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山百合(ヤマユリ)

山百合(ヤマユリ)_d0059226_4231068.jpg

山百合(ヤマユリ)はユリ科ユリ属の多年草である。
日本原産である。
北海道から本州の近畿地方にかけて分布し、山地の林の縁や草地に生える。
庭で育てられることも多い。
自生地によって、箱根百合(ハコネユリ)、吉野百合(ヨシノユリ)、叡山百合(エイザンユリ)、鳳来寺百合(ホウライジユリ)などの名称で呼ばれる。
神奈川県では「県の花」に指定されている。
草丈は100センチから150センチくらいである。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から8月である。
茎先に香りのよい漏斗状の花をつける。
花径は20センチくらいあり、大形である。
花被片は6枚である。
花の色は白く、花被片の先端が反り返るように横向きに咲く。
花被片の真ん中には黄色の筋が入り、赤褐色の斑点がある。
鱗茎は食用になる。
俳句の季語は夏である。
写真は7月に芦ノ湖野草園で撮った。
学名:Lilium auratum


★山百合のここにいますと咲く姿
 息飲むように佇み眺め

山百合(ヤマユリ)_d0059226_4232581.jpg

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by ryudesuyo | 2010-07-24 04:24 | ユリ科
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