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カロライナジャスミン

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カロライナジャスミン(Carolina jasmine)はマチン科ゲルセミウム属の常緑蔓性低木である。
分類体系によっては(APG第3版)ゲルセミウム科とされる。
ゲルセミウム属は東南アジアと北アメリカ、中央アメリカに3種が分布する。
本種の原産地はアメリカ合衆国の南部からメキシコ、グァテマラにかけてである。
和名の由来は、サウスカロライナ州やノースカロライナ州に分布し、ジャスミンのような香りがするということからきている。
サウスカロライナ州の州花とされており、英名もカロライナジャスミン(Carolina jasmine)である。
別名をカロライナ黄素馨(カロライナキソケイ)という。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は革質で、両面とも濃い緑色である。
また、常緑であるが秋には紅葉する。
開花時期は4月から5月である。
葉に脇につく花は花径2センチくらいの黄色い漏斗状で、花冠の先が5つに裂けて横に広がる。
萼片は5枚、雄しべは5本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全体が有毒で毒性も強く、皮膚炎や呼吸麻痺を起こす危険があるので注意が必要である。
花言葉は「甘いささやき」である。
1月26日の誕生花 である。
属名の Gelsemium はイタリア語の「gelsomino(ジャスミン)」からきている。
種小名の sempervirens は「常緑の」という意味である。
写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Gelsemium sempervirens


★遠くから強い香りと鮮やかな
 黄金の色で合図を送り

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by ryudesuyo | 2017-01-26 14:54 | マチン科

ランタナ

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ランタナはクマツヅラ科シチヘンゲ属(ランタナ属)の常緑低木である。
ランタナ属は中南アメリカを中心に150種くらいが分布する。
本種が代表種で和名を七変化(シチヘンゲ)といい、属名の和名もシチヘンゲ属という。
本種の原産地は南アメリカである。
英名はコモンランタナ(common lantana)という。
現在では世界各地の広い範囲で野生化している。
そのため、国際自然保護連合(IUCN)の「種の保存委員会」(SSC)では、「世界の外来侵入種ワースト100」に指定している。
日本へは江戸時代の後期に渡来した。
庭植え、鉢植えで観賞用に栽培されている。
また、小笠原諸島や沖縄では逸出したものが野生化している。
そのため、日本でも侵略的外来種として「生態系被害防止外来種リスト」に掲載されている。
別名をランタナや紅黄花(コウオウカ)という。
園芸的にはランタナとされることが多い。
樹高は1メートルから2メートルである。
茎の断面は四角形で、棘が生える。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には硬い毛が生え、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から10月である。
茎先に半球状の散形花序(たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、小さな花をたくさんつける。
花径は1センチくらいである。
花冠のつけ根の部分は筒状で、先は4つから5つに裂ける。
花の色は初めは黄色や淡い紅色で、のちに濃い赤色や橙色に変わる。
花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒く熟する。
種子は有毒である。
園芸品種には花の色が黄色や白で変化しないものもある。
花言葉は「厳格」である。
9月7日の誕生花である。
属名の Lantana はヨーロッパ産の「Viburnum lantana」 からの転用である。花の形や花序が似ていることから転用された。
種小名の camara は「アーチ状の」という意味である。
亜種名の aculeata は「棘のある」という意味である。
写真は11月に新宿御苑で撮った。
学名:Lantana camara subsp. aculeata(広義:Lantana camara)


★花びらを群がるように寄せ集め
 色鮮やかにランタナの咲く
☆七色に花色変えてランタナは
 故郷を忘れ旅を続けて

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by ryudesuyo | 2016-09-07 11:42 | クマツヅラ科

松葉牡丹(マツバボタン)

