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奄美夏蔦(アマミナツヅタ)

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奄美夏蔦(アマミナツヅタ)はブドウ科ツタ属の落葉蔓性木本である。
奄美大島から沖縄にかけて分布し、山野の岩や木に着生する。
また、壁を覆わせて装飾として利用される。
海外では、台湾や中国の南部、インドシナ半島、ジャワ島にも分布する。
蔦(ツタ)の近縁種で、別名を奄美蔦(アマミヅタ)ともいう。
鹿児島県のレッドデータブックでは絶滅危惧II類(VU)にランクされている。
草丈は5~20メートルくらいである。
葉は切れ込みのないものや手のひら状に裂けるもの、3出複葉になるものなどいろいろである。
巻きひげは先が吸盤になっているので、壁面でもよじ登ることができる。
開花時期は4~5月である。
葉の脇に黄緑色の小さな花をつける。
花弁数は5枚である。
花の後にできる実は球形の液果(水分が多く柔らかい果皮をもつ果実)で、緑色から黒紫色に熟する。
属名の Parthenocissus はギリシャ語の「parthenos(処女)+cissos(ツタ)」からきている。
種小名の heterophylla は「いろいろの形の葉の」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の海洋博記念公園で撮った。
学名:Parthenocissus heterophylla

★南には南に似合った蔦がある
 違いはどこと楽しみながら

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by ryudesuyo | 2013-12-31 14:18 | ブドウ科

相思樹(ソウシジュ)

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相思樹(ソウシジュ)はマメ科アカシア属の常緑高木である。
原産地は台湾、フィリピンである。
日本へは明治時代に小笠原諸島、沖縄に台湾から導入された。
街路樹や公園樹とされる。
別名を台湾アカシア(タイワンアカシア)という。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver. 2.3, 1994)では軽度懸念(LC)に指定されている。
樹高は5~15メートルくらいである。
披針形(笹の葉のような形)で互い違いに生える(互生)葉は仮葉である。
これは葉の柄の変化したものである。
本当の葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)だが、若い枝にしか見られない。
開花時期は4~5月くらいである。
沖縄では12月にも咲いていた。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い球状の花(頭花)をつける。
花はたくさんの雄しべからなり、花弁はない。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)で、7~8月に褐色に熟する。
材は建築材、家具材などに利用される。
花言葉は「秘密の愛」である。
属名の Acacia はギリシャ語の「akantha(棘)」からきている。鋭い棘を持つものが多いことから名づけられた。
種小名の confusa は「混乱した」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の海洋博記念公園で撮った。
学名:Acacia confusa

★その名前わからぬままに撮った花
 いまつながれば笑みのこぼれて

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by ryudesuyo | 2013-12-30 11:59 | マメ科

八重山黒檀(ヤエヤマコクタン)

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八重山黒檀(ヤエヤマコクタン)はカキノキ科カキノキ属の常緑高木である。
奄美大島から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
また、街路樹や庭園樹とされる。
海外では、台湾、中国南部、フィリピン、インドシナ半島、マレーシア、インド、スリランカ、南太平洋諸島などにも分布する。
別名を琉球黒檀(リュウキュウコクタン)という。
環境省のレッドリスト(2012)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
樹高は5~10メートルくらいである。
樹皮は黒灰色で平滑である。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で分厚い。
葉の先は尖らず、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
雌雄同株である。
開花時期は5月である。
葉の脇に数輪の淡い黄色の花をつける。
花冠は鐘形で3つに深く裂ける。
カキノキ属の多くは4つに裂ける点が異なる。
花の後にできる実は長さ1センチくらいの楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黄赤色に熟する。
材は楽器の三線(さんしん)の竿などに利用される。
属名の Diospyros はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+pyros(穀物)」からきている。おいしい果実を「神の食べ物」として称え名づけた。
種小名の egbert-walkeri はアメリカの植物学者「エグバート・ウォーカー(Egbert Hamilton Walker, 1899-1991)さんの」という意味である。
写真は11月に那覇市の識名園で撮った。
学名:Diospyros egbert-walkeri

