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紅葉葉油桐(モミジバアブラギリ)

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紅葉葉油桐(モミジバアブラギリ)はトウダイグサ科タイワンアブラギリ属(ヤトロファ属)の常緑低木である。
原産地はアメリカのテキサス州からメキシコ、中央アメリカ、ブラジルにかけてである。
学名のヤトロファ・ムルチフィダで表示するものもある。
別名を紅葉葉ヤトロファ(モミジバヤトロファ)という。
樹高は1~2メートルである。
幹は直立し、先端に大きな葉を広げる。
葉は手のひら状に深く裂ける。
開花時期は周年である。
花の色は鮮やかな紅色で、茎先にまとまってつく。
属名の Jatropha はギリシャ語の「iatros(医師)+trophe(栄養)」からきている。この属の1種が薬用とされることから名づけられた。
種小名の multifida は「多数に中裂した」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Jatropha multifida


★ヤトロファの花もあれこれ見たけれど
 これは葉っぱに特徴あるね

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by ryudesuyo | 2013-08-31 13:17 | トウダイグサ科 | Trackback | Comments(0)

台湾青根葛(タイワンアオネカズラ)

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台湾青根葛(タイワンアオネカズラ)はウラボシ科エゾデンダ属の冬緑性多年草である。
鹿児島県の屋久島と沖縄県の西表島に分布し、林の中の樹幹に着生するシダ植物である。
海外では、台湾や中国南部にも分布する。
環境省のレッドデータリスト(2007)では、「ⅠA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
近縁種の青根葛(アオネカズラ)は夏緑性である。
根茎は灰白色を帯びた緑色で、長く伸びる。
葉は羽状複葉で、小葉の形は披針形である。
葉身は長さ40センチくらいになる。
胞子嚢(胞子をつくる場所)群は円形で、中肋寄りに1列に並ぶ。
属名の Polypodium はギリシャ語の「polys(多)+pous(足)」からきている。枝分かれした根茎がたくさんあることから名づけられた。
種小名の formosanum は「台湾の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Polypodium formosanum


★台湾の名前はつくが日本でも
 南の島にわずかにあるよ

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by ryudesuyo | 2013-08-30 13:46 | ウラボシ科 | Trackback | Comments(0)

台湾寒萱(タイワンカンスゲ)

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台湾寒萱(タイワンカンスゲ)はカヤツリグサ科スゲ属の多年草である。
原産地は西表島で、川岸の岩場の上などに生える。
海外では、台湾にも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
2000年版のレッドデータブックまでは茶色萱(チャイロスゲ:Carex fulvorubescens)とされていたが、その後、台湾寒萱(タイワンカンスゲ)であることがわかった。
草丈は25~50センチくらいである。
つけ根の部分の鞘は淡い褐色で、脈は紫褐色である。
葉は幅3~6ミリの線形で、花茎よりも高くなる。
開花時期は7~10月である。
小穂は円柱形である。
花の後にできる実は小堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)である。
属名の Carex はギリシャ語の「keirein(切る)」からきている。葉が鋭いことから名づけられた。
種小名の longistipes は「長い茎の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Carex longistipes


★出会えると思えぬ草がここにある
 小躍りしつつカメラに収め

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by ryudesuyo | 2013-08-29 13:22 | カヤツリグサ科 | Trackback | Comments(0)

万年杉(マンネンスギ)

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万年杉(マンネンスギ)はヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、やや湿った林の中に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、ロシア東部、北アメリカに広く分布する。
ヒカゲノカズラの仲間は3億年くらい前の石炭紀に栄え、高さ10メートルくらいの鱗木(リンボク)という植物が広大な森林を形成していたという。
石炭はこの植物が炭化したものである。
草丈は10~30センチくらいである。
茎は地中を這って伸び、直立する茎を地上に出す。
茎の上部はよく枝分かれをし、樹木状になる。
「杉」の葉に似た細い葉を密生する。
属名の Lycopodium はギリシャ語の「lycos(オオカミ)+podion(足)」からきている。鱗片状の葉が密生した茎が狼の足に似ていることから名づけられた。
種小名の dendroideum は「樹木に似た」という意味である。
写真は8月に仙台市野草園で撮った。
学名:Lycopodium dendroideum(syn. Lycopodium obscurum)


★生き残り太古のロマンひっそりと
 今に伝える万年杉は

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by ryudesuyo | 2013-08-28 14:44 | ヒカゲノカズラ科 | Trackback | Comments(0)

槍の穂栗葉蘭(ヤリノホクリハラン)

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槍の穂栗葉蘭(ヤリノホクリハラン)はウラボシ科イワヒトデ属の常緑多年草である。
九州の南部から沖縄にかけて分布し、山地の湿った林の中に生えるシダ植物である。
普通は渓流沿いなどの地上に生えるが、稀に樹皮や岩の上にも生える。
海外では、台湾、中国南部、ベトナムなどにも分布する。
草丈は20~40センチくらいである。
細い根茎が横に這う。
疎らにつく葉は披針形で、「槍の穂先」のようにやや立ち上がる。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はなく、やや波打つ。
葉の質は薄い紙質で艶がある。
胞子嚢(胞子をつくる場所)群は線状につく。
属名の Colysis の語源は不明とされている。
種小名の wrightii はイギリスの植物学者「ライト(Charles Henry Wright, 1864-1941)さんの」という意味である。
写真は10月に六甲高山植物園で撮った。
学名:Colysis wrightii


★槍の穂に見立てられたよ葉の様子
 雨の中では立てないけれど

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by ryudesuyo | 2013-08-27 15:51 | ウラボシ科 | Trackback | Comments(0)

日陰の葛(ヒカゲノカズラ)

