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人参木(ニンジンボク)

人参木(ニンジンボク)_d0059226_624374.jpg

人参木(ニンジンボク)はクマツヅラ科ハマゴウ属の落葉低木である。
原産地は中国である。
日本でも庭木として植栽されている。
名の由来は、葉が朝鮮人参(チョウセンニンジン)に似ていることからきている。
樹高は1~3メートルくらいである。
葉は手のひら状の複葉で、3~5枚の小葉で構成される。
縁には大きなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は7~8月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、紫色の小さな花をたくさんつける。
花冠は筒状で、先が5つに裂ける。
黒く熟した実は生薬の牡荊子(ぼけいし)といい、感冒薬とされる。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Vitex cannabifolia


★蜜蜂を手招くように花咲かせ
 人参木はいま花盛り

人参木(ニンジンボク)_d0059226_625565.jpg


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by ryudesuyo | 2009-09-25 06:25 | クマツヅラ科
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