<   2014年 08月 ( 17 )   > この月の画像一覧

ユッカ・トンプソニアナ

d0059226_12521989.jpg

ユッカ・トンプソニアナはリュウゼツラン科キミガヨラン属(ユッカ属)の常緑低木である。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科とされる。
ユッカ属は南北アメリカに40~50種が分布する。
同属のユッカ・レクルビフォリア(Yucca recurvifolia)の和名を君が代蘭(キミガヨラン)といい、属名の和名もキミガヨラン属という。
文献によってはイトラン属とするものもある。
本種の原産地はアメリカ合衆国のテキサス州、ニューメキシコ州とメキシコの北部である。
樹高は1メートルくらいである。
幹の先に生える葉は剣形で分厚い。
開花時期は6月くらいである。
伸ばした花茎の先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、緑白色の鐘形をした花をたくさんつける。
花径は4センチくらいである。
撮影地では1994年に種子をまき、2008年に初めて開花したという。
属名の Yucca はハイチでの現地語からきている。
種小名の thompsoniana は「トンプソン(Thompson)さんの」という意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Yucca thompsoniana


★背が低く園芸品種みたいだが
 花茎伸ばし花咲くらしい

d0059226_12531199.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル





花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2014-08-31 12:57 | リュウゼツラン科 | Trackback | Comments(0)

鬼胡桃(オニグルミ)

d0059226_14283956.jpg

鬼胡桃(オニグルミ)はクルミ科クルミ属の落葉高木である。
クルミ属は世界に21種が分布する。
本種は北海道から九州にかけて分布し、山地の川沿いなどに生える。
また、栽培もされる。
海外ではサハリンにも分布する。
樹高は15~25メートルくらいである。
若木の樹皮は滑らかな肌色だが、成長すると紫黒色となり縦に裂ける。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉が9~17枚で1組となり、長さ50センチ以上にもなる。
小葉の形は細長い卵形で、先は尖る。
縁には細かなぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の裏面にはたくさん毛が生える。
開花時期は5~6月である。
雌雄同株である。
雌花序は新しい枝の先に直立し赤い花をつける。
雄花序は緑色で、長く垂れ下がる。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)である。
はじめは緑色をしているが、9~10月に熟して黒くなり、落ちる。
固い核の中の種子は食用となる。
材は家具材、彫刻材、建築材、器具材などに利用される。
花言葉は「あなたに夢中」である。
属名の Juglans はラテン語の「Jovis(ゼウス)+glans(果実)」からきている。
種小名の mandshurica は「満州(中国東北部)の」という意味である。
変種名の sachalinensis は「サハリンの」という意味である。
写真は8月に北大植物園で撮った。
学名:Juglans mandshurica var. sachalinensis


★営々と森の命を支えきし
 鬼胡桃の実殻硬くして

d0059226_14284920.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2014-08-29 14:33 | クルミ科 | Trackback | Comments(0)

飾り羊歯(カザリシダ)

d0059226_11133575.jpg

飾り羊歯(カザリシダ)はウラボシ科カザリシダ属(アグラオモルファ属)の常緑多年草である。
アグラオモルファ属は世界に32種が分布する。
日本にも沖縄に本種が分布するので、属名の和名をカザリシダ属という。
本種は沖縄本島や八重山諸島の低地の林の中に生え、樹幹や石の上などに着生するシダ植物である。
海外では、台湾、中国南部、インドシナ半島、ヒマラヤ、インドなどにも分布する。
環境省のレッドリスト(2012)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
葉は革質で、長さが100~150センチくらいになる。
葉柄はなく、1回羽状に深く裂ける。
胞子嚢群は主側脈の間に1列に並ぶ。
胞子嚢は長い楕円形で、包膜はない。
属名の Aglaomorpha はギリシャ語の「aglas(輝く)+morphus(形の)」からきている。
種小名の coronans は「花冠のある」という意味である。
写真は8月に北大植物園で撮った。
学名:Aglaomorpha coronans


★伸び伸びと育っているね飾り羊歯
 びっくりしたよここで出逢えて

d0059226_11134626.jpg



花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2014-08-23 11:17 | ウラボシ科 | Trackback | Comments(0)

ルエリア・ロセア

d0059226_14361796.jpg

ルエリア・ロセアはキツネノマゴ科ルイラソウ属(ルエリア属)の常緑多年草である。
ルエリア属は南北アメリカ大陸を中心に250種くらい分布する。
属名の読み方はリュエリアとするものもある。
同属のルエリア・バルビラナの和名をルイラ草(ルイラソウ)といい、属名の和名もルイラソウ属という。
本種の原産地はメキシコである。
草丈は30~100センチくらいである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁は波状となる。
開花時期は周年である。
葉の先や葉の脇に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、花径4~5センチの赤い花をつける。
花冠は漏斗状で、先は5つに深く裂けて横に開く。
一日花である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Ruellia はフランス人の医師で植物学者の「リュエル(Jean Ruelle, 1474-1537)さん」の名からきている。
種小名の rosea は「バラ色の」という意味である。
写真は8月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Ruellia rosea