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日陰の葛(ヒカゲノカズラ)はヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の日当たりのよい場所に生える常緑シダ類である。
海外では、北半球の温帯、熱帯の高山などに広く分布する。
名は「日陰」だが、日当たりのよい場所を好む。
草丈は10センチくらいである。
茎は枝分かれをして所々で根を張りながら伸び、1~3メートルくらいになる。
棘状の葉をつけるが、これは「小葉」と呼ばれる特殊なもので、普通の植物がつける葉とは起源が異なるという。
茎から直立した枝先に胞子嚢をつけ、胞子を出す。
胞子は石松子(せきしょうし)と呼ばれ、湿気を吸わないので丸薬の衣に用いたりする。
また、葉はドライフラワーや料理の添え物として利用される。
「古事記」の天岩屋戸(アマノイワヤト)にもこの植物は登場する。
天照大神が天岩屋戸に隠れたとき、天宇受売命(アメノウズメノミコト)が日陰葛(ヒカゲノカズラ)を冠にして踊り、慰めたという。
属名の Lycopodium はギリシャ語の「lycos(オオカミ)+podion(足)」からきている。鱗片状の葉が密生した茎が狼の足に似ていることから名づけられた。
種小名の clavatum は「棍棒状の」という意味である。
写真は8月に日光植物園で撮った。
学名:Lycopodium clavatum


★緑葉の瑞々しさの冴え渡る
 日陰葛は歴史を秘めて

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by ryudesuyo | 2013-08-26 15:02 | ヒカゲノカズラ科 | Trackback | Comments(0)

瓔珞檜葉(ヨウラクヒバ)

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瓔珞檜葉(ヨウラクヒバ)はヒカゲノカズラ科コスギラン属(ヒカゲノカズラ属)の多年草である。
鹿児島県から沖縄県にかけて分布し、沢沿いの樹の幹や岩に着生するシダ植物である。
海外では、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、オーストラリア、南太平洋の熱帯、亜熱帯地域に広く分布する。
環境省のレッドデータブックでは、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
「瓔珞」は釣鐘形をした仏具の飾りのことである。
先が二股に分かれて垂れ下がる様子をたとえたものである。
草丈は20~80センチくらいである。
胞子嚢(胞子をつくる場所)は葉の下部に紐のようにぶら下がってつく。
属名の Huperzia はドイツ人の植物学者「フペル(Johann Peter Huperz, 1771-1816)さん」の名からきている。
種小名の phlegmaria はギリシャ語の「phlegma(炎)+oura(尾)」からきている。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Huperzia phlegmaria(syn. Lycopodium phlegmaria)


★垂れ下がる姿がどこか面白い
 瓔珞檜葉は南国のシダ

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by ryudesuyo | 2013-08-25 13:33 | ヒカゲノカズラ科 | Trackback | Comments(0)

コッフェア・マウリティアナ

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コッフェア・マウリティアナはアカネ科コーヒーノキ属の常緑低木である。
原産地はモーリシャスのマスカリン諸島である。
1785年にアラビカ種 (Coffea arabica)以外のコーヒーとして最初に発見された。
その後、絶滅したと考えられていたが、1970年代に再発見された。
英名はマスカリンコーヒー(Mascarene coffee)という。
樹高は2~3メートルである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は春である。
葉の脇に香りのよい白い花をつける。
花冠は5つに深く裂ける。
実は黄褐色から紫色に熟す。
カフェイン含有量は低く、苦味が強い。
属名の Coffea はコーヒーのアラビア名である「coffa」からきている。
種小名の mauritiana は「モーリシャス島の」という意味である。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Coffea mauritiana


★状態はそんなによくはないけれど
 まずは楽しむ出合いのときを

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by ryudesuyo | 2013-08-24 16:35 | アカネ科 | Trackback | Comments(0)

大麻竹(ダイマチク)

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大麻竹(ダイマチク)はイネ科マチク属の常緑高木である。
世界最大のタケ類である。
原産地は、中国、ミャンマー、タイ、ブータンなどである。
別名を巨竹(キョチク)、象竹(ゾウタケ)という。
英名はジャイアントバンブー(Giant Bamboo)である。
樹高は25~35メートルに達する。
直径も15~30センチくらいになる。
観賞用としての植栽されるほか、食用ともされる。
また、材質がよく、建築材や器具材などさまざまな用途に利用される。
属名の Dendrocalamus はギリシャ語の「dendron(樹)+ calamos(管)」からきている。
種小名の giganteus は「巨大な」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrocalamus giganteus


★引いたとて抜けそうにない筍に
 描きたくなるね物語の絵

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by ryudesuyo | 2013-08-23 13:54 | イネ科 | Trackback | Comments(0)

アガスタケ・スクロフラリィフォリア

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アガスタケ・スクロフラリィフォリアはシソ科カワミドリ属の多年草である。
属名の読み方は「アガスタシェ」とするものもある。
日本にも分布する川緑(カワミドリ)と同じ仲間である。
原産地は北アメリカの東部である。
カナダのケベック州からアメリカ合衆国のジョージア州にかけて分布する。
英名はパープルジャイアントヒソップ(purple giant hyssop)である。
ヒソップはヤナギハッカに近縁の植物の総称である。
草丈は60センチから180センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7月から9月である。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、唇形の花をつける。
花の色は紫色である。
写真の色よりは濃い色のものが多いようである。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
属名の Agastache はギリシャ語の「aga(強める)+stachys(穂)」からきている。太い穂状の花序をつけることから名づけられた。
種小名の scrophulariifolia は「ゴマノハグサ属(Scrophularia)のような葉の」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Agastache scrophulariifolia


★アメリカに多いようだねアガスタケ
 北陸の地で出合い楽しみ

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by ryudesuyo | 2013-08-22 13:50 | シソ科 | Trackback | Comments(0)