<   2013年 06月 ( 26 )   > この月の画像一覧

高嶺七竈(タカネナナカマド)

d0059226_1323084.jpg

高嶺七竈(タカネナナカマド)はバラ科ナナカマド属の落葉低木である。
北方領土を含む北海道から本州の中部地方にかけて分布し、亜高山や高山の林の縁や低木林に生える。
海外では、サハリンやロシア極東部にも分布する。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は細長い卵形で、9枚から11枚で構成される。
小葉の先は尖り、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の柄には褐色の長い毛と白い柔らかな毛が疎らに生える。
葉の表面や縁には白い柔らかな毛が生える。
開花時期は6月から8月である。
花径1センチに満たない小さな白い5弁花を数輪ずつつける。
花の後にできる実は楕円形の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で垂れ下がってつき、赤く熟する。
属名の Sorbus はこの属の植物の古いラテン名からきている。
種小名の sambucifolia は「ニワトコ属(Sambucus)のような葉の」という意味である。
写真は5月に日光植物園で撮った。
学名:Sorbus sambucifolia


★高山に咲く七竈たくましい
 背は低いけどどっしりとして
d0059226_13231743.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2013-06-30 13:26 | バラ科

エリカ・ファスティギアタ

d0059226_138184.jpg

エリカ・ファスティギアタはツツジ科エリカ属の常緑小低木である。
原産地は南アフリカのケープ地方である。
樹高は1メートルくらいまで育ち、直立性である。
葉は線形で輪のようになって生える(輪生)。
開花時期は3月から6月くらいである。
枝先に4輪ずつ筒状の花をつける。
花の色は白ないし淡いピンクである。
花は平開をする。
筒状の部分は長さが1センチくらい、花径は2センチくらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
英名はフォーシスターズヒース(four sisters heath)である。
そこから四姉妹エリカ(ヨンシマイエリカ)の流通名がある。
属名の Erica はギリシャ語の「erion(軟毛)」からきている。全体に軟毛が生える種類の多いことから名づけられた。
種小名の fastigiata は「束になって直立した」という意味である。
写真は6月につくば植物園で撮った。
学名:Erica fastigiata


★花開く姿はエリカに珍しい
 葉を見なければわからないかも
d0059226_1382389.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2013-06-25 13:14 | ツツジ科

春咲き山芥子(ハルザキヤマガラシ)

d0059226_10402942.jpg

春咲き山芥子(ハルザキヤマガラシ)はアブラナ科ヤマガラシ属の越年草である。
原産地はヨーロッパである。
世界の広い地域に雑草として帰化している。
日本では、1960年に群馬県で帰化が確認された。
現在では北海道から九州にかけて各地に分布し、道端や牧草地などに生える。
外来生物法では要注意外来生物に指定されている。
また、日本の侵略的外来種ワースト100にも選定されている。
北海道のブルーリストではA3ランク(北海道に定着しており、生態系等への影響が報告または懸念されている外来種)に選定されている。
別名を冬芥子(フユガラシ)という。
草丈は20~60センチくらいである。
根際から生える葉は羽状に裂ける。
側裂片は小さいが、頂裂片はほぼ円形で大きい。
茎につく葉には柄がなく、つけ根の部分は耳形で茎を抱く。
開花時期は4~6月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径6~8ミリくらいの小さな黄色い4弁花をまとまってつける。
花の後にできる実は長角果(アブラナなどの果実で細長いもの)である。
属名の Barbarea はキリスト教の女聖者とされる「聖バルバラ(St. Barbara)」の名からきている。
種小名の vulgaris は「普通の」という意味である。
写真は5月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Barbarea vulgaris


★低地でもしっかり根づく強靭さ
 山芥子でも雑草なんだ
d0059226_1041353.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2013-06-24 10:43 | アブラナ科

