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斑入り山吹(フイリヤマブキ)

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山吹(ヤマブキ)はバラ科ヤマブキ属の落葉低木である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の谷筋などに生える。
また、庭木とされる。
海外では、中国にも分布する。
斑入り山吹(フイリヤマブキ)はその園芸品種である。
葉に白斑が入るのが特徴である。
樹高は1~2メートルである。
樹形は株立ちである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尾状に尖り、葉の縁は不揃いな重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)である。
開花時期は4~5月である。
新しい枝先に黄色い花を1つずつつける。
花径は3~5センチくらいで、花びら(花弁)は5枚である。
花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。
江戸時代に多くの園芸品種が作出され、ほかにも八重山吹(ヤエヤマブキ)、白花山吹(シロバナヤマブキ)、菊咲き山吹(キクザキヤマブキ)などの種類がある。
属名の Kerria はスコットランドの植物学者「ウィリアム・カー(William Kerr, ?-1814)さん」の名からきている。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
品種名の Variegata は「斑入りの」という意味である。
写真は4月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Kerria japonica 'Variegata'


★江戸の世の風流伝う葉の姿
 どこかすがやか斑入り山吹

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by ryudesuyo | 2014-04-26 12:36 | バラ科

梅花碇草(バイカイカリソウ)

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梅花碇草(バイカイカリソウ)はメギ科イカリソウ属の多年草である。
漢字では「梅花錨草」とも書く。
日本固有種である。
本州の中国地方から九州にかけて分布し、林の縁などに生える。
国の指定はないが、棲息地では多くの県で絶滅危惧種に指定されている。
なお、北海道のブルーリストではBランク(北海道に定着している外来種)に選定されている。
過去に持ち込まれた種が逸出したものと思われ、旭川市の旭山公園に定着している。
草丈は10~30センチくらいである。
根際から生える葉は、2出複葉(1枚の葉が2つの小さな葉に分かれている)である。
小葉の形はいびつな卵形である。
先はやや丸く、つけ根の部分は心形である。
開花時期は4~5月である。
花の色は白ないしピンクで、花径は1センチくらいである。
イカリソウ属だが花びらには碇状の距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)はなく、梅に少し似た花を咲かせる。
花弁は真中の4枚で、周りの4枚は萼片である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
花言葉は「君を離さない」である。
属名の Epimedium は地名に由来する言葉で、イカリソウに転用された。
種小名の diphyllum は「2枚の葉の」という意味である。
写真は4月に日光植物園で撮った。
学名:Epimedium diphyllum



★距がなくてつるりんとした形だが
 碇草には変わりはないさ

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by ryudesuyo | 2014-04-25 12:02 | メギ科

チャイニーズ・スノーボール

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チャイニーズ・スノーボール(Chinese snowball)はスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木である。
ガマズミ属は世界に150種くらいが分布する。
分類体系によっては(APGIII)レンプクソウ科とされる。
本種の原産地は中国で、長江以南に分布する。
「木綉球」や「八仙花」などの中国名がある。
江蘇省揚州市の「市の花」に指定されている。
樹高は3~5メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の色は淡い緑色だが、夏には濃い色に変わる。
開花時期は4~5月である。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、淡い緑色の花を半球状につける。
花の色は咲き進むと白くなる。
花には香りはない。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Viburnum はこの属1種のラテン古名だが意味はわかっていない。
種小名の macrocephalum は「頭の大きな」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Viburnum macrocephalum



★古に鑑真和上生み出した
 土地に花咲く樹が今ここに

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by ryudesuyo | 2014-04-24 12:48 | スイカズラ科

耽羅玄海躑躅(タンナゲンカイツツジ)

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耽羅玄海躑躅(タンナゲンカイツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉小低木である。
原産地は韓国の済州島である。
「耽羅」というのは済州島の古名である。
玄界灘の周囲に分布する玄海躑躅(ゲンカイツツジ)の近縁種である。
本種の樹高は50~60センチと低く、矮性種である。
葉は大きくて長さ9センチくらいの細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
枝先に集まってつくので輪生しているように見える。
開花時期は3~4月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花の色は淡い桃色から濃い紅紫色まである。
花冠は浅く5つに裂ける。
裂片は丸みがあり、重なり合っている。
花の後につく実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、仲間のものよりも細長い。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の mucronulatum は「微凸頭に多少近い」という意味である。
変種名の taquetii はフランス人の宣教師で植物収集家の「タケー(Emile Joseph Taquet, 1873-1952)さんの」という意味である。
写真は5月に神戸の六甲高山植物園で撮った。
学名:Rhododendron mucronulatum var. taquetii


★背の低い玄海躑躅の珍しく
 雨も厭わずしばし佇み

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by ryudesuyo | 2014-04-23 14:59 | ツツジ科

ボロニア・ピンナタ

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ボロニア・ピンナタはミカン科ボロニア属の常緑低木である。
ボロニア属はオーストラリアに90種から100種くらいが分布する。
本種の原産地もオーストラリアである。
種小名の読み方は「ピナータ」とする場合もある。
樹高は1~2メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は細い披針形(笹の葉のような形)である。
葉にはミカン科特有の香りがある。
開花時期は3~6月くらいである。
葉の脇に花径2センチくらいの星形をしたピンクの4弁花をたくさんつける。
花の色は白いものもある。
属名の Boronia はイタリア人の植物採集家「ボローネ(Francesco Borone, 1769-1794)さん」の名からきている。
種小名の pinnata は「羽状の」という意味である。
写真は2月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Boronia pinnata


