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浜蔓穂(ハマツルボ)

浜蔓穂(ハマツルボ)_d0059226_5555322.jpg

浜蔓穂(ハマツルボ)はユリ科ツルボ属の多年草である。
分布域ははっきりしないが、三浦半島などの海岸付近の草地に生える。
山野に生える蔓穂(ツルボ)の海岸型変種である。
草丈は20センチから30センチくらいである。
葉は線形で、基本種に比べて分厚く幅も広い。
開花時期は9月から10月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅紫色の花をたくさんつける。
花びら(花被片)は6枚で横に開く。
雄しべは6本で花被片と同じくらいの長さである。
雌しべは1本である。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Scilla scilloides var. litoralis


★ぼってりと葉を太くして浜蔓穂
 潮風などにびくともせぬと

浜蔓穂(ハマツルボ)_d0059226_5561286.jpg

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by ryudesuyo | 2010-08-24 05:56 | ユリ科
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