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胡麻菜(ゴマナ)

胡麻菜(ゴマナ)_d0059226_19502737.jpg

胡麻菜(ゴマナ)はキク科シオン属の多年草である。
本州に分布し、日当たりのよい山地の草原などに自生する。
地下に太い地下茎があり、直立する茎を出して群生する。
草丈は100~150センチくらいになる。
葉は長楕円形で、粗い鋸歯がある。
茎や葉には細かい毛があってざらつく。
開花時期は8~10月である。
茎の先に多数の小枝を分け、白い菊(キク)に似た花を小さな頭花をたくさんつける。
名の由来は、葉が胡麻(ゴマ)に似ていて、食べられる草であるというところからきている。
なお、北海道や東北北部には大型の蝦夷胡麻菜(エゾゴマナ)が分布する。
写真は8月に箱根湿性花園で撮った。
学名:Aster glehnii var. hondoensis

★秋の野を胡麻菜の花が埋め尽くす
 静かな景色じっと眺めて
by ryudesuyo | 2005-10-24 19:51 | キク科
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