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蓬莱蕉(ホウライショウ)

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蓬莱蕉(ホウライショウ)はサトイモ科ホウライショウ属(モンステラ属)の蔓性常緑多年草である。
モンステラ属は熱帯アメリカに60種くらいある。
学名のモンステラ・デリキオサで表示をしているところもある。
種小名の読み方は「デリシオサ」とする場合もある。
原産地はメキシコである。
茎からでた気根(空気中に伸びる根)で他の樹木などをよじ登る。
大きなものは7~8メートルにもなる。
葉の取れた跡が節状になる。
葉は卵形である。
革質で、成長すると側脈に沿って羽状に切れ込んだり穴があいたりする。
葉が左右対称なのが特徴である。
開花時期は8~9月である。
クリーム色の仏炎苞に包まれた肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出し、目立たない花をつける。
実は円筒形で、バナナやパイナップルに似た味がして食用になるが、一般にはあまり流通していない。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
観葉植物として温室で栽培される。
「蓬莱」は神仙の地を指し、「蕉」は芭蕉のことである。
属名の Monstera はラテン語の「monstrum(不思議な)」からきている。
種小名の deliciosa は「快い」という意味である。
写真は11月に新宿御苑で撮った。
学名:Monstera deliciosa


★一目見て熱帯育ちと思わせる
 蓬莱蕉の不気味な姿
蓬莱蕉(ホウライショウ)_d0059226_935589.jpg

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花・ガーデニング
by ryudesuyo | 2012-11-15 09:40 | サトイモ科
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