★柿の木の仲間なのかと驚いて
 手触りを見る八重山黒檀

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by ryudesuyo | 2013-12-29 09:11 | カキノキ科

フィクス・プラティフィラ

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フィクス・ウンベラタはクワ科イチジク属の落葉高木である。
属名の読み方は「フィカス」とするものもある。
原産地はガーナ、セネガル、ナイジェリアなどで、サバンナ地帯に生える。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で分厚く、葉脈が目立つ。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
花は無花果(イチジク)のような隠頭花序(花軸の先が膨らんで壷型となり、その中に単性の花を密生する)である。
花の後にできる実はイチジク状果である。
属名の Ficus はイチジクのラテン語古名からきている。
種小名の platyphylla は「広い葉の」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Ficus platyphylla

★アフリカのサバンナ地帯が故郷だ
 可能性秘め静かに茂る

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by ryudesuyo | 2013-12-27 15:05 | クワ科

大葉犬枇杷(オオバイヌビワ)

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大葉犬枇杷(オオバイヌビワ)はクワ科イチジク属の常緑高木である。
奄美大島から沖縄にかけて分布し山地に生える。
海外では、台湾、フィリピン、ニューギニア、南太平洋諸島、オーストラリア、インドネシア、マレーシア、インドなどにも分布する。
樹高は7メートルから10メートルくらいである。
熱帯地方では25メートルくらいになるものもある。
樹皮は灰白色である。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で分厚い。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
雌雄異株である。
開花時期はほぼ周年である。
無花果(イチジク)のような隠頭花序(花軸の先が膨らんで壷型となり、その中に単性の花を密生する)をつける。
花の後にできる実は直径2センチくらいの球形のイチジク状果で、緑褐色に熟する。
属名の Ficus はイチジクのラテン語古名からきている。
種小名の septica は「果実が胞間裂開する」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Ficus septica

★北限の大葉犬枇杷あの島で
 いつか見たいと夢膨らませ

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by ryudesuyo | 2013-12-26 09:08 | クワ科

フィクス・ウンベラタ

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フィクス・ウンベラタはクワ科イチジク属の常緑高木である。
属名の読み方は「フィカス」とするものもある。
原産地は西アフリカである。
日本では鉢植えの観葉植物とされる。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で分厚く、葉脈が目立つ。
葉の先は尖り、縁は波打つ。
葉は長さが30センチ、横幅も20センチくらいあり大きい。
開花時期は5月くらいである。
無花果(イチジク)のような隠頭花序(花軸の先が膨らんで壷型となり、その中に単性の花を密生する)をつける。
花の後にできる実はイチジク状果で、自生地では食用にされる。
属名の Ficus はイチジクのラテン語古名からきている。
種小名の umbellata は「傘形の」という意味である。ここでは樹形を表している。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Ficus umbellata

★かっこよい姿で茂るフィクスは
 陽射し厳しいアフリカ育ち

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by ryudesuyo | 2013-12-24 15:50 | クワ科

インドゴムの木(インドゴムノキ)

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インドゴムの木(インドゴムノキ)はクワ科イチジク属の常緑高木である。
原産地はインドネシア、マレーシア、インドなどである。
葉や茎を傷つけると白色で粘り気のある樹液が出る。
かつては天然ゴムを採るために栽培されたが、現在ではその地位をパラゴムの木(パラゴムノキ)に譲り、観葉植物とされている。
さまざまな園芸品種があり、日本では冬季は屋内に入れなければならないので鉢植えとされる。
樹高は30~40メートルである。
幹は直径が2メートルに達する。
長い気根を下ろし、重い枝を支える。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で分厚く艶がある。
開花時期はほぼ周年である。
イチジク属なので、花は隠頭花序(花軸の先が膨らんで壷型となり、その中に単性の花を密生する)である。
花の後にできる実は球形のイチジク状果で、黄色に熟するが食用にはならない。
花言葉は「永遠の幸せ」である。
属名の Ficus はイチジクのラテン語古名からきている。
種小名の elastica は「弾力のある」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Ficus elastica

