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匂い立坪菫(ニオイタチツボスミレ)

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匂い立坪菫(ニオイタチツボスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
北海道の南西部から九州にかけて分布し、日当たりのよい山地や丘陵の草原に生える。
海外では、朝鮮半島、中国の東北部にも分布する。
草丈は10~30センチくらいである。
花の咲くころは3~10センチくらいである。
有茎種である。
葉は心形で、長さが1~3センチくらいある。
開花時期は4~5月である。
花径は15~20ミリくらいである。
花の色は紅紫色で、真ん中は白い。
花弁には丸みがある。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)は太目でぼってりしている。
花の柄には毛が生える。
花はよい香りがする。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はギリシャ神話に登場する女性イーオー(Io)に由来する。雌牛に変身させられ、スミレを常食にした。
種小名の obtusa は「円味を帯びた」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Viola obtusa


★香りよく丸みを帯びた花びらを
 咲かせてみせるこのひと時に
匂い立坪菫(ニオイタチツボスミレ)_d0059226_8432819.jpg

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by ryudesuyo | 2012-03-11 08:46 | スミレ科
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