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瓔珞檜葉(ヨウラクヒバ)

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瓔珞檜葉(ヨウラクヒバ)はヒカゲノカズラ科コスギラン属(ヒカゲノカズラ属)の多年草である。
鹿児島県から沖縄県にかけて分布し、沢沿いの樹の幹や岩に着生するシダ植物である。
海外では、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、オーストラリア、南太平洋の熱帯、亜熱帯地域に広く分布する。
環境省のレッドデータブックでは、「IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
「瓔珞」は釣鐘形をした仏具の飾りのことである。
先が二股に分かれて垂れ下がる様子をたとえたものである。
草丈は20~80センチくらいである。
胞子嚢(胞子をつくる場所)は葉の下部に紐のようにぶら下がってつく。
属名の Huperzia はドイツ人の植物学者「フペル(Johann Peter Huperz, 1771-1816)さん」の名からきている。
種小名の phlegmaria はギリシャ語の「phlegma(炎)+oura(尾)」からきている。
写真は9月につくば植物園で撮った。
学名:Huperzia phlegmaria(syn. Lycopodium phlegmaria)


★垂れ下がる姿がどこか面白い
 瓔珞檜葉は南国のシダ

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花・ガーデニング
by ryudesuyo | 2013-08-25 13:33 | ヒカゲノカズラ科
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