海島綿(カイトウメン)はアオイ科ワタ属一年草である。
「海島綿」と書いて「ウミシマワタ」と読ませるものもある。
別名をシーアイランドワタともいう。
原産地は南アメリカのペルーである。
高温多湿の地域に適しており、西インド諸島やブラジルなどの熱帯地域で栽培されている。
綿毛が長く、高級品として扱われている。
草丈は60~120センチくらいである。
葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8~10月である。
花は黄色い5弁花である。
花冠の真ん中は暗赤色をしている。
実は卵形で、熟すと裂けて開き、長い綿毛のある種子を出す。
写真は10月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Gossypium barbadense
★煌きはカリブの海にお似合いか
海島綿の花愛らしく
花図鑑
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