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デルフィニウム・エラツム

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デルフィニウム・エラツムはキンポウゲ科オオヒエンソウ属の多年草である。
ヨーロッパのピレネー山脈から西アジアにかけて分布し、山地の草地や岩礫地に生える。
英名はキャンドル・ラークスパー(candle larkspur)である。
園芸種のデルフィニウムの交配親の1つである。
草丈は120~180センチくらいである。
葉は手のひら状に切れ込み、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~8月くらいである。
茎先に穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、濃い青色の花をたくさんつける。
花弁のように見えるのは萼片で5枚ある。
花の後ろに飛び出た距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)が目立つ。
花弁は萼片の内側に4枚あるが、短くて目立たない。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
アルカロイドの1種であるデルフィニンを有し、有毒である。
属名の Delphinium はギリシャ語の「delphinos(イルカ)」からきている。蕾の形から名づけられた。
種小名の elatum は「背の高い」という意味である。
写真は7月に北大植物園で撮った。
学名:Delphinium elatum


★鮮やかな青が朝日に照り映える
 燕のようにイルカのように
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by ryudesuyo | 2012-08-21 13:33 | キンポウゲ科
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