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松葉牡丹(マツバボタン)はスベリヒユ科スベリヒユ属(ポルチュラカ属)の一年草である。
ポルチュラカ属は世界の温帯から熱帯にかけて137種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
また、多くの園芸品種が作出されている。
本種の原産地はブラジル、アルゼンチン、ウルグアイである。
英名はローズモス(rose moss)、モスローズ(moss rose)などである。
日本へは江戸時代の末期に渡来した。
庭植え、鉢植えとして観賞用に栽培されている。
また、逸出したものが全国各地で野生化している。
例えば北海道のブルーリストではBランク(北海道に定着している外来種)に選定されている。
和名の由来は、葉が多肉質で「松」のように細く、花が「牡丹」に似るということからきている。
草丈は10センチくらいである。
茎は地を這って横に広がる。
葉は線状の披針形(笹の葉のような形)で、先は鋭く尖る。
葉は互い違いに生える(互生)が、茎先では輪生状となる。
開花時期は6月から9月である。
花の色には赤、桃色、白、黄色、橙色などがある。
花径は3センチから6センチくらいで、一重咲きのものと八重咲きのものがある。
一重咲きの場合の花弁数は5枚である。
花は一日花だが、次々と花をつける。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「無邪気」「可憐」である。
8月21日の誕生花である。
属名の Portulaca はラテン語の「porta(入口)の縮小形である portula」からきている。果実は熟すと蓋がとれて口が開くことから名づけられた。
種小名の grandiflora は「大きな花の」という意味である。
写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Portulaca grandiflora(異名:Portulaca pilosa subsp. grandiflora)


★むせ返る夏の陽射しも友にして
 色も鮮やか松葉牡丹は
☆夏の日の燃える思いはその花に
 松葉牡丹の色とりどりに

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by ryudesuyo | 2016-08-23 14:23 | スベリヒユ科

アンモビウム・アラツム

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アンモビウム・アラツムはキク科カイザイク属(アンモビウム属)の多年草である。
アンモビウム属は暫定的学名だがオーストラリアに2種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
本種に貝細工(カイザイク)の和名があり、属名の和名もカイザイク属という。
本種の原産地もオーストラリアで、東部のニューサウスウェールズ州、クィーンズランド州、ビクトリア州、タスマニア州などに分布する。
和名の由来は艶のある花の様子を貝細工にたとえたものである。
英名はウィングドエバーラスティング(winged everlasting)という。
園芸上は一年草として扱われる。
庭植え、鉢植えとされるほか、ドライフラワーとしてよく利用される。
なお、もう1種はアンモビウム・クラスペディオイデス(Ammobium craspedioides)といい、ニューサウスウェールズ州にのみ分布する。
草丈は40センチから80センチくらいである。
茎にはひれ状の翼があり、よく枝分かれをする。
根際から生える葉は披針形(笹の葉のような形)で、先がスプーンのように広がる。
茎につく葉には柄がなく茎を抱く。
葉の裏面には白い毛が生える。
開花時期は6月から8月くらいである。
茎先に花径25ミリから50ミリくらいの花(頭花)をつける。
花(頭花)は白い花弁のように見える紙状の総苞に包まれている。
花(頭花)は黄色い筒状花だが、咲き進むと黒っぽくなる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花言葉は「不変の誓い」である。
8月14日の誕生花である。
属名の Ammobium はギリシャ語の「ammos(砂)+bios(生活)」からきている。砂地に生育することから名づけられた。
種小名の alatum は「翼のある」という意味である
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Ammobium alatum


★艶のある苞葉がとても魅力的
 貝細工の名ぴったり似合い

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by ryudesuyo | 2016-08-13 13:31 | キク科

フレンチマリーゴールド

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フレンチマリーゴールド(French marigold)はキク科センジュギク属(タゲテス属)の一年草である。
タゲテス属はメキシコなどに30種くらい分布する。
同属のアフリカンマリーゴールド(African marigold)に千寿菊(センジュギク)の和名があり、属名の和名はセンジュギク属という。
本種の和名は紅黄草(コウオウソウ)というが、現代ではあまり使われていない。
花の色からつけられた名前である。
孔雀草(クジャクソウ)や万寿菊(マンジュギク)の名でも流通している。
本種の原産地はメキシコである。
フレンチの名がつくのは、パリから広がったことによる。
日本へは江戸時代に渡来した。
1695年に三之丞伊藤伊兵衛が著した「花壇地錦抄」に紅黄草(コウオウソウ)の名で記載がある。
草丈は30センチから50センチくらいである。
よく枝分かれをして横に広がる。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は線形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から11月である。
茎先に花径5センチくらいの頭花を1つずつつける。
花の色は、黄色や橙色のほかに赤や斑入りのものもあり多彩である。
また、一重咲き、八重咲き、二色咲きなどのものがある。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花言葉は「変わらぬ愛」などである。
7月18日の誕生花である。
属名の Tagetes はギリシャ神話に登場する神の名「タゲース(Tages)」からきている。
種小名の patula は「やや開出した」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
品種名は上がボナンザ・イエロー、下がボナンザ・ボレロである。
学名:Tagetes patula