★ルエリアもいろんな仲間があるんだね
 一日花って撮りにくいけど

d0059226_14374592.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2014-08-20 14:38 | キツネノマゴ科 | Trackback | Comments(0)

アエオニウム・アルボレウム・ツワルトコップ

d0059226_18232232.jpg

アエオニウム・アルボレウムはベンケイソウ科アエオニウム属の常緑多年草である。
アエオニウム属はカナリア諸島やアフリカなどに35種くらい分布する多肉植物である。
アエオニウム・アルボレウムの原産地はカナリア諸島である。
ツワルトコップ(Zwartkop)はその園芸品種である。
日本での流通名は黒法師(クロホウシ)という。
特徴は、強い日差しのもとに置くと夏に葉の色が黒紫色になることである。
草丈は50~100センチくらいである。
葉はへら形で茎先にロゼット状に生える。
開花時期は3~4月である。
葉の脇から花茎を出し、黄色い花をたくさんつける。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Aeonium はギリシャ語の「aionios(永久の)」からきている。
種小名の arboreum は「樹木の」という意味である。
園芸品種名の Zwartkop はオランダ語で「黒い頭(顔)」という意味である。
写真は8月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Aeonium arboreum 'Zwartkop'


★個性ある姿に惚れて眺めいる
 別世界かなアエオニウムは

d0059226_1824795.jpg



花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2014-08-19 18:25 | ベンケイソウ科 | Trackback | Comments(0)

棘なし花麒麟(トゲナシハナキリン)

d0059226_163476.jpg

棘なし花麒麟(トゲナシハナキリン)はトウダイグサ科トウダイグサ属(ユーフォルビア属)の常緑多年草である。
ユーフォルビア属は世界に2000種くらいが分布する。
属名の読み方はエウフォルビアのほうが原語に近いが、英語読みのユーフォルビアのほうが定着している。
日本にも灯台草(トウダイグサ)などが分布するので、属名の和名はトウダイグサ属という。
本種の原産地はアフリカのマダガスカル島である。
北東部のイハラナ(Iharana)周辺のごく狭い沿岸部の乾燥した森に分布する多肉植物である。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(Ver.3.1, 2004)では絶滅危惧IA類(CR)に指定されている。
やはりマダガスカルに分布する花麒麟(ハナキリン)の近縁種だが、茎には棘がない。
草丈は30~150センチくらいである。
葉は卵形で先が尖り、茎先にまとまってつく。
開花時期は周年である。
茎先に赤い花をつける。
花のように見えるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)で、本当の花は真ん中にある小さなものである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Euphorbia はローマ時代の医師「エウフォルブスさん(Euphorbus)」の名からきている。この属の植物の乳液を初めて薬にしたことから名づけられた。
種小名の geroldii はフランス人の植物収集家「ゲーロルト(Raymond Gerold, 1928-2009)さんの」という意味である。
写真は8月に富山県の氷見市海浜植物園で撮った。
学名:Euphorbia geroldii


★棘なしはとても貴重だ花麒麟
 マダガスカルの奥は深くて

d0059226_16345288.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2014-08-18 16:37 | トウダイグサ科 | Trackback | Comments(0)

千島柳(チシマヤナギ)

d0059226_16222023.jpg

千島柳(チシマヤナギ)はヤナギ科ヤナギ属の落葉小低木である。
ヤナギ属は北半球を中心に世界に350種くらいが分布する。
本種は千島列島などに分布する。
YListでは、本州の中部地方に分布する蓮華岩柳(レンゲイワヤナギ:Salix nakamurana)の亜種として位置づけるべきとの意見を掲載している。
周極地方には北極柳(ホッキョクヤナギ:Salix arctica)が分布するが、これとの区別もまだ明確ではない。
北千島のパラムシル島(幌筵島:Paramushir)より北のものは北極柳(ホッキョクヤナギ)、それより南のものは蓮華岩柳(レンゲイワヤナギ)とシノニムという説のあることも紹介している。
樹高は10センチから20センチくらいである。
細い枝が匍匐して広がる。
葉はほぼ円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には波状の低いぎざぎざ(鋸歯)があり、白い軟毛が生える。
葉の表面は緑色、裏面は粉白色を帯びる。
開花時期は撮影地では5月である。
雌雄異株で、緑色の花を穂状につける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Salix はケルト語の「sal(近い)+lis(水)」からきている。水辺に多いことから名づけられた。
種小名の aquilonia の由来はまだ解き明かせていない。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Salix aquilonia


