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黄花の石斛(キバナノセッコク)

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黄花の石斛(キバナノセッコク)はラン科セッコク属の多年草である。
四国から沖縄にかけてと八丈島に分布する着生種である。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国などにも分布する。
環境省レッドリスト(2007)では、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
茎は普通は下垂し、長さが15センチから40センチくらいになる。
葉は披針形で、数枚が互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から10月くらいである。
淡い黄緑色をした数輪の花をつける。
唇弁には紅紫色の斑紋が入る。
写真は10月につくば植物園の絶滅危惧植物展で撮った。
学名:Dendrobium stricklandianum(=Dendrobium tosaense)


★小振りでもしっかりとした花の色
 静かに咲いた黄花の石斛
黄花の石斛(キバナノセッコク)_d0059226_1181168.jpg

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by ryudesuyo | 2010-11-28 11:09 | ラン科
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