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八丈かぐま(ハチジョウカグマ)

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八丈かぐま(ハチジョウカグマ)はシシガシラ科コモチシダ属の常緑多年草である。
本州の千葉県から沖縄にかけて分布するシダ植物である。
伊豆諸島や小笠原諸島にも分布する。
海外では、台湾、中国、フィリピンにも分布する。
「かぐま」というのはシダの古名だが、語源ははっきりしていない。
分類の仕方によっては子持ち羊歯(コモチシダ)の変種とされ、別名を台湾子持ち羊歯(タイワンコモチシダ)という。
大形で、葉の長さは2メートルに達する。
2回羽状複葉で、上部の羽片は葉軸にくっつく。
葉脈は網目をつくる。
胞子嚢(胞子をつくる場所)群は羽軸に接してつく。
葉の表面に新芽をたくさんつける。
属名の Woodwardia はイギリス人の植物学者「ウッドワード(T. J. Woodward,1745-1820)さん」の名からきている。
種小名の prolifera は「突起のある」という意味である。
写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Woodwardia prolifera(=Woodwardia orientalis var. formosana)


★南国でぐんぐん育つ子持ち羊歯
 背丈を超える大きさになり
八丈かぐま(ハチジョウカグマ)_d0059226_9505233.jpg

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花・ガーデニング
by ryudesuyo | 2012-10-28 09:53 | シシガシラ科
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