★めずらしい花が次々咲き出して
 びっくりするよオーストラリア園

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by ryudesuyo | 2014-04-22 08:52 | ミカン科

オロンティウム・アクアティクム

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オロンティウム・アクアティクムはサトイモ科オロンティウム属の多年草である。
属名の読み方は「オロンチウム」や「オロンチューム」とするところもある。
また、種小名のほうは「アクアティクカム」とするものもある。
原産地は北アメリカで、合衆国の東部に分布する。
湿地に生える抽水植物(根が完全に水面下にあり、茎や葉が水中から水面上に伸びる)である。
英名はゴールデンクラブ(golden club)である。
花の形を「黄金の棒」に見立てたものである。
草丈は20~40センチくらいである。
水中の根際から生える葉は楕円形である。
長い柄があって水上に出る。
葉の色は暗い緑色で、ビロード状である。
開花時期は4~5月である。
花茎を伸ばして先に長さ3~6センチの肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出し、黄色い小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名の Orontium は中東のレバノン、シリア、トルコを流れる「オロンテス川(Orontes River)」の名からきている。
種小名の aquaticum は「水生の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Orontium aquaticum


★水際でこれは花かと首かしげ
 じっと見入ったゴールデンクラブ

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by ryudesuyo | 2014-04-21 13:13 | サトイモ科

平戸躑躅(ヒラドツツジ)

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平戸躑躅(ヒラドツツジ)はツツジ科ツツジ属の常緑低木である。
長崎県平戸市で育成された園芸品種の総称である。
平戸市の崎方公園には300種からなる原木園があるという。
平戸は江戸時代に貿易が盛んで、各地から植物も持ち込まれた。
本種は慶良間躑躅(ケラマツツジ)、黐躑躅(モチツツジ)、岸躑躅(キシツツジ)、琉球躑躅(リュウキュウツツジ)、台湾山躑躅(タイワンヤマツツジ)などが交雑して生まれた。
樹高は1~2メートルである。
よく枝分かれをして株立ち状となる。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は丸く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉には短い毛が生える。
開花時期は4~5月である。
花の色には淡い紅色、紅紫色、朱色、白などがある。
花冠は深く5つに裂ける。
雄しべは10本、雌しべは1本である。
結実はしない。
花言葉は「愛の喜び」である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の pulchrum は「美しい」という意味である。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron x pulchrum


★その数が三百という物凄さ
 平戸躑躅は江戸の文明

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by ryudesuyo | 2014-04-20 12:58 | ツツジ科

花うらら(ハナウララ)

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花うらら(ハナウララ)はベンケイソウ科エケベリア属の多肉植物である。
原産地はメキシコである。
表記の名は流通名で、学名のエケベリア・プリドニスで表示するものもある。
多肉質の葉は小形で、直径10~15センチくらいの密なロゼット状となる。
葉の先と縁が赤みを帯びる。
開花時期は4~5月である。
伸びた花茎の先を垂らして、淡い黄色で筒形の花を鈴なりにつける。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Echeveria はメキシコの植物画家「エチェベリア(Atanasio Echeverriay Godoy, 1700's)さん」の名からきている。
種小名の pulidonis はメキシコ人の収集家「プリドー(Miguel Pulido)さんの」という意味である。
写真は3月に川口グリーンセンターで撮った。
学名:Echeveria pulidonis


★伸びた茎地面につくほどびっしりと
 小花鈴なり黄金の色に

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by ryudesuyo | 2014-04-19 13:37 | ベンケイソウ科

黄金黐(オウゴンモチ)

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黐の木(モチノキ)はモチノキ科モチノキ属の常緑高木である。
本州から沖縄にかけて分布し、山野に生える。
また、庭木とされる。
黄金黐(オウゴンモチ)はその園芸品種である。
神奈川県相模原市で発見され育成された。
樹高は4~6メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は厚い革質で艶がある。
本種の場合は、新芽が鮮やかな黄金色で、夏になっても濃い緑色にはならず明るい色である。
また、夏に伸びる再萌芽も黄金色で、そのままの色で冬を越す。
開花時期は4~5月である。
雌雄異株である。
葉の脇に目立たない黄緑色の小さな花をつける。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、赤く熟する。
属名の Ilex はラテン語の「ilex(セイヨウヒイラギ)」からきている。
種小名の integra は「全縁の」という意味である。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:llex integra 'Ougon'


★きらきらと花咲くごとく葉を伸ばす
 黄金黐は陽光浴びて

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by ryudesuyo | 2014-04-18 10:13 | モチノキ科

黐の木(モチノキ)

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黐の木(モチノキ)はモチノキ科モチノキ属の常緑高木である。
本州の東北地方南部から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
また、公園樹や庭木とされる。
海外では、台湾、朝鮮半島、中国などにも分布する。
樹高は10~20メートルくらいである。
樹皮は灰白色で、皮目(樹皮にあって気孔にかわり呼吸を行う組織)がある。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖らず、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
雌雄異株である。
開花時期は4~5月である。
葉の脇に黄緑色をした小さな花をたくさんつける。
花弁と萼片は4枚ずつである。
結実時期は11~1月くらいである。
花の後にできる実はゆがんだ球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、赤く熟する。
属名の Ilex はラテン語の「ilex(セイヨウヒイラギ)」からきている。
種小名の integra は「全縁の」という意味である。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Ilex integra


★黐の木の花はこれかとよく見れば
 地味な色でも花びら可憐

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by ryudesuyo | 2014-04-17 16:58 | モチノキ科