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ブルボンゼラニウム

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ブルボンゼラニウムはフウロソウ科テンジクアオイ属の多年草である。
和名を匂天竺葵(ニオイテンジクアオイ)という原種の原産地は南アフリカのケープ地方である。
エッセンシャルオイルの原料となる。
そのため、原産地をはじめエジプト、レユニオン島、アルジェリア、モロッコ、フランスなど各地で品種改良が行われ栽培されている。
本種はフランスで改良されたバラの香りがするハーブである。
草丈は20~80センチくらいである。
葉は心臓形で、3つに深く裂け、裂片の先が更に3つに裂ける。
開花時期は3~7月である。
花の色は淡い紅紫色である。
花びらは5枚である。
上部の2枚の花びらには濃い紅紫色の斑が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Pelargonium はギリシャ語の「pelargos(コウノトリ)」からきている。実の形がコウノトリのくちばしに似ることから名づけられた。
種小名の graveolens は「強い臭いのある」という意味である。
品種名の Bourbon は近世フランスの王朝名からきている。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Pelargonium graveolens 'Bourbon'


★小さくて可愛い花が目ひくよ
 香りはどうと顔近づけて
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by ryudesuyo | 2011-07-23 11:16 | フウロソウ科
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