50センチから90センチくらいである。
茎の断面は四角形で、疎らに枝分かれをする。
茎に毛は生えていない。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には艶がある。
開花時期は8月から9月である。
茎先に細い花穂を出し、緑色の小さな花を疎らにつける。
花は両性花である。
花の後にできる実は胞果(薄い果皮の中に種子が1つ入っている)で、花序の軸に下向きにつく。
属名の Achyranthes はギリシャ語の「achyron(籾殻)+anthos(花)」からきている。淡い緑色で硬い籾殻のような花の様子を表したものである。
種小名の bidentata は「二歯の」という意味である。
変種名の hachijoensis は「八丈島の」という意味である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Achyranthes bidentata var. hachijoensis


★海岸の近くに育つ猪の子槌
 違いはどこか調べてみよう
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by ryudesuyo | 2011-09-28 09:55 | ヒユ科

丸葉猪子槌(マルバイノコズチ)

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丸葉猪子槌(マルバイノコズチ)はヒユ科イノコズチ属の多年草である。
本州から九州にかけて分布し、日当たりのよい道端や原野に生える。
分類上は、日向猪の子槌(ヒナタイノコズチ)の品種の1つとされている。
特徴は葉が丸いことである。
草丈は50~100センチくらいである。
葉は幅の広い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は8~9月である。
茎先に細長い穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、黄緑色の花を疎らにつける。
花の後にできる実は胞果(薄皮のような果皮の中に種子が1個入っているもの)である。
実には針状の突起があり、衣服や動物の毛について運ばれる。
属名の Achyranthes はギリシャ語の「achyron(籾殻)+anthos(花)」からきている。淡い緑色で硬い籾殻のような花の様子を表したものである。
種小名の fauriei は明治時代の宣教師「フォーリーさんの」という意味である。日本の植物を採集した。
品種名の rotundifolia は「円形葉の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Achyranthes fauriei f. rotundifolia


★葉の形どうして丸くなったかな
 草の不思議に思いめぐらし
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by ryudesuyo | 2011-09-27 09:50 | ヒユ科

日向猪の子槌(ヒナタイノコズチ)

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日向猪の子槌(ヒナタイノコズチ)はヒユ科イノコズチ属の多年草である。
北海道の南西部から九州にかけて分布し、日当たりのよい道端や原野に生える。
海外では、中国にも分布する。
日陰猪の子槌(ヒカゲイノコズチ)と似ているが、それよりも全体に毛が多いことや、花序が太くて短く花が密につくことなどで区別する。
草丈は30~90センチくらいである。
茎の断面は四角形で太くて節があり、毛がたくさん生えている。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
先は短く尖り、縁にはほとんどぎざぎざはない(全縁)。
両面に毛が生え、特に裏面に多い。
開花時期は8~9月である。
茎先に穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、緑色の目立たない花をつける。
花径は5~6ミリで、花びら(花弁)は5枚、雄しべは5本、雌しべは1本である。
花の後にできる実は胞果(薄皮のような果皮の中に種子が1個入っているもの)である。
実には小包葉という棘があり、動物にくっついて種が運ばれる。
和名の由来は、節の太い茎を「猪の子槌」(イノシシの膝頭)に見立てたものである。
根を生薬の牛膝(ごしつ)といい、利尿、通経、強壮薬とされる。
属名の Achyranthes は「achyron(籾殻)+anthos(花)」に由来する。花の様子が籾殻のようであることを意味する。
種小名の bidentata は「二歯の」という意味である。衣服などにくっつくための2本の棘状の小苞を指す。
種小名の tomentosa は「密に細かな綿毛のある」という意味である。
写真は8月に小石川植物園で撮った。
学名:Achyranthes bidentata var. tomentosa


★猪の子槌とってもとってもまだとれぬ
 遊び疲れた秋の夕暮れ
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by ryudesuyo | 2011-09-26 10:20 | ヒユ科

紐鶏頭(ヒモゲイトウ)

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紐鶏頭(ヒモゲイトウ)はヒユ科ヒユ属の一年草である。
原産地はアンデス地方である。
葉鶏頭(ハゲイトウ)に近い仲間だが、紐鶏頭(ヒモゲイトウ)は花穂を楽しむ。
別名をアマランツス・カウダツスという。
草丈は70~100センチくらいになり、花壇に適する。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期8~10月である。
紅色の花穂がひも状に長く垂れ下がる。
花の後にできる実は胞果(薄皮のような果皮の中に種子が1個入っているもの)である。
アマランサスの名で自然食品としても出回っている。
属名の Amaranthus はギリシャ語の「amaramthos(しぼまない)」からきている。
種小名の caudatus は「尾のある」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
園芸品種のレッドとグリーンである。
学名:Amaranthus caudatus


