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星鶴蘭(ホシツルラン)

星鶴蘭(ホシツルラン)_d0059226_1334433.jpg

星鶴蘭(ホシツルラン)はラン科エビネ属の多年草である。
小笠原母島の固有種で、常緑樹の林の中に生える。
1983年に新種として記載された。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧IA類(CR)に登録されている。
和名の由来は、星さんの発見した鶴蘭(ツルラン)に似た花という意味である。
草丈は50~100センチである。
葉は大形の長い楕円形である。
開花時期は8~10月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径2センチくらいの白い花をたくさんつける。
花は横に開き、長い距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)がある。
花被弁は扇状に広がり、唇弁のつけ根の部分の突起が着色しない。
属名の Calanthe はギリシャ語の「calos(美)+anthos(花)」からきている。
種小名の hoshii は発見者「星典(ほしあつし)さんの」という意味である。
写真は7月に神代植物公園で撮った。
学名:Calanthe hoshii


★未整理の写真の中に見つけたよ
 煌くような花の姿を
星鶴蘭(ホシツルラン)_d0059226_13342748.jpg

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by ryudesuyo | 2012-08-06 13:41 | ラン科
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