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匂い棕櫚蘭(ニオイシュロラン)

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匂い棕櫚蘭(ニオイシュロラン)はリュウゼツラン科センネンボク属の常緑小高木である。
分類体系によってはラクスマニア科とされる。
原産地はオーストラリア、ニュージーランドである。
日本でも関東地方より南で公園樹や庭木とされる。
別名を千年木蘭(センネンボクラン)という。
樹高は5~9メートルくらいである。
原産地では15~20メートルに達する高木である。
樹皮は灰褐色をしており、コルク質で細かくひび割れる。
生える葉は剣状で、茎先に放射状に輪生する。
葉には艶がある。
開花時期は5~6月である。
葉の間から複数の円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、香りの良い白い花をつける。
花径は8ミリくらいである。
花弁は6枚で、先が反り返る。
花の後にできる実は球形で、青みがかった白色である。
属名の Cordyline はギリシャ語の「kordyle(棍棒)」からきている。広がる根茎の様子から名づけられた。
種小名の australis は「南半球の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Cordyline australis


★世の中に不思議な樹木あるものと
 驚きつ見る匂い棕櫚蘭
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by ryudesuyo | 2012-02-12 14:56 | リュウゼツラン科
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