★開発の手を休めずに次々と
 生まれる花が花壇を飾り

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by ryudesuyo | 2016-07-26 10:37 | キク科

麦藁菊(ムギワラギク)

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麦藁菊(ムギワラギク)はキク科ムギワラギク属(キセロクリスム属)の多年草である。
キセロクリスム属はオーストラリアに7種くらいが分布する。
本種が代表種で、属名の和名はムギワラギク属という。
この属は、かつてはヘリクリスム属に含まれていた。
ヘリクリスム属は南半球やユーラシア大陸に600種くらいが分布する。
日本ではまだ本種をヘリクリスム属に含める例が多い。
しかし、YListでは既にキセロクリスム属のほうを採用しており、Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist もキセロクリスム属を正名としている。
日本でもいずれ変更されていくことものと思われる。
本種の原産地はオーストラリアである。
英名はストローフラワー(strawflower)という。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
学名からヘリクリサムの名でも流通し、庭植え、鉢植え、切り花などで愛好されている。
草丈は30センチから100センチくらいである。
茎は直立し、上部で枝分かれをする。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
開花時期は5月から9月である。
茎先に1輪ずつ花(頭花)をつける。
特徴は頭花を包む総苞片(花序全体を包む葉の変形したもの)が花弁状に発達していることである。
その部分がかさかさとして、ドライフラワーに適している。
花の真ん中にある筒状花は黄色い。
総苞片の色は黄色、橙色、淡い紅色、クリーム色、白などさまざまである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
花言葉は「永遠の輝き」「真実」である。
7月17日の誕生花である。
属名の Xerochrysum はギリシャ語の「xeros(乾燥した)+chrysos(金色)」からきている。
属名の Helichrysum はギリシャ語の「helios(太陽)+chrysos(金色)」からきている。
種小名の bracteatum は「苞葉のある」という意味である。
写真は6月に野田市の清水公園花ファンタジアで撮った。
ドリームタイム・ジャンボイエローという園芸品種で、大輪である。
学名:Xerochrysum bracteatum(異名:Helichrysum bracteatum)


★手触りがとても不思議なヘリクリサム
 雨が降ったら眠るといいよ
☆カサカサと音たて咲いたヘリクリサム
 ずっとそのまま君と一緒に

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by ryudesuyo | 2016-07-25 13:42 | キク科

蝦夷高嶺菫(エゾタカネスミレ)

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蝦夷高嶺菫(エゾタカネスミレ)はスミレ科スミレ属(ビオラ属)の多年草である。
ビオラ属は世界に500種くらいが分布する。
また、スミレ、パンジー、ビオラなどの仲間があり、多くの園芸品種が生まれている。
日本にも菫(スミレ)などが分布し、属名の和名をスミレ属という。
本種は日本固有種である
北海道に分布し、大雪山、夕張岳、日高山脈、羊蹄山などの高山や亜高山の砂礫池に生える。
基本種は高嶺菫(タカネスミレ)で、本種はその亜種である。
草丈は5センチから10センチくらいの有茎種である。
葉は心形で艶がなく、葉柄が無毛というのが特徴である。
開花時期は6月から8月である。
花径は2センチくらいである。
花の色は黄色く、唇形である。
上弁や側弁は後方に反り返る。
唇弁はやや広く、紅紫色の筋が入る。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)はごく短い。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の crassa は「多肉質の」という意味である。
亜種名の borealis は「北方系の」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Viola crassa subsp. borealis


★迷いつつ登らなかったあの山の
 短い夏に思いを馳せて

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by ryudesuyo | 2016-05-27 13:01 | スミレ科

