平林寺菫(ヘイリンジスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
和名の由来は、さいたま市岩槻区の平林寺で発見されたことからきている。
菫(スミレ:Viola mandshurica)と姫菫(ヒメスミレ:Viola confusa subsp. nagasakiensis)の自然交雑種である。
菫(スミレ)は日本各地に分布し、姫菫(ヒメスミレ)は本州から九州にかけて分布する。
本種は両種の生える場所で稀に見かけられる。
開花時期は3~6月くらいである。
花の特徴は2つの種の中間形である。
花の色は濃い紫色で、5枚の花びらのうち横に2枚生える側弁のつけ根には毛がある。
葉は長い三角形のような形をした披針形で、姫菫(ヒメスミレ)に近い。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の hiyamae は人名由来だがそこまでしかわからない。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の菫展で撮った。
学名:Viola x hiyamae
★この菫どこに違いがあるのかな
花びら見詰め葉っぱを見詰め
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