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金鎖(キングサリ)

金鎖(キングサリ)_d0059226_5543566.jpg

金鎖(キングサリ)はマメ科キングサリ属の落葉小高木である。
原産地はヨーロッパ南部である。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
樹高は5メートルから7メートルくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は楕円形である。
開花時期は5月から6月である。
葉の脇から房のような総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を垂れ下げ、黄色い蝶形の花をたくさんつける。
房の長さは20センチから30センチくらいにもなる。
別名を黄花藤(キバナフジ)ともいう。
ただし、フジとは別属でエニシダ属に近い。
有毒植物なので注意が必要である。
和名は英名の golden chain をそのまま訳したものである。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Laburnum anagyroides


★弓形に枝しならせて金鎖
 黄金の色の房を垂れ下げ

金鎖(キングサリ)_d0059226_555285.jpg

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by ryudesuyo | 2010-05-26 05:55 | マメ科
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