★柳にはわからぬことがまだ多い
 千島柳も謎多き花

d0059226_16225086.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2014-08-17 16:28 | ヤナギ科 | Trackback | Comments(0)

日高峰柳(ヒダカミネヤナギ)

d0059226_18334227.jpg

日高峰柳(ヒダカミネヤナギ)はヤナギ科ヤナギ属の落葉小低木である。
ヤナギ属は北半球を中心に世界に350種くらい分布する。
本種は日本固有種である。
北海道の日高山系、夕張山系、大雪山系に分布し、高山の岩礫地や草地に生える。
環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
分類上は、本州の中部地方に分布する蓮華岩柳(レンゲイワヤナギ)の亜種とされている。
樹高は10~20センチくらいである。
枝は匍匐して広がる。
葉は円形や楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には波状の低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には毛はなく、表面は緑色、裏面は粉白色を帯びる。
開花時期は7月で、葉の展開後に花をつける。
雌雄異株で、緑色の尾状花序をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Salix はケルト語の「sal(近い)+lis(水)」からきている。水辺に多いことから名づけられた。
種小名の nakamurana は発見者の「中村(M. Nakamura?)さんの」という意味のようだが、名前を特定できていない。
亜種名の kurilensis は「クリル諸島(千島列島)の」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Salix nakamurana subsp. kurilensis


★柳にはわからぬことが多いよう
 クリルの名前ついているけど

d0059226_183446.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2014-08-16 18:37 | ヤナギ科 | Trackback | Comments(0)

アポイ樺(アポイカンバ)

d0059226_15205448.jpg

アポイ樺(アポイカンバ)はカバノキ科カバノキ属の落葉小低木である。
カバノキ属は世界に40種くらいが分布する。
本種は日本固有種である。
北海道日高地方の様似町にあるアポイ岳のみに分布する。
氷河期からの遺存種である。
湿地性の谷地樺(ヤチカンバ)と高山性の岳樺(ダケカンバ)との雑種を起源とすることが明らかになっている。
環境省のレッドリスト(2012)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
樹高は50センチくらいである。
幹は直立をせず、斜面を這うように広がる。
若い枝は褐色で、年数がたつと白っぽくなる。
葉は長さが2~4センチくらいで小さい。
葉の形は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月である。
雄花序は黄褐色をしており尾状である。
雌花序は紅緑色をしており、直立する。
属名の Betula はケトル語の「betu(カバノキ)」からきている。
種小名の apoiensis は「アポイ岳の」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Betula apoiensis


★いつの日か元気に立ちたいアポイ岳
 進化の不思議心行くまで

d0059226_15211581.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2014-08-14 15:28 | カバノキ科 | Trackback | Comments(0)

蝦夷接骨木(エゾニワトコ)

d0059226_14364576.jpg

蝦夷接骨木(エゾニワトコ)はスイカズラ科ニワトコ属の落葉低木である。
ニワトコ属は北半球を中心に世界に25種が分布する。
分類体系によっては(APGIII)レンプクソウ科とされる。
本種は北方領土を含む北海道から本州の関東地方北部にかけて分布し、山地の林の中や林の縁などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国東北部、サハリン、カムチャツカにも分布する。
本州以南には、近縁種の接骨木(ニワトコ)が分布する。
樹高は3~5メートルくらいである。
根元から生える枝はよく枝分かれする。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
小葉は2~3組あり、形は長い楕円形で先が尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
接骨木(ニワトコ)に比べると葉が大きく、ぎざぎざ(鋸歯)が粗い。
開花時期は5~6月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白っぽい小さな花をたくさんつける。
花径は5~7ミリで、先が5つに裂けて反り返る。
5本の雄しべと1本の雌しべが前に突き出る。
花の後にできる実は楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、夏から秋にかけて赤く熟する。
枝や幹を薄く切って乾燥させたものは生薬で接骨木(せっこつぼく)といい、骨折や打撲の湿布薬などに使われる。
属名の Sambucus はギリシャ語の「sambuce(古代の楽器)」からきている。茎を林立した様子がこの楽器に似ていることから名づけられた。
種小名の racemosa は「総状花序の」という意味である。
亜種名の kamtschatica は「カムチャツカの」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Sambucus racemosa subsp. kamtschatica


★蝦夷の名を戴く接骨木民族の
 歩みに寄り添い北に根づいて

d0059226_1437185.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
[PR]
by ryudesuyo | 2014-08-13 14:39 | スイカズラ科 | Trackback | Comments(0)