花八重葎(ハナヤエムグラ)

d0059226_1372660.jpg

花八重葎(ハナヤエムグラ)はアカネ科ハナヤエムグラ属の越年草ないし一年草である。
原産地はヨーロッパ、北アフリカ、西アジアなどである。
日本では1961年に千葉県で帰化が確認されている。
現在は、北海道から四国にかけて分布し、道端や荒地などに生える。
北海道のブルーリストではBランクに指定されている。
草丈は20~60センチくらいである。
茎は地面を這って広がる。
茎の断面は四角形である。
葉は4~7枚が輪のようになって生える(輪生)。
ほんとうの葉は2枚で、他は葉間托葉と呼ばれるものである。
葉の形は、下部では卵形、上部では幅の広い線形である。
開花時期は4~8月くらいである。
葉の間から花序を出し、花径2~3ミリの小さな花を数輪つける。
花冠は4つに裂ける。
花の色は初めは白く、やがて淡い紫色やピンクになる。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、2つのブロックからなる。
「花」は花が目立つこと、「八重」は折り重なって生える葉の様子を表し、「葎」は雑草の総称である。
属名の Sherardia はイギリスの植物学者「シェラード(William Sherard, 1659-1728)さん」の名からきている。
種小名の arvensis は「原野に生える」という意味である。
写真は5月に木場公園の外来植物園で撮った。
学名:Sherardia arvensis


★雑草と言うのは少しかわいそう
 きれいに咲いた花八重葎
d0059226_1375149.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2013-06-23 13:12 | アカネ科

広葉崑崙草(ヒロハコンロンソウ)

d0059226_8352338.jpg

広葉崑崙草(ヒロハコンロンソウ)はアブラナ科タネツケバナ属の多年草である。
日本固有種である。
本州の東北地方から中部地方にかけて分布し、山地の渓流沿いなどの湿地に生える。
「崑崙」の名は、花の白さを崑崙山脈の雪に見立てたとする説が一般的である。
崑崙草(コンロンソウ)に比べて小葉の幅が広いというのが和名の由来である。
別名を蓼の湖崑崙草(タデノウミコンロンソウ)という。
この名は奥日光の蓼の湖で発見されたことからつけられた。
草丈は30センチから60センチくらいである。
全体に毛はほとんど生えていない。
茎は直立して枝分かれをする。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は長い楕円形で、5枚から7枚からなる。
小葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)ずある。
葉には長い柄がある。
葉の柄のつけ根の部分には付属体があり、耳状に茎を抱く。
開花時期は5月から7月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い4弁花をつける。
花の後にできる実は長角果(アブラナなどの果実で細長いもの)である。
属名の Cardamine は同属の植物の1種のギリシャ名(kardamon)からきている。
種小名の appendiculata は「附属物のある」という意味である。
写真は5月に日光植物園で撮った。
学名:Cardamine appendiculata


★降りしきる冷たい雨に遮られ
 葉っぱの様子ぼんやりだけど
d0059226_8354138.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2013-06-22 08:37 | アブラナ科

姫金魚草(ヒメキンギョソウ)

d0059226_152361.jpg

姫金魚草(ヒメキンギョソウ)はゴマノハグサ科ウンラン属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
原産地はイタリア南部、ギリシャ、北アフリカなどである。
別名を柳海蘭(ヤナギウンラン)という。
学名のリナリア・プルプレアで表示するものもある。
また、異名をリナリア・マロッカナという。
カラフルな園芸品種が出回っている。
また、逸出したものが静岡県などで野生化している。
草丈は60~90センチくらいである。
葉は幅の狭い披針形で、茎の下部では輪生し、上部では互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~8月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青紫色の花をつける。
花冠は唇形である。
上唇は短く、下唇が大きい。
下唇の喉の部分には白い毛が生える。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は内側に曲がる。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
文献によっては紫雲蘭(ムラサキウンラン:Linaria bipartita)の別名を姫金魚草(ヒメキンギョソウ)としており、混乱が見られる。
属名の Linaria はギリシャ語の「linon(アマ)」からきている。全体が似ているということで名づけられた。
種小名の purpurea は「紫色の」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Linaria purpurea(=Linaria maroccana)


★リナリアもいろいろあって面白い
 背高のっぽだこのプルプレア
d0059226_1525644.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2013-06-21 15:05 | ゴマノハグサ科

