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千島マンテマ(チシママンテマ)

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千島マンテマ(チシママンテマ)はナデシコ科マンテマ属の多年草である。
北海道の東部と後志地方、空知方、礼文島、それに千島に分布し、山地の草原などに生える。
樺太マンテマ(カラフトマンテマ)の変種で、母種に比べて全体に毛深く、葉の幅が広い。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧ⅠA類(CR)に登録されている。
草丈は10~50センチくらいである。
葉の形は披針形で、向かい合って生える(対生)。
長さは15~56ミリくらい、幅は5~15ミリくらいである。
開花時期は7~8月である。
花茎に数個の花を横向きにつける。
白い5弁花で、花びらの先が2つに浅く裂ける。
また、紫がかった筒状の萼が目立つ。
写真は7月に仙台市野草園で撮った。
学名:Silene repens var. latifolia


★愛らしい花の姿が個性的
 千島マンテマ季節を向かえ

千島マンテマ(チシママンテマ)_d0059226_885089.jpg

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by ryudesuyo | 2009-07-26 08:09 | ナデシコ科
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