★ぶらぶらと花穂垂らして紐鶏頭
 ユニークだよね花と呼ぶには
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by ryudesuyo | 2011-09-25 13:15 | ヒユ科

野鶏頭(ノゲイトウ)

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野鶏頭(ノゲイトウ)はヒユ科ケイトウ属の一年草である。
属名のセロシアの名でも流通している。
原産地は熱帯アメリカである。
日本でも関東地方以西の暖地で野生化している。
草丈は30~80センチくらいである。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7~11月である。
花序は細長く、花の色は赤から銀色へと変化する。
花は下から上へと咲き上がる。
花の後にできる実は胞果(薄皮のような果皮の中に種子が1個入っているもの)である。
園芸品種が多い。
属名の Celosia はギリシャ語の「keleos(燃やした)」からきている。焼けたように赤く乾燥した様子を表したものである。
種小名の argentea は「銀白色の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
3枚目は9月に京都府立植物園で撮った園芸品種のキャンドルである。
学名:Celosia argentea


★南国の彩り見せて野鶏頭
 眩しい陽射し花に映すや
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by ryudesuyo | 2011-09-24 11:30 | ヒユ科

羽毛鶏頭(ウモウケイトウ)

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羽毛鶏頭(ウモウケイトウ)はヒユ科ケイトウ属の一年草である。
原産地はインドなど熱帯アジアである。
公園などで観賞用として植えられている。
草丈は20~70センチくらいである。
茎は木質化して硬い。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、つけ根の部分も細くなる。
開花時期は7~10月である。
鶏の羽を束ねたような形の花を咲かせる。
花弁はなく萼片が5枚、雄しべが5本である。
花の色には赤、黄色、桃色、橙色などがある。
花の後にできる実は胞果(薄皮のような果皮の中に種子が1個入っているもの)である。
蓋がとれるように割れて、艶のある黒い種子が現れる。
プルモーサ(Plumosa)の名前でも流通している。
俳句では「鶏頭」が秋の季語である。
属名の Celosia はギリシャ語の「keleos(燃やした)」からきている。焼けたように赤く乾燥した様子を表したものである。
種小名の cristata は「鶏冠のような」という意味である。
変種名の plumosa は「羽毛状の」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
キャッスル系と言われる園芸品種である。
学名:Celosia cristata var. plumosa


★ふわふわの赤いキャンドル似合うかな
 羽毛鶏頭お洒落に咲いて
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by ryudesuyo | 2011-09-23 12:52 | ヒユ科

明月草(メイゲツソウ)

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明月草(メイゲツソウ)タデ科イタドリ属の多年草である。
虎杖(イタドリ)の山地型である。
北海道から本州の中部地方にかけて分布し、山地の砂礫地や崩壊地に生える。
富士山では五合目以上の高さの高山荒原帯で多く見られる。
草丈は150~200センチくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉のつけ根の部分は水平である。
開花時期は7~9月である。
虎杖(イタドリ)の花は白いが、本種の場合は紅色を帯びる。
雌雄異株である。
紅色を帯びた小さな花を穂状にたくさんつける。
雄花は漏斗形で先が5つに裂け、花粉が見える。
雌花は先が5つに裂け、中に3本の花柱(雌しべ)が見える。
雌花の後には、3つの稜がある長いハート形のそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)ができる。
和名の由来は、お月見のころに花をつけるところからきている。
属名の Reynoutria はフランスの自然科学者「レノートル(B. von Reynoutre)さん」の名からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
種小名の colorans は「着色する」という意味である。
写真は9月に向島百花園で撮った。
学名:Reynoutria japonica f. colorans


★ほんのりと紅をさし咲く明月草
 月の明かりを待つかのように
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by ryudesuyo | 2011-09-22 11:59 | タデ科

虎の尾鈴懸(トラノオスズカケ)

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虎の尾鈴懸(トラノオスズカケ)はゴマノハグサ科クガイソウ属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
静岡県と、四国の南部から九州にかけて分布し、林の中などに生える。
海外では中国の南部にも分布する。
草丈は70~150センチくらいである。
茎には毛はなく、蔓状に伸びる。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には三角状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8~9月である。
葉の脇に短い円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、紅紫色の花をたくさんつける。
花冠は長さ4~5ミリで、先は4つに深く裂ける。
雄しべは2本で花から飛び出す。
雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Veronicastrum はラテン語の「Veronica(クワガタソウ属)+astrum(似ている)」からきている。
種小名の axillare は「葉のつけ根につく」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Veronicastrum axillare


★虎の尾と言うには少し短いが
 茎を伸ばして威風堂々
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by ryudesuyo | 2011-09-21 11:28 | ゴマノハグサ科