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大葉子(オオバコ)

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大葉子(オオバコ)はオオバコ科オオバコ属の多年草である。
漢字では「車前草」とも書く。
日本各地に分布し、道端や空地などにごく普通に生える。
葉や花茎には踏みつけに適応できる丈夫な維管束が発達しており、適度な踏みつけによって生き延びることができる。
草丈は10~50センチくらいである。
葉は根本から出ており、卵形で縁が波打つ。
開花時期は4~9月くらいである。
花茎を伸ばし、穂状に多数の白い花を密集してつける。
葉と種子は咳止めの薬になる。
写真は7月に軽井沢の塩沢湖で撮った。
俳句では「車前草の花」が夏の季語である。
学名:Plantago asiatica

★目立たない姿でじっと踏むを待つ
 大葉子の花緑に溶けて
by ryudesuyo | 2005-08-22 20:21 | オオバコ科
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