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柳蘭(ヤナギラン)

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柳蘭(ヤナギラン)はアカバナ科ヤナギラン属の多年草である。
中部地方以北の本州から北海道にかけて分布し、日当たりのよい亜高山帯の草地に群生する。
名の由来は、細長い葉が柳(ヤナギ)に似ていて、花が蘭(ラン)を思わせるところからきている。
草丈は100~150センチくらいになる。
強い生命力をもっており、伐採地や山火事の跡などに大群落をつくる。
しかし、土壌が安定するにつれて他の植物に取って代わられる。
開花時期は7~9月である。
花の色はピンクで、花径2~3センチの四弁花を咲かせる。
筒状花で、先端には糸のような花柱が伸びている。
写真は7月に鬼押出しの花木園で撮った。
学名:Epilobium angustifolium

★咲き昇る花はピンクの柳蘭
 背高のっぽに高原の風
by ryudesuyo | 2005-09-04 10:53 | アカバナ科
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