人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 鴨茅(カモガヤ) 草紫陽花(クサアジサイ) >>

嫁菜(ヨメナ)

嫁菜(ヨメナ)_d0059226_11532367.jpg

嫁菜(ヨメナ)はキク科ヨメナ属(シオン属)の多年草である。
日本固有種である。
本州の中部地方から九州にかけて分布し、草原や畦道などに普通に生える。
草丈は50~100センチくらいである。
茎は上部で少し枝分かれをする。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の色は濃い緑色で、艶はあまりない。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は8~10月くらいである。
舌状花は白ないし淡い紫色で、筒状花は黄色である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
実には冠毛はない。
春の若葉は食用となり、これが和名の由来ともなっている。
和名の由来は、婿菜(ムコナ)とも呼ばれる白山菊(シラヤマギク)との対比でつけられたものである。
属名の Kalimeris は、ギリシャ語の「kalos(美しい)+mero(部分)」からきている。花弁が美しいことから名づけられた。
種小名のyomena は日本語の「ヨメナ」のことである。
写真は9月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Kalimeris yomena(=Aster yomena)


★野の花をここで撮るのも悔しいが
 西の花ゆえ機会も乏しく
嫁菜(ヨメナ)_d0059226_11534163.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル



by ryudesuyo | 2012-08-11 11:57 | キク科
<< 鴨茅(カモガヤ) 草紫陽花(クサアジサイ) >>