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瑠璃色蔓茄子(ルリイロツルナス)

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瑠璃色蔓茄子(ルリイロツルナス)はナス科ナス属の常緑蔓性低木である。
原産地は西インド諸島である。
現在では熱帯地域で広く植栽され、逸出したものが熱帯雨林の林の縁などで野生化している。
日本では沖縄に帰化している。
別名を房成蔓茄子(フサナリツルナスビ)ともいう。
学名のソラヌム・シーフォーシアヌムで表示するものもある。
樹高は3~4メートルくらいになる。
他の樹木などに絡みついて伸びる。
全体に毛や棘は生えていない。
葉は卵形で羽状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7~8月である。
暖地では周年開花をする。
葉の脇から集散花序を(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、花径2~3センチの青紫色の花をたくさんつける。
花径は3センチくらいである。
花冠は鐘状で先が星形に5つに裂ける。
雄しべは5本である。
黄色い葯(雄しべの花粉を入れる袋)が目立つ。
花の後にできる実は直径5~10ミリくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、真っ赤に熟する。
属名の Solanum はラテン語の「solamen(安静)」からきているという説がある。
種小名の seaforthianum は収集した「シーフォース(L. Seaforth)さんの」という意味である。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Solanum seaforthianum


★熱帯のジャングルの中這い登り
 咲かせる花は瑠璃の輝き
瑠璃色蔓茄子(ルリイロツルナス)_d0059226_1334568.jpg

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by ryudesuyo | 2011-09-17 13:36 | ナス科
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