ハンザ

d0059226_1537563.jpg

ハンザ(Hansa)はバラ科バラ属の常緑低木である。
1905年にオランダで作出された浜梨(ハマナス)の改良品種である。
オールドローズ(Old Rose:O)と呼ばれるものの1つで、四季咲きの中輪である。
特徴は、八重咲きをすることである。
樹高は1~2メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は長い楕円形である。
開花時期は6月から7月である。
花の色は紅色で、花弁数は30~40枚くらいである。
花径は7~10センチくらいである。
香り強い花を繰り返し咲かせる。
写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Rosa rugosa 'Hansa'


★大輪でまるでぼんぼり見るような
 ハンザの花は牡丹に負けず
d0059226_15374185.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2013-06-20 15:39 | バラ科

ペンステモン・ハルトウェギー

d0059226_14232687.jpg

ペンステモン・ハルトウェギーはゴマノハグサ科イワブクロ属(ペンステモン属)の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
原産地はメキシコである。
草丈は40センチから50センチである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から8月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5センチくらいの釣鐘状の花をつける。
花の色は多彩で、赤やピンク、白などのものがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Penstemon はギリシャ語の「pente(5つ)+stemon(雄しべ)」からきている。雄しべは実際には4本しかないが、目立つ仮雄しべを含めて5本と見て名づけられた。
種小名の hartwegii はドイツ人の植物学者「ハルトウェグ(Karl Theodor Hartweg, 1812-1871)さんの」という意味である。
写真は6月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Penstemon hartwegii


★そのルーツ調べてみれば面白い
 新大陸にいろいろあるね
d0059226_14241171.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2013-06-19 14:27 | ゴマノハグサ科

ドワーフ・コンフリー

d0059226_14135546.jpg

ドワーフ・コンフリー(dwarf comfrey)はムラサキ科ヒレハリソウ属の多年草である。
原産地は南ヨーロッパである。
別名をイベリアン・コンフリー(Iberian comfrey)という。
草丈は30センチから50センチくらいで、矮性種である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から7月くらいである。
淡い青紫色ないし白い色をした釣鐘状の小さな花をたくさん垂れ下げてつける。
蕾は濃い桃色である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Symphytum はギリシャ語で「symphyton(癒合する)」からきている。切り傷の薬となることから名づけられた。
種小名の ibericum は「イベリア半島の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った園芸品種のヒッドコートブルー(Hidcote Blue)である。
学名:Symphytum ibericum


★ドワーフの名前を聞いて笑み洩れる
 まるでゲームの世界のようで
d0059226_14141374.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2013-06-18 14:18 | ムラサキ科

アニス

d0059226_1562561.jpg

アニス(anise)はセリ科ミツバグサ属(アニス属)の一年草である。
表記の名は英語由来で和名としても採用されている。
原産地は西アジア、ギリシャ、エジプトなどだが、中世に広くヨーロッパに広まった。
日本へは明治時代に渡来し、少量だが栽培されている。
草丈は30~60センチくらいである。
茎は中空である。
根際から生える葉には長い柄があり、卵形で縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
茎につく葉は2回羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~8月くらいである。
茎先に複数の散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を組み合わせて出し、白い小さな花をたくさん咲かせる。
花弁数は5枚である。
花の後にできる実は卵形の分果(複数の子房からできた果実)で、2つのブロックからなる。
果実をアニシード(aniseed)といい、香辛料として用いられる。
若葉や花はサラダとして、根はスープやシチューに入れて食べられる。
また、果実は生薬名を茴芹(ういきん)といい、気管支炎や生理不順などに薬効がある。
別名を西洋茴香(セイヨウウイキョウ)という。
属名の Pimpinella はこの属やこれと似た植物に対するラテン名からきている。
種小名の anisum はこの植物のギリシャ名(anison)からきている。
写真は5月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Pimpinella anisum


★沖縄で初めて出会ったアニスの花
 セリ科の特徴はっきり見せて
d0059226_1564421.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2013-06-17 15:09 | セリ科