パフィオペディルム・スピケリアヌムはラン科トキワラン属の多年草である。
種小名の片仮名表記は「スピセリアヌム」や「スパイセリアナム」など様々である。
原産地はミャンマーの西部とインドのアッサム地方である。
標高600メートルから2000メートルくらいの石灰岩地域に生える地生種である。
草丈は15センチから20センチくらいである。
葉は長い楕円形で艶がある。
開花時期は11月から3月くらいである。
茎先に花径6センチから7センチの花を1輪つける。
花の形はかなり個性的である。
花の色は緑褐色ないし黄緑褐色がベースになる。
背萼片は上部が白く、真ん中に紅紫色の縦筋が入る。
側花弁は縁が波打ち、真ん中に紅紫色の縦筋が入る。
唇弁の上部には淡い紫色の仮雄ずいがある。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Paphiopedilum spicerianum
★滑稽に着飾り咲いた花姿
何とも可愛いスピケリアヌム
花図鑑
今日の花ドットコム
|
|