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蔓豆(ツルマメ)

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蔓豆(ツルマメ)はマメ科ダイズ属の一年草である。
北海道から九州にかけて分布し、道端や空き地に生える。
海外では、朝鮮半島、台湾、中国、ロシア極東部などにも分布する。
別名を野豆(ノマメ)とも言う。
大豆(ダイズ)の原種と考えられている。
蔓性で蔓は2~3メートルくらいに伸びる。
茎は細く、褐色の逆毛が生える。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は長さ3~8センチの幅の狭い卵形で、表面には毛が生える。
開花時期は8~9月くらいである。
花径は1センチに満たないが、鮮やかな紅紫色をした蝶形の花が群がってつく。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
長さ2~3センチで、淡い褐色の毛が密生する。
属名の Glycine はギリシャ語の「glycys(甘い)」からきている。大豆の味からつけられた名である。
種小名の soja は「醤油」の意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Glycine soja


★枝豆とよく似た莢がつくという
 蔓豆の花米粒のよう
蔓豆(ツルマメ)_d0059226_1738568.jpg

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by ryudesuyo | 2012-09-05 17:40 | マメ科
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