★さまざまな歴史が彩るゴムの木の
 姿に見とれる惚れ惚れとして

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by ryudesuyo | 2013-12-23 14:24 | クワ科

キナモムム・ロンゲパニクラツム

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キナモムム・ロンゲパニクラツムはクスノキ科クスノキ属の常緑高木である。
属名の読み方は「シナモナム」とするものもある。
原産地は中国の四川省で、標高600~2000メートルの山地に生える。
中国名は「油樟」という。
枝や葉は油成分を含み、よい香りがする。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
樹皮は暗い褐色で、縦の割れ目がある。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は薄い革質で艶がある。
葉の表面は緑色、裏面は灰白色を帯びる。
開花時期は5月から6月である。
新しい枝の葉の脇から円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、小さな白い花をつける。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Cinnamomum はギリシャ語の「cinein(巻く)+amomos(申し分ない)」からきている。巻いた皮の形と香りを称えて名づけられた。
種小名の longepaniculatum は「長い円錐花序の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Cinnamonum longepaniculatum

★楠と違いはどこにあるのかな
 日本にない樹に興味津々

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by ryudesuyo | 2013-12-22 09:50 | クスノキ科

肉桂(ニッケイ)

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肉桂(ニッケイ)はクスノキ科クスノキ属の常緑高木である。
九州の徳之島から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
海外では、インドシナ半島に分布する。
日本本土へは享保年間に中国経由で輸入された。
幹や根の皮を干したものを桂皮(けいひ)といい、薬用や香料として利用される。
ニッキ飴の名で知られる駄菓子も本種を用いたものである。
現在でも、暖地(和歌山県、高知県、熊本県、鹿児島県など)で少量だが栽培されている。
樹高は10~15メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
葉の表面は濃い緑色で艶があり、3脈が目立つ。
裏面は白っぽい。
開花時期は5~6月である。
葉の脇に淡い黄緑色をした目立たない花を疎らにつける。
花冠は筒状で、先が6つに裂ける。
花の後にできる実は楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒く熟する。
花言葉は「純潔」である。
属名の Cinnamomum はギリシャ語の「cinein(巻く)+amomos(申し分ない)」からきている。巻いた皮の形と香りを称えて名づけられた。
種小名の sieboldii はドイツ人で日本植物の研究者だった「シーボルト(Philipp Franz Balthasar von Siebold, 1796-1866)さんの」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園撮った。
学名:Cinnamomum sieboldii

★沖縄に自生する樹も肉桂と
 判断されたが異論もあって

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by ryudesuyo | 2013-12-21 16:40 | クスノキ科

対生無花果(タイセイイチジク)

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対生無花果(タイセイイチジク)はクワ科イチジク属の落葉小高木である。
中国の南部、ベトナム、タイ、カンボジア、ミャンマー、ヒマラヤ、マレーシア、インド、インドネシア、ニューギニア、オーストラリアなどに分布する。
学名のフィクス・ヒスピダで表示するものもある。
中国名は「対葉穃」である。
樹高は5~9メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
同属には互い違いに生える(互生)ものが多いが、本種は異なる。
葉の先は尖り、つけ根の部分は円形である。
花は隠頭花序(花軸の先が膨らんで壷型となり、その中に単性の花を密生する)である。
花の後にできる実は球状をした緑色のイチジク状果で、黄色に熟する。
葉や根を薬用にするが、食用にはならない。
属名の Ficus はイチジクのラテン語古名からきている。
種小名の hispida は「剛毛のある」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Ficus hispida

★苦労して調べたけれどここまでが
 やっとだったよ対生無花果

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by ryudesuyo | 2013-12-20 13:40 | クワ科