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夏菩提樹(ナツボダイジュ)

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夏菩提樹(ナツボダイジュ)はシナノキ科シナノキ属(ティリア属)の落葉高木である。
分類体系によっては(APGIII)アオイ科とされる。
ティリア属は北半球に30種くらいが分布する。
日本にも科の木(シナノキ)などが分布し、属名の和名をシナノキ属という。
本種の原産地はヨーロッパである。
英名はラージリーフ・リンデン(large-leaf linden)という。
ヨーロッパでは、街路樹や公園木としてよく植えられている。
近縁種にスモールリーフ・リンデン(small-leaf linden)があり、和名を冬菩提樹(フユボダイジュ)という。
また、両者の交雑種のコモン・リンデン(common linden)があり、和名を西洋科の木(セイヨウシナノキ)という。
樹高は15メートルから25メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尾状に尖り、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から7月である。
葉の脇から集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、香りのよい黄白色の小さな花をたくさんつける。
花被片は5枚、萼片も5枚である。
雄しべはたくさんある。
花の柄には淡い緑色の苞(葉の変形したもの)が1枚つく。
花の後にできる実は直径1センチに満たない小さな球形の堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、色はクリーム色である。
秋には黄葉をする。
シューベルトの「菩提樹」で歌われるリンデンバウムは本種のことである。
花言葉は「夫婦愛」である。
属名の Tilia はラテン語の「ptilon(翼)」からきている。花の柄に苞が翼のようについていることから名づけられた。
種小名の platyphyllos は「広い葉の」という意味である。
花の写真は6月に小石川植物園で撮った。
実の写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Tilia platyphyllos


★かの調べ口ずさみ見るリンデンの
 花は仄かに香りを放ち

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by ryudesuyo | 2015-07-08 06:39 | シナノキ科 | Trackback | Comments(0)