ベルバスクム・オリンピクム

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ベルバスクム・オリンピクムはゴマノハグサ科モウズイカ属(ベルバスクム属)の多年草である。
ベルバスクム属は地中海沿岸地方を中心に、アジアやヨーロッパに250種くらいが分布する。
園芸的にはバーバスカムという英語風の呼び名が使われている。
日本へは毛蕋花(モウズイカ)などが導入されていて、属名の和名はモウズイカ属という。
本種は、ギリシャとトルコに分布する。
英名はグレックマレイン(Greek mullein)という。
マレインは毛蕋花(モウズイカ)の仲間を指すことばで、イングリッシュガーデンで人気がある。
草丈は50センチから200センチくらいである。
根際から生える葉は楕円形で、ロゼット状となり大きい。
葉は全体を白い綿毛が覆い、ビロード状で美しい。
茎につく葉は互い違いに生え(互生)、茎の上部へいくほど小さくなる。
開花時期は5月から9月くらいである。
花茎を伸ばして穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い花を疎らにつける。
花径は2センチから3センチで、花冠は5つに裂ける。
1本の雌しべと5本の雄しべがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Verbascum はラテン語の「barba(ひげ)」からきている。
種小名の olympicum は「(ギリシャの)オリンピアの」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Verbascum olympicum


★ずんと咲く背高のっぽのマレインに
 後ずさりして腕組み眺め

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by ryudesuyo | 2016-05-08 11:07 | ゴマノハグサ科

細葉天竺目木(ホソバテンジクメギ)

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細葉天竺目木(ホソバテンジクメギ)はメギ科メギ属(ベルベリス属)の常緑低木である。
ベルベリス属は世界の温帯や熱帯に500種くらいが分布する。
日本にも目木(メギ)などが分布し、属名の和名はメギ属という。
「目木」の名の由来は、煎じたものが目の病気に効くことからきている。
本種の原産地は中国である。
四川省、湖北省に分布し、標高1100メートルから2700メートルの山の斜面や雑木林の中などに生える。
中国名は血紅小檗という。
日本へは第二次世界大戦後に渡来し、庭木とされる。
「天竺」はインドの古称だが、この場合は「遠方の」といった意味合いで使われている。
別名を細葉赤目木(ホソバアカメギ)という。
樹高は1メートルから3メートルである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には棘状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
特徴は、赤い葉が時折混じることである。
開花時期は4月から5月である。
黄色い小さな花を数輪ずつまとめてつける。
花弁は6枚である。
花の後にできる実は楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
実ははじめは赤く、秋に青黒く熟する。
属名の Berberis はこの属の1種の実につけられたアラビア名「berberys」からきている。
種小名の sanguinea は「血のように赤い」という意味である。
写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Berberis sanguinea


★調べてもなかなかわからぬその姿
 また見に行こう天竺目木を

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by ryudesuyo | 2016-04-29 10:02 | メギ科

パエオニア・ムロコセウィツキー

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パエオニア・ムロコセウィツキーはボタン科ボタン属(パエオニア属)の多年草である。
ボタン科は1属だけからなる。
パエオニア属は北半球に40種くらいが分布する。
日本には古い時代に牡丹(ボタン)が渡来しており、属名の和名をボタン属という。
また、自生種としては山芍薬(ヤマシャクヤク)などが分布する。
本種の原産地はコーカサス地方の南東部である。
アゼルバイジャン、ジョージア(グルジア)、ダゲスタンに分布し、山地の岩の斜面に生える。
日本に自生する山芍薬(ヤマシャクヤク)の近縁種である。
英名はゴールデンピアニー(golden peony)という。
ピアニーは芍薬(シャクヤク)の仲間を意味する。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形で、わずかに白い粉を吹く。
開花時期は4月から5月である。
花の色は淡い黄色で、花径10センチ以上ある大輪である。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Paeonia はギリシャ神話の医神「Paeon(ペオン)」の名からきている。シャクヤクの根でプルートーの傷を治した。
種小名の mlokosewitschii はポーランドの植物学者「ムオコシェウィッチ(Ludwik Mlokosiewicz, 1831-1909)さんの」という意味である。mlokosiewicziiとすべきものが誤記された。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Paeonia mlokosewitschii(syn. Paeonia daurica subsp. mlokosewitschii)


★大輪を煌き揺らし重たげに
 咲かる姿息呑むごとく

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by ryudesuyo | 2016-04-28 17:07 | ボタン科