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アスパラガス・デンシフロルス

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アスパラガス・デンシフロルスはユリ科クサスギカズラ属の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科とされる。
原産地は南アフリカのケープ地方の南東部、クワズール・ナタール州、モザンビークなどである。
読み方はアスパラグス・デンシフロルスとするほうが原語には近い。
箒天門冬(ホウキテンモンドウ)という和名がある。
天門冬(てんもんどう)というのは生薬名で、草杉蔓(クサスギカズラ)の根茎をこう呼んでいる。
草丈は30~90センチくらいである。
茎は槍状となる。
葉は退化した糸状の葉状枝(偽葉)である。
開花時期は5月から9月くらいである。
花径5ミリくらいの緑白色をした釣鐘形の小さな花をつける。
花の後にできる実は直径5ミリくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと赤色になる。
属名の Asparagus はギリシャ語の「a(強勢語)+sparasso(引き裂く)」からきている。はなはだしく裂けるという意味で、葉の状態を表している。
種小名の densiflorus は「あふれるように花をつける」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った園芸品種のマイヤーズ(Myers)である。
学名:Asparagus densiflorus


★なるほどね箒のような形だな
 姿整うデンシフロルス

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花・ガーデニング
by ryudesuyo | 2014-02-14 13:48 | ユリ科
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